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【例文あり】東京メトロ(東京地下鉄)への志望動機を的確に書く方法

「就活の答え」では就活生が特に気になる人気企業を選んで、書類選考を突破するための企業別志望動機の作成方法を解説します。]

この記事では東京メトロ(正式社名:東京地下鉄株式会社)への志望動機の例文をあげ、その作成方法を解説しています。

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では早速、例文をみてみましょう。

東京メトロ(東京地下鉄)への志望動機(例文):エキスパート職

東京メトロを志望した理由をご入力ください。(400文字以下)

貴社を志望した理由は大きく3つあります。第一は私が生まれた時から〇〇〇〇駅を最寄り駅として生活してきたため、貴社の鉄道網が移動のライフラインであり、愛着があるためです。幼いころから鉄道が好きで、特に巨大なネットワークがスケジュール通りに稼働していることに大きな魅力を感じてきたことが第二の理由です。第三の理由は、人と接しながら毎日の生活を支える仕事にやりがいや責任を感じていることです。特に首都東京の機能は貴社の存在なくして成り立たないと言ってよいほど重要なインフラです。安全かつ正確な運行は利用者にとっては当たり前のことかもしれませんが、その当たり前をしっかり支える人材になりたいと考えています。エキスパート職は最前線で安全で快適な移動という価値をお客様に直接する提供する仕事です。入社後は駅業務から着実に現場力を磨いていき、チャンスがあれば車掌、運転士へと成長を重ねていきたいと考えています。(398文字)

入社後、東京メトロの社員として取り組みたいことをご入力ください。(400文字以下)

入社後は、駅業務から業務の基礎を学び、当たり前のことを、当たり前にできるように着実に仕事に取組みます。貴社は東京の移動ネットワークを支え、1日平均498万人に安全で快適な移動を提供しています。乗客にとっては、当たり前と思える安全で正確な運行かもしれませんが、それを支えているのは社員の方、一人一人の思いや努力、協働です。私も日々の研鑽を怠らず、緊張感をもってお客様に接し、お客様や社内から信頼していただけるような人材になります。また年齢、性別、国籍や障害の有無など、多様なお客様に地下鉄を安心して利用していただけるようなサービスや、困った時のきめ細かな対応力を身に付けていきます。飲食店のアルバイトで身に付けた、傾聴力、現場対応力やチームワーク力も活かして駅業務を遂行しつつ、職種転換試験にも積極的にチャレンジしていきたいです。将来は車掌、運転士として安全な運行に直接係る仕事も経験したいと考えています。(400文字)

近年の東京メトロのES(エキスパート職)の志望動機は、東京メトロを志望した理由と、入社後、東京メトロの社員として取り組みたいことを聞く、2問で構成されています。

尚、応募区分では、総合職とエキスパート職があり、以下のように区分されています。

総合職:

  • 事務系総合職:運輸営業・事業開発・経営企画・一般管理 (採用学部・学科不問)
  • 技術系総合職:機電系(車両・電気)、土木、建築、ICT(採用学部:機電系:機械系・電気系専攻)、土木(土木系専攻)、建築(建築系専攻)、ICT(情報系専攻))

 

エキスパート職:

  • 運輸職種(駅・車掌・運転士):(採用学部・学科不問)
  • 技術職種 車両職種、電気職種、土木職種:(採用学部:車輛職種(学部・学科不問)、電機職種(電気・電子・情報システム系学科、機械・制御システム系学科)、土木職種(土木系学科)、注:建設職種の新卒採用の有無は年度による)

上記の例文は、エキスパート職の運輸職種の志望動機になります。

近年の総合職用のESでは、「あなたの強みとその強みを活かして当社で挑戦したいこと」(60秒以内の動画で回答)というカタチで志望動機関連の質問が設定されていました。

