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【例文あり】国際協力銀行(JBIC)への志望動機に説得力を増す書き方

「就活の答え」では就活生が特に気になる企業を選んで、書類選考を突破し内定に導くための企業別志望動機の作成方法を解説します。この記事では国際協力銀行(JBIC)への志望動機の例文をあげ、その作成方法を解説しています。

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では早速、例文をみてみましょう。

国際協力銀行への志望動機(例文)

あなたが仕事を選ぶ際に最も大切にしていることについて、300字以内で述べてください。その際、その中でどうして国際協力銀行を志望するのかについても、併せて述べてください

仕事を選ぶ際に最も大切にしていることは、「自分という存在とその仕事が社会と未来にポジティブな影響を与えられるか否か」である。私は人口経済学の研究から、少子高齢化と人口減少が進む日本の未来に大きな危機感を持っている。日本は他国との価値の交換なくして成り立たず、その関係性の中で日本や日本企業の価値の追求をするべきと考える。その為には長期的な視点での融資や投資、特に大規模プロジェクトでは企業では担いきれないリスクを補完する金融の役割が重要と考えた。貴行の少数精鋭の組織の中で困難な仕事にチャレンジして成長を遂げ、海図なき世界情勢における『羅針盤』となって日本と世界の未来に貢献するために貴行を志望する。(300文字)

企業別志望動機を書き始める前の注意点

志望動機を書き始める前に、絶対に注意しておくべきポイントをあげておきます。

  1. 自分起点、事実起点で、具体的に、ポジティブに書くこと
  2. 志望動機を構成する要素(下記参照)はあらかじめ全て考え、揃えて、文章にまとめておくこと志望動機単独で書かない事
  3. ES全体の回答要求項目を精査して、そのバランスの中で何をどの質問に対してメインの要素として書いていくかを決めてから書くこと
  4. ES全体の質問の回答要求項目に対し、文字数制限やスペース制限に従って結論ファーストでドラフトをつくる
  5. ドラフトが完成したら、その上で面接の質問やつっこみ、会話のつかみを想定して志望動機の論理の一貫性が保たれているか、面接のつっこみ質問に耐えられるかを想定し、推敲、改善すること
  6. 完成したら信頼のおける友人や近親者に読んでもらい第三者のアドバイスをもらうこと。リクルーターにコンタクトできる場合は、見てもらえるかを相談してみること
  7. PC上で文字数制限内(80%以上)で書き上げ、誤字・脱字をチェックし、手書きの場合はできるかぎり丁寧に、読みやすく清書すること

従ってES解禁前の準備段階では、本サイトや他の信頼のおける就活サイトで志望企業の過去のES(直近年度及びその前年)のES内容を把握しておきましょう。

企業によってはESに「志望動機」の記載を求めない会社も存在します。その場合でも志望動機は面接時に質問されると考え、以下に解説するロジックに従って作成しておいて下さい。

志望動機の作り方

志望動機の作り方のフローは「志望動機に、あなただけの説得力を増す方法」で詳しく解説しています。まだ志望動機とは何かが良く分からない人や、作成したことがない方は参照してください。

「就活の答え」では、学生に人気のある50の業界・業種別に志望動機の書き方を解説しています。これらの記事も実践的に具体的な企業名をあげ、過去のESの設問に従って50社の志望動機の作り方を解説しています。以下の記事はブックマークやお気に入りに登録しておくととても便利です。

この記事では、自己分析や国際協力銀行の企業研究を既に充分行なった方を対象に志望動機をどのように書くべきかを解説します。

志望動機のロジック

「就活の答え」では、以下のチャートでの志望動機のロジックを推奨しています。「本当のあなた」の価値観から積み上げていくロジックです。

正攻法ですがESや面接における他の重要視質問、例えば「学部・学科の専攻の理由」や「学生時代に時間をかけて取り組み、やり遂げた重要な実績を2つ挙げ、各実績について、あなた自身が果たした役割や創意工夫した点を述べる」、「あなたのこれまでの人生における「挫折」及びあなたが将来果たしたい「使命」について述べる」、「これだけは人に負けないと自負している点」等々を答えなければならないため、自分の性格や価値観に紐づいた経験や事実、そこから見出されるあなたの強みと企業選択の理由を結び付けることは非常に重要なエクササイズなのです。

このロジックの一貫性が「就活の軸」と言えるものです。この軸に説得力があることがESや面接での戦闘力になります。

一部の学生は報酬や福利厚生の良さ、世間体、誰もが知っている大企業・人気企業、上場企業や格好よさげな業界や企業群から企業を選び、赤枠で囲った企業選択理由(志望動機)をはじめに考え、後付けでその下の構造を作っていく人もいます。そのやり方をしたくなる気持ちは理解できますが、お勧めはできません。

そのやり方は時間はセーブできるかもしれませんが、まともな企業であれば一部のハイパー学生(学歴も実績、能力が志望企業の水準に比べてずば抜けて高い学生)しか通用しないでしょう。

