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【例文あり】説得力のある近鉄グループホールディングスへの志望動機の書き方

「就活の答え」では就活生が特に気になる人気企業を選んで、書類選考を突破するための企業別志望動機の作成方法を解説します。

この記事では、難関の近鉄グループホールディングス株式会社への志望動機の例文をあげ、その作成方法を解説しています。

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では早速、例文をみてみましょう。

近鉄グループホールディングスへの志望動機(例文):総合職事務系

あなたが当社を志望した理由と、近鉄グループで挑戦してみたいことを記入してください。(400字程度、450字以内)

私には「事業を興して、人の幸せに貢献したい」というビジョンがあり、貴社であればこのビジョンを実現できると考えました。小中校時代はシンガポールに在住しており、政府と民間企業が一体となって地域開発が大規模に進めていく様を目の当たりにしてきました。日本において多くの人に新たな価値を提供し、生活向上に貢献する仕事の選択肢として、私は民間企業を選択しました。事業構想の自由度も高く、結果責任も明確な点が、私の性格に合っていると考えたためです。貴社は近畿・東海地域を中心に、鉄道・運輸、不動産、流通、ホテル・レジャー等の幅広い事業を展開し、生活に必要不可欠なインフを担っている点に最大の魅力を感じています。私は、担当する事業の最前線で成長しながら結果を求め、また多くの事業を経験することで、事業創造のための全方位的な能力を身に付けていきたいです。そして将来は、生活に大きな影響力を持つ、新たな事業の創造に挑戦したいです。 (405文字)

当社に入社した場合どのような社員になりたいか、将来の姿をイメージして記入してください。(300字程度、350文字以下)

私は目の前にある課題解決に、常に全力を尽くすことで、お客様や社内から信頼される社員になりたいです。大学に取り組んだラクロス部の活動では、チームをまとめていくために、率先して練習に取り組み、また準備や後片付けも全員で行うことを提案し、部員の一体感とチーム意識を高めてきました。問題や課題があっても、自ら考え、動くことによって、信頼感が芽生え、人の意識も変えていけることを学びました。入社後は、担当する仕事やお客様の課題解決に繋がるように、自分の周り、身近なことから社会的な問題まで、広い視野と好奇心を持ち、率先して行動を起こす社員になりたいです。また生涯に渡り成長し続け、仕事で得た経験やノウハウを共有して、チーム全体が成長・前進できるような働き方をしたいです。(330文字)

近年の近鉄グループホールディングスへのエントリーシートでは、志望動機に関連する設問が、「近鉄グループホールディングスを志望した理由と、近鉄グループで挑戦したいこと」及び、「近鉄グループホールディンスに入社した場合、どんな社員になりたいか、将来のイメージ」を聞く、2問で構成されていました。

近鉄グループホールディングスは、近鉄グループ各社のホールディングカンパニーであり、近鉄グループ約150社の総合力を拡充する役割を担っています。具体的な業務は、「近鉄グループ全体の経営方針や経営戦略を立案」、「グループ各社の連携調整」、「グループが有する資源の有効活用や、新規事業の検討」等です。

近鉄グループホールディングスの応募区分は、総合職事務系と、総合職技術系に区分されています。

総合職:

  • 総合職事務系:グループ各社における現業部門または後方部門(グループ事業会社各社へ出向)、近鉄グループホールディングスにおける業務(総務、経理、人事など)
  • 総合職技術系:鉄道技術(土木、建築、電気、車両、情報)に関する業務およびグループ各社技術部門における業務

尚、近鉄グループは、運輸、不動産、流通、ホテル等の事業毎に採用活動を行っています。例えば近畿日本鉄道、近鉄不動産、近鉄百貨店、都ホテルをはじめとする事業会社が、それぞれ採用活動を行っています。

