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就活生がオンライン面接、WEB面接で失敗しないためのポイント

新型コロナウイルスの感染拡大を防止するために、政府は東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県に外出自粛要請、休業要請を5月6日まで行う緊急事態宣言を4月7日に発令しました。

その後4月11日に安倍首相は、人と人との接触機会を7~8割減らす目標を達成するには「いまだ通勤者の現状が十分でない面がある」として、在宅勤務を徹底し、出勤者を7割削減するよう訴えています。

IT系企業が先行した在宅勤務も一般企業にまで広く浸透し、在宅勤務が日常の一部になりつつあります。

緊急事態宣言の発令を受け、企業は学生との直接のコンタクトがさらに難しくなり、採用スケジュールの大幅見直しをしています。

会社説明会をオンラインで行なう、採用ページのコンテンツを充実させる等の対応をしていますが、学生との個別のコンタクト、面談や面接をWEB、オンラインで行う企業もでてきました。

政府が要請している新卒採用スケジュールは、採用活動の解禁は6月1日なので、新型コロナウイルスの感染拡大が止まり、終息へ向かうことがはっきりすれば緊急事態宣言も予定通り5月6日までとなり、本採用の面接は今まで通りとしている企業が大半です。

そのシナリオ通り5月6日までに終息の目途が立てば、それ以降は徐々に企業と就活生のFace to faceのコンタクトが復活していく流れになりますが、例年より後倒しのスケジュールになることは避けられないでしょう。

上記はかなり楽観的なシナリオであり、現在一部の企業で実施されているオンライン面談が、本選考の面接として採用されることも考えておくべきでしょう。

すでにオンライン面接を経験している就活生は実感として理解できていると思いますが、オンライン面接には実際にFace to faceで行うリアルな面接とは違った難しさや注意点があります。

この記事では、21年卒就活生に向けてオンライン面接を受ける場合の注意点をまとめて解説します。

オンライン面接で注意すること

オンライン面接を受けたことがない学生でも、SkypeやLINE、Googleハングアウト等でビデオ通話はしたことがあると思うので、そんなにナーバスになる必要はないと思います。

またSNSへの動画投稿で、むしろ得意な方もいると思います。

それでも「面接」という目的では注意すべき点は多いものです。慣れていない方は、なおさら注意が必要です。

環境とハードウェア

オンライン面接の場合、スマートフォンでできないことはないのですが、落ち着いて行うためにはPCとWi―Fiの環境、できれば有線LANケーブルでインターネットに接続できる環境が必要です。

ハード的にはカメラ付きPC、もしくは外付けのクリップカメラは絶対に必要です。ライン入力のヘッドフォン、ライン入力のマイク、マイク付きヘッドフォン(イヤフォン含む)があれば用意しておきましょう(聞きやすさ、自分の声質・音量・明瞭さを確保とハウリング対策のため)

オンライン面接は静かで、邪魔されない、落ち着いてできる場所が必要です。自分の部屋(個室)でPC接続できるのであれば、カメラに映る背景さえ整えれば一番安心だと思います。

もちろん充電に頼らず、PCを電源に繋げておける環境が必要です。

一緒に住んでいる家族や同居人がいる場合は、面接の時間は外に出てもらうか、途中で声をかけないように事前に予定を伝えて、静かにするようにお願いをしておきましょう。

適当な場所がない場合は、大学のキャリアセンターに相談して、大学の施設を使う手もあります。いずれにしても生活音が入らず、自分がその空間をコントロールできる環境を選んでください。

アプリ、ソフトウェアと操作

オンライン面接を行うソフトウェアやアプリの種類はたくさんあります。

面接をする企業がどのアプリやソフトを使用するのかは事前に把握して、準備しておくことが必要です。

通常の場合、企業からメールで使用するソフトやアプリのダウンロードリンクや使用するURLとともに使い方のインストラクションがあるので、指定のURLから登録して入ったり、必要なソフト・アプリを早めにPCにインストールして準備して、操作にもなれておきましょう。

操作に慣れていないと、心理的に不安になり、面接に集中できません。何の問題もなくスムーズにスタートできれば良いのですが、操作が上手くいかず、面接が時間通りに始められないという事態は避けなければいけません。