総合職の場合、キャリア形成や将来のビジョンがエキスパート職とは異なるとはいえ、志望理由は面接時の応答の参考になると思います。

また面接では志望動機に関する質問がでるため、準備はしっかりしておきましょう。

企業別志望動機を書き始める前の注意点

志望動機を書き始める前に、絶対に注意しておくべきポイントをあげておきます。

  1. 自分起点、事実起点で、具体的に、ポジティブに書くこと
  2. 志望動機を構成する要素(下記参照)はあらかじめ全て考え、揃えて、文章にまとめておくこと
  3. 志望動機単独で書かない事。ES全体の回答要求項目を精査して、そのバランスの中で何をどの質問に対してメインの要素として書いていくかを決めてから書くこと
  4. ES全体の質問の回答要求項目に対し、文字数制限やスペース制限に従って結論ファーストでドラフトをつくる
  5. ドラフトが完成したら、その上で面接の質問やつっこみ、会話のつかみを想定して志望動機の論理の一貫性が保たれているか、面接のつっこみ質問に耐えられるかを想定し、推敲、改善すること
  6. 完成したら信頼のおける友人や近親者に読んでもらい第三者のアドバイスをもらうこと。リクルーターにコンタクトできる場合は、見てもらえるかを相談してみること
  7. PC上で文字数制限内(少なくとも80%以上)で書き上げ、誤字・脱字をチェックし、手書きの場合はできるかぎり丁寧に、読みやすく清書すること

従ってES解禁前の準備段階では、本サイトや他の信頼のおける就活サイトで志望企業の過去のES(直近年度及びその前)のES内容を把握しておきましょう。

稀に企業の独自の考え方でESに「志望動機」を求めない会社も存在します。その場合でも志望動機は面接時に質問されると考え、以下に解説するロジックに従って作成しておいて下さい。

志望動機の作り方

志望動機の作り方のフローは「志望動機に、あなただけの説得力を増す方法」で詳しく解説しています。作成したことがない方は参照してください。

「就活の答え」では、学生に人気のある50の業界・業種別に志望動機の書き方を解説しています。これらの記事も実践的に具体的な企業名をあげ、過去のESの設問に従って50社の志望動機の作り方を解説しています。以下の記事も是非参考にして下さい。

この記事では、自己分析や企業研究を既に行い志望企業が定まった方が、具体的な企業を例に、どのように志望動機を書くべきかを解説します。

志望動機のロジック

「就活の答え」では、以下のチャートでの志望動機のロジックを推奨しています。「本当のあなた」の価値観から積み上げていくロジックです。

正攻法ですが、ESや面接における他の重要視される質問、例えば東京メトロの場合では、「自己PR」や「趣味・特技」、「資格・インターンシップ・ボランティア活動・アルバイト等」に加え、「学生時代に最も力を入れて取り組んだこと」、「あなたが周囲からの信頼を獲得するために重要だと考えること」、「あなたの強みとその強みを活かして当社で挑戦したいこと」等々を答えなければならないため、自分の性格や価値観に紐づいた経験や事実、そこから見出されるあなたの強みと企業選択の理由を結び付けることは非常に重要なエクササイズなのです。

このロジックの一貫性が「就活の軸」です。この軸の説得力があることがESや面接での戦闘力になります。

一部の学生は報酬や福利厚生の良さ、世間体、誰もが知っている大企業、人気企業、上場企業や格好よさげな業界や企業群から企業を選び、赤枠で囲った企業選択理由(志望動機)を考え、後付けでその下の構造を作っていく人もいます。そのやり方自体は理解できますが、お勧めはできません。

そのやり方は時間をセーブできるかもしれませんが、まともな企業であれば一部のハイパー学生(学歴も実績、能力が志望企業の水準に比べてずば抜けて高い学生)しか通用しないでしょう。

あとは人手不足でどんな学生でも欲しい企業、ブラック企業、ブラックでなくても早期離職が当たり前の厳しい業界や企業であれば内定は取れるでしょう。

人事担当や面接官はその企業で評価されている人達です。企業研究の深さや動機の強さ、弱さ、適性はすぐに分かってしまいます

また鉄道は、「人の生命」を預かる事業であり、安全・安心は絶対的な価値です。そのためコンプライアンスは厳しく、選考過程で「嘘」や「ごまかし」、「不誠実さ」が感じられればなおさら選考を通過させません。