あとは人手不足でどんな学生でも欲しい企業、ブラック企業、ブラックでなくても早期離職が当たり前の厳しい業界や企業であれば内定は取れるでしょう。

人事担当や面接官はその企業で評価されている人達です。企業研究の深さや動機の強さ、弱さ、適性はすぐに分かってしまいます。

また信用を重んじる金融機関であれば、「嘘」や「ごまかし」、「不誠実さ」が感じられればなおさら選考を通過させません。特に国際協力銀行は政府系金融機関です。株式会社ではありますが、公務員並みの厳しいコンプライアンスの遵守が求められることは言うまでもありません。

国際協力銀行への志望動機(例文)の解説

それでは上記のロジックで積み上げた、国際協力銀行への志望動機を再度例示して解説します。国際協力銀行の2020年卒用のESでは志望動機部分が300文字以内と少ないため、設問の趣旨に沿った回答の中で国際協力銀行ならではの特長と、個人としてのビジョを連結して「際協力銀行」を志望する理由、根拠が伝わる工夫をするべきです。ただしあくまで「自分起点」で書くことです。

再掲: あなたが仕事を選ぶ際に最も大切にしていることについて、300字以内で述べてください。その際、その中でどうして国際協力銀行を志望するのかについても、併せて述べてください

仕事を選ぶ際に最も大切にしていることは、「自分という存在とその仕事が社会と未来にポジティブな影響を与えられるか否か」である。私は人口経済学の研究から、少子高齢化と人口減少が進む日本の未来に大きな危機感を持っている。日本は他国との価値の交換なくして成り立たず、その関係性の中で日本や日本企業の価値の追求をするべきと考える。その為には長期的な視点での融資や投資、特に大規模プロジェクトでは企業では担いきれないリスクを補完する金融の役割が重要と考えた。貴行の少数精鋭の組織の中で困難な仕事にチャレンジして成長を遂げ、海図なき世界情勢における『羅針盤』となって日本と世界の未来に貢献するために貴行を志望する。(300文字)

要素の分解:

結論:あなたが仕事を選ぶ際に最も大切にしていること

  • 仕事を選ぶ際に最も大切にしていることは、「自分という存在とその仕事が社会と未来にポジティブな影響を与えられるか否か」である
    • →問われていることに対し、結論ファーストで記述
    • →「最も」と問われていることから、志望者ならではの視点や価値観から、最も重要な一つについて答える

結論のRTB (Reason to believe):

  • 私は人口経済学の研究から、少子高齢化と人口減少が進む日本の未来に大きな危機感を持っている
    • →志望者ならではの情報(この例文の場合は専攻からくる視点、価値観)により根拠づける
    • →「危機感=課題」の設定をリードとし、その課題の解決と国際協力銀行への志望動機につなげる

結論:どうして国際協力銀行を志望するのか

  • 日本は他国との価値の交換なくして成り立たず、その関係性の中で日本や日本企業の価値の追求をするべきと考える
    • →冒頭の就活の軸である、「社会と未来にポジティブな影響」を与えるには、国際関係、他国との関係の中で日本及び日本企業が価値を提供し、またその報酬によって未来を創っていく重要性を志望者の視点で記述
  • その為には長期的な視点での融資や投資、特に大規模プロジェクトでは企業では担いきれないリスクを補完する金融の役割が重要と考えた
    • →国際協力銀行の存在意義、使命と連結して志望理由の結論とする

まとめ:

  • 貴行の少数精鋭の組織の中で困難な仕事にチャレンジして成長を遂げ、海図なき世界情勢における『羅針盤』となって日本と世界の未来に貢献するために貴行を志望する
    • →志望者の国際協力銀行でのキャリアに対する姿勢と国際協力銀行の「中長期ビジョン」と連結して意欲の表現で文を結ぶ

まとめ

ESの設問のパターンによって答え方、書き方をアレンジする必要はありますが、志望動機のロジックツリーはあらかじめ作っておけるはずです。あなたの軸が強ければ後は書き方を工夫すれば良いだけです。この志望者の志望動機の構成は、業務職にも充分応用が可能です。要素の分解の→以下の要素を参考にしながら、自分のオリジナルを作っていくことです。

また国際協力銀行(JBIC)のインターンシップに参加できた人は、その体験を通じての気づきや感動、国際協力銀行の行員から得られたものを理由にあげることで、実際の体験を通じた国際協力銀行「ならでは」を表現することも非常に有効です。インターンシップの厳しい選考を参加できた方はぜひ検討してみて下さい。

稀にESで志望動機の詳細な記述を求めない企業もありますが、面接では志望動機関連の質問は絶対にありますので、しっかり準備をしておきましょう。

そして文章化したものを信用のおける第三者にみてもらい、ブラシュアップをしていきましょう。

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