この記事では近鉄グループ全体を統括するホールディング会社である、近鉄グループホールディングス株式会社の総合職への志望動機を解説していきます。

その意味で、広範な事業展開を行っている大手鉄道企業の事務系総合職の志望動機の参考としても活用してください。

企業別志望動機を書き始める前の注意点

志望動機を書き始める前に、絶対に注意しておくべきポイントをあげておきます。

  1. 自分起点、事実起点で、具体的に、ポジティブに書くこと
  2. 志望動機を構成する要素(下記参照)はあらかじめ全て考え、揃えて、文章にまとめておくこと
  3. 志望動機単独で書かない事。ES全体の回答要求項目を精査して、そのバランスの中で何をどの質問に対してメインの要素として書いていくかを決めてから書くこと
  4. ES全体の質問の回答要求項目に対し、文字数制限やスペース制限に従って結論ファーストでドラフトをつくる
  5. ドラフトが完成したら、その上で面接の質問やつっこみ、会話のつかみを想定して志望動機の論理の一貫性が保たれているか、面接のつっこみ質問に耐えられるかを想定し、推敲、改善すること
  6. 完成したら信頼のおける友人や近親者に読んでもらい第三者のアドバイスをもらうこと。リクルーターにコンタクトできる場合は、見てもらえるかを相談してみること
  7. PC上で文字数制限内(少なくとも80%以上)で書き上げ、誤字・脱字をチェックし、手書きの場合はできるかぎり丁寧に、読みやすく清書すること

従ってES解禁前の準備段階では、本サイトや他の信頼のおける就活サイトで志望企業の過去のES(直近年度及びその前)のES内容を把握しておきましょう。

稀に企業の独自の考え方でESに「志望動機」を求めない会社も存在します。その場合でも志望動機は面接時に質問されると考え、以下に解説するロジックに従って作成しておいて下さい。

志望動機の作り方

志望動機の作り方のフローは「志望動機に、あなただけの説得力を増す方法」で詳しく解説しています。作成したことがない方は参照してください。

「就活の答え」では、学生に人気のある50の業界・業種別に志望動機の書き方を解説しています。これらの記事も実践的に具体的な企業名をあげ、過去のESの設問に従って50社の志望動機の作り方を解説しています。以下の記事も是非参考にして下さい。

この記事では、自己分析や企業研究を既に行い志望企業が定まった方が、具体的な企業を例に、どのように志望動機を書くべきかを解説します。

志望動機のロジック

「就活の答え」では、以下のチャートでの志望動機のロジックを推奨しています。「本当のあなた」の価値観から積み上げていくロジックです。

正攻法ですが、ESや面接における他の重要視される質問、例えば近年の近鉄グループホールディングスの場合では、「自己PR」や「長所・特技」、「他の人に負けないこと」に加え、「課外活動(クラブ・サークル・ボランティア・インターン等)についての経験」、「あなたの研究テーマ」等々を答えなければならないため、自分の性格や価値観に紐づいた経験や事実、そこから見出されるあなたの強みと企業選択の理由を結び付けることは非常に重要なエクササイズなのです。

このロジックの一貫性が「就活の軸」です。この軸の説得力があることがESや面接での戦闘力になります。

一部の学生は報酬や福利厚生の良さ、世間体、誰もが知っている大企業、人気企業、上場企業や格好よさげな業界や企業群から企業を選び、赤枠で囲った企業選択理由(志望動機)を考え、後付けでその下の構造を作っていく人もいます。そのやり方自体は理解できますが、お勧めはできません。

そのやり方は時間をセーブできるかもしれませんが、まともな企業であれば一部のハイパー学生(学歴も実績、能力が志望企業の水準に比べてずば抜けて高い学生)しか通用しないでしょう。

あとは人手不足でどんな学生でも欲しい企業、ブラック企業、ブラックでなくても早期離職が当たり前の厳しい業界や企業であれば内定は取れるでしょう。

人事担当や面接官はその企業で評価されている人達です。企業研究の深さや動機の強さ、弱さ、適性はすぐに分かってしまいます。

また鉄道は、「人の生命」を預かる事業であり、安全・安心は絶対的な価値です。そのため鉄道を中核とした企業のコンプライアンスは厳しく、選考過程で「嘘」や「ごまかし」、「不誠実さ」が感じられればなおさら選考を通過させません。