東京メトロ(東京地下鉄)への志望動機(エキスパート職)の例文解説

それでは上記のロジックで積み上げた、東京メトロ(エキスパート職)への志望動機を再度例示しておきます。

再掲:東京メトロを志望した理由をご入力ください。(400文字以下)

貴社を志望した理由は大きく3つあります。第一は私が生まれた時から〇〇〇〇駅を最寄り駅として生活してきたため、貴社の鉄道網が移動のライフラインであり、愛着があるためです。幼いころから鉄道が好きで、特に巨大なネットワークがスケジュール通りに稼働していることに大きな魅力を感じてきたことが第二の理由です。第三の理由は、人と接しながら毎日の生活を支える仕事にやりがいや責任を感じていることです。特に首都東京の機能は貴社の存在なくして成り立たないと言ってよいほど重要なインフラです。安全かつ正確な運行は利用者にとっては当たり前のことかもしれませんが、その当たり前をしっかり支える人材になりたいと考えています。エキスパート職は最前線で安全で快適な移動という価値をお客様に直接する提供する仕事です。入社後は駅業務から着実に現場力を磨いていき、チャンスがあれば車掌、運転士へと成長を重ねていきたいと考えています。(398文字)

再掲:入社後、東京メトロの社員として取り組みたいことをご入力ください。(400文字以下)

入社後は、駅業務から業務の基礎を学び、当たり前のことを、当たり前にできるように着実に仕事に取組みます。貴社は東京の移動ネットワークを支え、1日平均498万人に安全で快適な移動を提供しています。乗客にとっては、当たり前と思える安全で正確な運行かもしれませんが、それを支えているのは社員の方、一人一人の思いや努力、協働です。私も日々の研鑽を怠らず、緊張感をもってお客様に接し、お客様や社内から信頼していただけるような人材になります。また年齢、性別、国籍や障害の有無など、多様なお客様に地下鉄を安心して利用していただけるようなサービスや、困った時のきめ細かな対応力を身に付けていきます。飲食店のアルバイトで身に付けた、傾聴力、現場対応力やチームワーク力も活かして駅業務を遂行しつつ、職種転換試験にも積極的にチャレンジしていきたいです。将来は車掌、運転士として安全な運行に直接係る仕事も経験したいと考えています。(400文字)

要素の分解:

結論 1:東京メトロを志望した理由

  • 貴社を志望した理由は大きく3つあります
    • 志望する理由を問われているため、その理由を大きく3つに分けて説明することを冒頭で明確にすることで、だらだらとした分かり難い説明になることを防ぐ(「3つ」に分けることに意味がある訳ではなく、文を区切って要点を明確にするため)
  • 第一は私が生まれた時から〇〇〇〇駅を最寄り駅として生活してきたため、貴社の鉄道網が移動のライフラインであり、愛着があるためです
    • この志望者の場合の理由の第一を、志望者独自の情報として、なるべく具体的なイメージが湧くように記述
  • 幼いころから鉄道が好きで、特に巨大なネットワークがスケジュール通りに稼働していることに大きな魅力を感じてきたことが第二の理由です
    • 理由の2番目として、鉄道に興味があり、鉄道のどんなところに惹かれるのかを、入社後にやりたいことと繋がるカタチで表現
  • 第三の理由は、人と接しながら毎日の生活を支える仕事にやりがいや責任を感じていることです。特に首都東京の機能は貴社の存在なくして成り立たないと言ってよいほど重要なインフラです
    • 理由の3番目は、企業選びで譲れないポイントとして、志望者独自の情報(例文の場合は就活の軸)と企業の独自の情報を交わるカタチで記述。理由から動機(より強い理由)への変換
    • ここまでの3つの理由により、東京メトロを志望する理由の根拠(RTB: Reason to believe)とする
  • 安全かつ正確な運行は利用者にとっては当たり前のことかもしれませんが、その当たり前をしっかり支える人材になりたいと考えています
    • 志望する理由から、東京メトロで、どんな人材になりたいかを意欲の表現で記述
  • エキスパート職は最前線で安全で快適な移動という価値をお客様に直接する提供する仕事です
    • 志望している職種が求める資質に関する、志望者の理解を記述
  • 入社後は駅業務から着実に現場力を磨いていき、チャンスがあれば車掌、運転士へと成長を重ねていきたいと考えています
    • エキスパート職から志望者がなりたいと考えている人材像へ成長していく「意欲の表現」で文を締める