特に初めて利用するツールの場合は事前に何度かテストを行って、操作方法や映像・音声の出力を確認しておきましょう。

SkypeやGoogle ハングアウト、Zoom、Microsoft Teams, Whreby, BIZMEEなど、誰でも使用可能なものの場合は友人にお願いして模擬的につないでみて、操作チェック、画像や音声の状態のチェックを必ずやっておきましょう。

スマホに対応しているものがほとんどなので、スマホでも面接はできますが、企業側の受けも考えるとPCで実施することをお勧めします。オンライン面接の実施が決定して、PCを持っていない場合は短期のレンタルという方法もあります。WEBで検索してみてください。

オンライン面接・WE面接のカメラ位置

自分のPCのモニター上部にあるカメラ、もしくは外付けしたカメラで映し出されている自分の顔のアングルと、画角、背景がどこまで映り込むかをチェックしましょう。

通常PC内臓のモニター上部のカメラで自分を映した場合、顔を下から撮る状態になるため、自分の視線とカメラの位置がまっすぐ正対になるように、デバイスを少し高めの位置に設置しましょう。

ノートパソコンの画面をいつも通りにしていると、面接官が移っている画面を見下すアングルになってしまい、印象が悪くなります。

カメラ位置も事前の友人とのリハーサル、チェックでいろいろ試してみて調整しておきましょう。

オンライン面接、WEB面接の背景と照明

カメラによってはかなり広角に、且つ鮮明に映るので、背景がごちゃごちゃしていたり、余計なものが映らないようにしてください。

シンプルな無地のカーテンを自分の後ろにもってきたり、薄い色の模造紙を買って隠すなどの工夫はできます。

また外光が入る窓が自分の後ろにある場合、逆光になるため、あなたの顔は黒くなってしまいます。その場合はスタンドを使って自分の顔に光をあてて、顔が黒くなるのを防いでください。

ライティングは重要です。モニター越しに見る印象に大きな差が出るので、こちらも友人とチェックしあいましょう(友人に代わってもらい、あなたが友人のPCモニターでチェックするなど)

日常的に使用しているSkypeやGoogle ハングアウトの自分のアカウントで行う場合は、プロフィール写真もチェックして、あまり奇抜なものであれば差し替えておきましょう。

オンライン面接、WEB面接の服装はどうしたら良いのか

企業側から「普段着」でという指定がある場合はスマートカジュアルで清潔感のある、明るめの服、特に指定のない場合はリクルートスーツにしておきましょう。(オンラインといえで面接なので。リクルートスーツだからというマイナスはない)

オンライン面接、WEB面接の本番時の注意点

目線は画面ではなく、カメラをみること

普通に行うと、画面を見て話すと思いますが、オンライン面接の場合はカメラをみて話しましょう。

あなたが画面を見て話すと、相手のモニターにはあなたが相手を見てしゃべっていない感じで映っています。

リアルな面接では相手の目を見て話すのが鉄則なので、オンライン面接でもそれに近づけることができると印象が違います。

その意味で、あなたが姿勢を正し、顔を正面に向けたところにカメラとモニターがみえるとベストに近いです。ノートPCでもキーボードを使用しなければそんなセッティングは工夫すればできます。

こちらも事前に友人とのリハーサルでいろいろ試してみてください。

面接中は面接に集中して、キーボードを使用しないこと

メモのためにキーボードを使用すると、キーボードを打つ音をマイクが拾ってしまい、相手に不快な音として聞こえてしまいます。メモを取りたいならキーボードは使わずスマホで録音するか、手書きで素早くとるかにしておきましょう。

スマホの受信音や、他の機材、時計などの雑音が面接中に入らないように注視してください。

オンライン面接、WEB面接での話し方のコツ

オンライン面接では、自分の話したことが相手に伝わるのに若干のタイムラグが生じます。ほとんど気にならない時もありますが、通信環境によって若干のラグが発生することを前提に、明瞭に、ゆっくり目に話しましょう。