近鉄グループホールディングスへの志望動機(総合職事務系)の例文解説

それでは上記のロジックで積み上げた、近鉄グループホールディングスへの志望動機(総合職事務系)への志望動機を再度例示しておきます。

再掲:あなたが当社を志望した理由と、近鉄グループで挑戦してみたいことを記入してください。(400字程度、450字以内)

私には「事業を興して、人の幸せに貢献したい」というビジョンがあり、貴社であればこのビジョンを実現できると考えました。小中校時代はシンガポールに在住しており、政府と民間企業が一体となって地域開発が大規模に進めていく様を目の当たりにしてきました。日本において多くの人に新たな価値を提供し、生活向上に貢献する仕事の選択肢として、私は民間企業を選択しました。事業構想の自由度も高く、結果責任も明確な点が、私の性格に合っていると考えたためです。貴社は近畿・東海地域を中心に、鉄道・運輸、不動産、流通、ホテル・レジャー等の幅広い事業を展開し、生活に必要不可欠なインフを担っている点に最大の魅力を感じています。私は、担当する事業の最前線で成長しながら結果を求め、また多くの事業を経験することで、事業創造のための全方位的な能力を身に付けていきたいです。そして将来は、生活に大きな影響力を持つ、新たな事業の創造に挑戦したいです。 (405文字)

再掲:当社に入社した場合どのような社員になりたいか、将来の姿をイメージして記入してください。(300字程度、350文字以下)

私は目の前にある課題解決に、常に全力を尽くすことで、お客様や社内から信頼される社員になりたいです。大学に取り組んだラクロス部の活動では、チームをまとめていくために、率先して練習に取り組み、また準備や後片付けも全員で行うことを提案し、部員の一体感とチーム意識を高めてきました。問題や課題があっても、自ら考え、動くことによって、信頼感が芽生え、人の意識も変えていけることを学びました。入社後は、担当する仕事やお客様の課題解決に繋がるように、自分の周り、身近なことから社会的な問題まで、広い視野と好奇心を持ち、率先して行動を起こす社員になりたいです。また生涯に渡り成長し続け、仕事で得た経験やノウハウを共有して、チーム全体が成長・前進できるような働き方をしたいです。(330文字)

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要素の分解:

結論 1-1:近鉄グループホールディングスを志望した理由 

  • 私には「事業を興して、人の幸せに貢献したい」というビジョンがあり、貴社であればこのビジョンを実現できると考えました
    • →近鉄グループホールディングスを志望した理由を、結論ファーストでストレートに記述
    • →例文の場合は、志望者の実現したいビジョンが実現できると考えたことを理由としているため、「挑戦したいこと」の回答としても読める内容になっているため、冒頭でこの設問全体の結論として機能させている
  • 小中校時代はシンガポールに在住しており、政府と民間企業が一体となって地域開発が大規模に進めていく様を目の当たりにしてきました
    • →冒頭の結論(理由)を、志望者独自の体験・視点を前提とすることで根拠(RTB: Reason to believe)とし、補強する(例文の場合は、海外における地域の大規模開発の体験)
  • 日本において多くの人に新たな価値を提供し、生活向上に貢献する仕事の選択肢として、私は民間企業を選択しました。事業構想の自由度も高く、結果責任も明確な点が、私の性格に合っていると考えたためです
    • →多くの人々の生活に貢献する、地域を巻き込む大きな事業を、日本で行う場合には公務員とって公共インフラを担う選択肢もあるが、この志望者独自の価値観から民間企業を選択したことを明確にしてその理由も記述し、近鉄グループホールディングスを志望した理由として読める構造としている
  • 貴社は近畿・東海地域を中心に、鉄道・運輸、不動産、流通、ホテル・レジャー等の幅広い事業を展開し、生活に必要不可欠なインフを担っている点に最大の魅力を感じています
    • →近鉄グループホールディングスでなければならない理由として、近鉄グループの独自性を基に、それに大きな魅力を感じたことを記述し根拠(RTB: Reason to believe)として補強
    • →ここまでは理由を説明しているが、同時に「挑戦したいこと」の根拠としても読める内容としている