結論 2:入社後、東京メトロの社員として取り組みたいこと

 

  • 入社後は、駅業務から業務の基礎を学び、当たり前のことを、当たり前にできるように着実に仕事に取組みます
    • エキスパート職という職務要件から、壮大な将来ビジョンではなく、入社直後からの仕事を「取り組みたいこと」として選択し、志望者の独自の視点で記述
  • 貴社は東京の移動ネットワークを支え、1日平均498万人に安全で快適な移動を提供しています
    • 企業の独自情報を前提として置き、取り組みたいことの根拠として補強する(例文の場合は、東京メトロの事業の特徴と膨大な輸送人員数)
  • 乗客にとっては、当たり前と思える安全で正確な運行かもしれませんが、それを支えているのは社員の方、一人一人の思いや努力、協働です
    • 安全で正確な運行サービスを(1日平均498万人に)提供するために必要なことを、志望者の視点で記述
  • 私も日々の研鑽を怠らず、緊張感をもってお客様に接し、お客様や社内から信頼していただけるような人材になります
    • 当たり前のことを、当たり前にできるように着実に仕事に取組むこと、それによってどんな人材になりたいかを、意欲の表現で記述
  • また年齢、性別、国籍や障害の有無など、多様なお客様に地下鉄を安心して利用していただけるようなサービスや、困った時のきめ細かな対応力を身に付けていきます
    • 当たり前のことを、当たり前にできるようになった上で、(次のステップとして)更に運輸職種(例文の場合は駅業務から)で何に取り組んでいくのかを、改善や向上の視点で記述
  • 飲食店のアルバイトで身に付けた、傾聴力、現場対応力やチームワーク力も活かして駅業務を遂行しつつ、職種転換試験にも積極的にチャレンジしていきたいです
    • 入社後やりたい仕事を志望者独自の「強み」の情報で根拠づける(RTB: Reason to believe)
  • 将来は車掌、運転士として安全な運行に直接係る仕事も経験したいと考えています
    • 志望者が考える、更にその先のキャリアパスを意欲の表現で記述し、文を締める

この例文の場合、志望動機関連の2問に対する回答の一部に、重複した表現が若干みられますが、2問の回答を通じて一貫した志望動機の強さを伝える構成になっています。

学生時代に力を入れたことや、自己PRの記述などで、志望者の強みとしてあげた、傾聴力、現場対応力やチームワーク力が発揮されたエピソードを書くことで、ES全体での一貫性や、志望動機の強さを表現できるのです。

ES全体を俯瞰して、どの質問に対して何を答えるか、全体のドラフトを作って、構成を考え一枚のESであなたの一貫性を伝えられるように推敲していきましょう。

まとめ

ESの設問のパターンによって答え方、書き方をアレンジする必要はありますが、志望動機のロジックツリーはあらかじめ作っておけるはずです。あなたの軸が強ければ後は書き方を工夫すれば良いだけです。

例文はエキスパート職の志望動機ですが、他の分野への志望理由にも応用は可能です。要素の分解の→以下の要素を参考にしながら、自分のオリジナルを作っていくことです。例文は要素や文脈、構成の参考に止め、内容は自分自身の言葉で紡いでいきましょう。

またインターンシップに参加できた人は、その体験を通じての気づきや感動、東京メトロの社員から得られたものを理由にあげることで、実際の体験を通じた「東京メトロならでは」を表現することも非常に有効です。インターンシップに参加できた方はぜひ検討してみて下さい。東京メトロの現業のアルバイトを経験した方も同様です。

ただしその場合でも、東京メトロの社員や企業として、東京メトロの良い点を単にあげるのではなく、必ず自分起点で表現することがポイントです。

稀にESで志望動機の記述を求めない鉄道企業もありますが、面接では志望動機関連の質問は絶対にありますので、しっかり準備をしておきましょう。

そして文章化したものを信用のおける第三者にみてもらい、ブラシュアップをしていきましょう。

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