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【就活の業界研究】証券業界の仕事、やりがい、向き・不向きについて考えてみよう

就活初期にできるだけ幅広い業界・業種を理解するために、業界研究コンテンツを作りました。何故それが大事かに関しては以下の記事を参考にしてください。

「就活の答え」では、証券業界を以下の項目に沿って簡潔に情報をまとめていますので活用してください。この記事では、証券会社の仕事の内容、そこで働く人の代表的な「やりがい」、証券会社に向いている人はどんな人なのか、向いていない人はどういう人なのかを中心に解説しています。また最後に証券会社の類型と主要企業名をリスト化しておきました。就活初期に、業界を素早く俯瞰して、証券業界を志望するかどうかのイメージを固めていきましょう。

証券業界情報の7つのポイントを押さえよう

  • 証券業界のビジネスモデルを理解しよう
  • 証券業界の現状と課題・未来について
  • 証券会社にはどんな仕事があるのか、職種の情報
  • 証券会社に働く人のモチベ―ションは何か
  • 証券会社に向く人、向かない人はどんな人か
  • 証券会社の類型と具体的な主要企業名
  • 大手証券会社の現状と業績

証券会社にはどんな仕事があるのか、職種の情報

 証券会社(ネット証券以外)に入社すると、入社後はOJTも兼ねて営業に配属されるケースが一般的です。証券会社の営業は実力次第で高収入を獲得できるため、新規顧客の開拓も重要な仕事であり、評価にも直結します。

一般的な証券会社の主な職種は以下に大別できます。

  • 営業:個人向け営業、法人営業、コンサルタントと呼ばれる職種
  • 営業支援:販売促進、店頭サービス、オペレーター、事務など営業をサポートする業務を担当します
  • 専門職:アナリスト(株式、債券、企業業績、企業財務、業界・市場動向等のマーケットの調査・分析を行い推奨銘柄や、目標株価を決めて発表する)、金融商品開発業務(投資信託、デリバティブなどの金融商品の開発)、投資銀行業務(新規上場、M&Aや直接金融の財務上の助言や資金調達のサポートを行うコーポレートアドバイザリー)などが主な職種です。
  • トレーダー:自己勘定取引でトレーディング収益を稼ぐスペシャリスト

 

  • バックオフィス業務:
    • 経営企画
    • 人事
    • 総務
    • 法務
    • 広告・広報
    • 経営管理・システム
    • 経理財務

尚、証券会社によって部門別にかなり細かく職種を決めてエントリーしていくパターンと総合職としてエントリーしていくパターンがあるので、証券業界に興味を持ったら、個別企業の採用情報ページで職種のイメージを掴んでください。トレーダーを志望しても、企業がそのような採用方法や方針をとっていなかえれば、エントリーシートの書き方も当然違ってきます。就活初期の段階では、自己分析の結果を横目で見ながら業界毎の職種のイメージを掴んでいきましょう。 

証券会社に働く人のモチベ―ション、「やりがい」は何か

証券会社で働いている人のモチベーションで代表的なものの例をいくつか箇条書きにします。「やりがい」は個人によって千差万別なので、あくまで就活初期段階のリファレンスに過ぎません。自分のモチベーションと重なる部分があるか、ピンとくるかどうかをチエックしましょう。

就活初期の業界検討段階では、価値観や性格が向いているかが大きな問題なので、証券会社のやりがいが色濃く出る、営業社員の「やりがい」の例をいくつか紹介します。共感がもてるかどうか、自分にあてはめるとどうかをチエックしてみてください。

  • 結果を出せば給与に反映され、給与水準も高いため高いモチベーションが維持できる
  • 実施したアドバイスにより、顧客に喜んでもらえる結果となり感謝の言葉をもらった時は大きな喜びを感じる
  • 苦労して新規顧客を開拓できた時に達成感を感じる
  • 結果が出て優秀と評価され、成績表彰されたときに士気があがる
  • お金に関する知識全般が身に着く。知識がないとアドバイスができないため、資格取得も含めてキャリアアップできるし、身に着いた力で自分の意思で生きていける自信がつく
  • お客様の資産運用のサポートによって、長期に渡って信頼関係が構築でき、感謝の言葉頂いた時は深い喜びを感じる
  • 結果さえ出していれば営業としての自由度は高いため、自分に向いている仕事だと思う
 

証券会社に向く人、向かない人はどんな人か

証券会社に向く人

達成意識が強い人:

証券会社の仕事のやりがいは、証券マン、証券ウーマンとしての個人の達成感と、顧客からの感謝が大きなファクターになります。達成感は個人の成績や収入、お客様との良好な関係により醸成されます。収入や成績の良さ、ライバルとの競争がモチベーションになり、執着心が強い人と言い換えても良いです

ストレス耐性がある人:

上手く行く場合は良いのですが、しかしその裏には「そうでないケース」もあるのは事実です。顧客に「損切り」させて、一時的に怒られたりすることも日常的に起こります。そんなときにも負けないでモチベーションを維持して前向きに取り組めるかどうかも考えてみてください

コミュニケーション能力のある人:

顧客の大切な資金の運用に携わるためには、説得力のあるコミュニケーションや、丁寧な対応が必要不可欠です。金銭がからむため神経を使って、シビアな状況になっても顧客との関係を維持できるコミュニケーションのスキルが求められます

個人の生き方として信頼や信用を重視し、信頼感がある人:

金融業界で最も大事なことは何か。それは「信頼」です。大切なお金のやり取りなので「信頼」がなければ全ての取引が成り立ちません。それは銀行でも、証券でも同じです。今後は長期間に渡り、資産形成と運用をサポートすることにより得られる収益がより大切になっていくため、アドバイザー的な資質や感性が今まで以上に必要になっていくでしょう

細かいところ、詳細まで気にする人:

お金を扱う業務のため、緻密さや正確性に対するこだわりも必要です。大雑把でアバウトな性格が信条の人は就職してもミスマッチになる可能性が大です。計算能力、数字を扱う事が得意な人、好きな人は適性があります。

上下関係が大切と思える人、命令に対して従うことに抵抗がない性格:

上下関係や、命令に従える規律性、忍耐力も重要です。不平不満が先に口に出るタイプの方は厳しいでしょう

専門業務を志望される場合、その職務毎に要求される素養やスキルセットは全く違います。いくら就きたい職業でも、素養や実力が伴わなければ仕方ありません。また、新卒では採用しない職種も多いのです。外資系投資銀行や大手証券の専門職を志望する場合は、早い段階でインターンシップに参加する努力をしてみましょう。その段階で判断できると思います。

自分では適性が分からない方は、OB訪問、OG訪問や知り合いや親族のコネクションで証券会社に勤めている人に会って話を聴くことをおすすめします。

リアルな「その人」のタイプを通じて、また「その人」が話す職場の様子や、「やりがい」、ポジティブ、ネガティブの両面の情報を通じて、自分に向いているかどうかは決められると思います。もちろんインターンシップに参加できれば尚良いです。合っているか、合っていないかは自分にしか決められません。ぜひ積極的に行動してみてください。

証券会社に向いていない人は、どんな人か

向いていない人は向いている人の逆の資質です。重複になるので箇条書きのみでまとめておきます。

  • 達成意識が弱い人。自分は意志が弱いと自覚している人
  • 競争意識がない人、弱い人
  • 執着心がない、弱い、すぐあきらめてしまう性格
  • ストレス耐性がない人、ストレスに弱い人
  • コミュニケーションが苦手な人、対人能力に欠ける人
  • どちらかと言えばいいかげんな性格、あまり人に信頼してもらえないタイプ
  • 細かいことを気にしない、大雑把な性格
  • 数字を扱うのが苦手な人。計算が嫌い、不得意な人
  • 上下の関係が嫌いな人、苦手な人
  • 命令に従うのが嫌いな人
上記はあくまで公約数なので、証券会社の社員でも全員が当てはまるとは限りませんし、全部が当てはまるとも限りません。入社後の成長で克服・対応できるケースもあります。しかしここに上げた資質は重要な資質です。一般論として、自己分析の結果と照らすための参考にしてください。

証券会社の類型と主な企業を知ろう

主な証券会社は以下の類型に分けることができます。

独立系大手:

 

野村ホールディングス

大和証券グループ本社

メガバンク系大手:

 

三菱UFJ証券ホールディングス

三菱UFJモルガン・スタンレー証券

モルガン・スタンレーMUFJ証券

SMBC日興証券

みずほ証券

準大手証券:

 

岡三証券グループ

東海東京フィナンシャルホールディングス

岩井コスモホールディングス

東洋証券

水戸証券

いちよし証券

丸三証券

藍澤證券

極東証券

ネット証券:

 

SBI証券

楽天証券

松井証券

カブドットコム証券

マネックスグループ

GMOクリックホールディングス

岡三オンライン証券

外資系証券・投資銀行:

 

ゴールドマン・サックス

メリルリンチ日本証券

モルガンスタンレーグループ

バークレイズ

スタンダードチャタード銀行

ドイツ銀行

USBグループ

クレディスイス

BNPパリバ・グループ

JPモルガン

HSBCホールディングス

シティグループ

フィデリティ証券

証券業界と一口に言っても、業態や企業によって事業分野も主たる顧客も大きく違います。店舗での対面・電話・訪問営業が中心なのか、インターネットなのか、個人投資家が中心の顧客なのか、法人が顧客なのか、株式がメインなのか、投資信託がメインなのかでも大きく異なるため、この記事を読んで興味がもてそうと感じたなら代表的な企業の採用情報を調べてみましょう。

業界の大きな構造としては、少子高齢化が証券業界にも影響を与えるため、優勝劣敗が鮮明になり、合併による統合は進んでいくものと予測されています。伝統的に競争が激しい業界なので、自分自身を磨き続けて実力をつけていくことが、この業界で生き残っていく術です。

特に大手や外資系証券会社の収入は他の業界に比べても高いため、証券業界に向いていると自負できる学生にとっては、知識も収入も得られるものが大きく、チャレンジしがいのある業界なのです。

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