 

結論 1-2:近鉄グループホールディングスで挑戦したいこと

  • 私は、担当する事業の最前線で成長しながら結果を求め、また多くの事業を経験することで、事業創造のための全方位的な能力を身に付けていきたいです
    • →志望者のビジョンを実現するために、「仕事」という文脈で何に挑戦したいか、入社して何を、どうやって成し遂げたいかを、成長への意欲の表現を使用して意思表示をする
  • そして将来は、生活に大きな影響力を持つ、新たな事業の創造に挑戦したいです
    • →冒頭のビジョンを実現することが、近鉄グループホールディングスで挑戦したいことという構造をつくり、冒頭から最後までの一貫性を強めて文を締める

結論 2:近鉄グループホールディングスに入社後、どんな社員になりたいか(将来の姿をイメージして記入)

  • 私は目の前にある課題解決に、常に全力を尽くすことで、お客様や社内から信頼される社員になりたいです
    • →前問の回答が、志望者の大きなビジョンを提示したことを補完する意味で、それを実現するプロセスとして着実に現業に取り組んでいくことを決意として表明
    • →「夢」ではなく、「夢の実現のために必要なこと」を志望者の視点で記述
  • 大学に取り組んだラクロス部の活動では、チームをまとめていくために、率先して練習に取り組み、また準備や後片付けも全員で行うことを提案し、部員の一体感とチーム意識を高めてきました
    • →入社後の自分のイメージを描いた根拠として、例文の場合は大学時代の部活動の経験(エピソード)と、経験から来る学びや、その結果を記述
  • 問題や課題があっても、自ら考え、動くことによって、信頼感が芽生え、人の意識も変えていけることを学びました
    • →志望者の体験から主張できる「主体性」や「行動力」をアピール
  • 入社後は、担当する仕事やお客様の課題解決に繋がるように、自分の周り、身近なことから社会的な問題まで、広い視野と好奇心を持ち、率先して行動を起こす社員になりたいです
    • →現業で日常的に直面する問題・課題解決にきめ細かく全力に取り組むこと、それと同時に社会的な問題・課題解決という視野を持って主体的に働く社員の姿を「なりたい社員」のイメージとして記述
  • また生涯に渡り成長し続け、仕事で得た経験やノウハウを共有して、チーム全体が成長・前進できるような働き方をしたいです
    • →長期に渡り成長しつづける意識を持ち、チームとしての成長に貢献する働き方をする社員を「自分のなりたい姿」として提示し、意欲の表現で文を締める

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まとめ

ESの設問のパターンによって答え方、書き方をアレンジする必要はありますが、志望動機のロジックツリーはあらかじめ作っておけるはずです。あなたの軸が強ければ後は書き方を工夫すれば良いだけです。

例文は総合職事務系の志望動機ですが、他の分野への志望理由にも応用は可能です。要素の分解の→以下の要素を参考にしながら、自分のオリジナルを作っていくことです。例文は要素や文脈、構成の参考に止め、内容は自分自身の言葉で紡いでいきましょう。

またインターンシップに参加できた人は、その体験を通じての気づきや感動、近鉄グループホールディングスの社員から得られたものを理由にあげることで、実際の体験を通じた「近鉄グループならでは」を表現することも非常に有効です。インターンシップに参加できた方はぜひ検討してみて下さい。

稀にESで志望動機の記述を求めない企業もありますが、面接では志望動機関連の質問は絶対にありますので、しっかり準備をしておきましょう。

そして文章化したものを信用のおける第三者にみてもらい、ブラシュアップをしていきましょう。

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