早口で食い気味に話すと、相手が追い付いてこれず、意図したことがほとんど伝わらないことが良く起こります。

また、一気に言いたいことを長尺で話すと、キャッチアップできないこともよく起こります。

結論から先に話すことはリアルな面接でも同じですが、できるだけ言いたいことを簡潔に、短く話し、文と文の間を一拍おいてしゃべりましょう。

話すスピードと文の長さも、友達とチェックしながら練習をしておきましょう。相手の話すことを聞くことで、自分がどのくらいで話すべきかが分かってきます。

元気に、明るく、オーバー目に話すこと

聞こえてくる声が小さいと、どうしても自信がない印象になってしまいます。

またFace to face の面接と比べて、意欲や熱意を伝える、また相手の感情を動かすことが難しいのがオンライン面接です。

そのため、声はいつも以上に張り気味に、オーバーなくらいに明るく、元気に話すことをおすすめします。

ハイテンションで、身振りや手ぶりを入れて話すぐらいで、ようやく感情が伝わると考えてください。

やりすぎて、おかしなことにならないように、話し方やアクション、リアクション(相手の話に対するアクション)が、どの程度であれば伝わるかも、友人との練習で身に着けておいてください。

はじめは普通に話してみて、どれだけ伝わらないかを実感してから、改善していくやり方をしてください。

聞こえなかったこと、理解できなかったことは聞き直す勇気をもつこと

オンライン面接は、相手の話している内容を理解することがリアルな面接に比べて劣るものです。

音声データは圧縮され、肉声にくらべて聞き取り難くなります。

特に、相手の話し方が早くついていけないことや、なんとなく意識がべつのところにいってしまい、肝心なことを聞き逃したり、最悪は音声が途切れてしまい意味が分からないこともよく起こります。

面接官も「そんなことが良く起こる」ことは理解しているので、相手の質問が理解できない時は聞き直しても問題ありません。

特に「音声が途切れた時」や「小さくなって聞きずらかったとき」は、「途中で音声が途切れてしまったので、申し訳ありませんがもう一度質問をお願いします」と聞き直したり、「○○までは聞こえていたのですが、それ以降は音声が途切れてしまいましたので、○○以降をもう一度お願いします」とリクエストしてください。

思い込みや、知ったかぶり、推測で「おかしな答え」をするより、聞き直してちゃんと答えたほうが良いことは言うまでもありません。

面接官が自分の話したことを「分かりましたか」と聞いてきた場合は、「はい。○○と○○は○○と理解しました」と自分が理解した内容をかいつまんで返しましょう。

「はい」とだけ答えられ、そのあとに無言の数秒が続くと「この学生は本当に理解したのかが不安」な気持ちになることがあります。

あなたの傾聴力や理解力をアピールするチャンスです。分からない場合は「○○の点だけ、もう一度お聞きしてもよろしいでしょうか」と確認をしてください。

オンライン面接を受けられないことだけは絶対に避けること

オンラインで面接を行う場合、企業側は事前にどういう形式で行うか、テクニカルな情報やガイダンスをメールで送ってきます。

それに従って友人に協力してもらい、事前にしっかり準備をすることがオンライン面接をうまくこなす秘訣です。

最悪なのは、事前の準備をせず、当日ぶっつけ本番で行い、うまく繋がらない、操作できない、インストラクション通りに画面が進行せずパニックになり、面接が受けられない事態になることです。

特に、その企業特有のソフトウェアであったり、企業の担当者がその操作になれていなかったりすると、打開策がみあたらず面接ができないこともたまに起こってしまいます。

筆者もオンライン面接とは少し違いますが、海外の多くの拠点を繋いだWEB上での会議を数多く経験していますが、慣れない時は失敗も多く、音声のみで参加(電話会議システムを代用)するなどの苦い経験を沢山しています。それほど遠隔は難しく、思わぬ不都合が起こります。

オンライン面接は遠隔なので企業の担当者にあなたのPCの状態を伝えられず、色々試しても上手くいかないで時間が終わることだけはさけましょう。

自分がエントリーして、選考に残っている企業の動向は常にウォッチしておきましょう。

企業からいきなりオンライン面接といわれても、あせらないように、SkypeやGoogle ハングアウト、Microsoft Teamsなどで友人と模擬面接をして、この記事で解説した勘所をおさえておきましょう。

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