就活初期にできるだけ幅広い業界・業種を理解するために、業界研究コンテンツを作りました。何故それが大事かに関しては以下の記事を参考にしてください。
「就活の答え」では建設業界を、以下の項目に沿って簡潔に情報をまとめていますので活用してください。
建設業界の7つのポイントを押さえよう
- 建設業界のビジネスモデルを理解しよう
- 建設業界の構造
- 建設業界の現状と課題・未来
- 建設会社にはどんな仕事があるのか、職種の情報
- 建設会社に働く人のモチベ―ション、「やりがい」は何か
- 建設会社に向く人、向かない人はどういう人か
- 主要建設会社各社の概況
この記事では建設業界の構造を主要企業のタイプ別で分類し、且つスーパーゼネコン5社の概況やその事業を取り巻く状況を直近年度の有価証券報告書からまとめて解説します。就活生が、未来をこの業界、建設業界に託したいと思うか、志望の意思を固める上での参考にして下さい。
Contents
建設企業の分類
建設企業にはタイプがあるため、それぞれの特徴のアウトラインと代表的企業名をリスト化します。個別の企業研究に役立てて下さい。
ゼネコン、スーパーゼネコン
ゼネコンとは総合建設業者の事です。総合とは何を意味するかというと法律に明確に規定されている訳でもなく、一般的に「一つの会社で設計・施工・研究開発を行っている」企業で、且つ売り上げ規模の大きい会社という意味で使われています。
設計、施工、研究開発はそれぞれ独立した機能を持っており、これらの機能を3つとも持っているということは売り上げ規模が大きく、資金の調達力もある会社を指すことになります。
また総合と言っても建設工事を全部自社で行うのではなく、元請けとして工事を受注し、その責任において数多くの建築、土木、設備系サブコントラクターを指揮して工事を行います。リーダーとして全てを指揮するために、施工部門には建築、土木、設備の施工管理部門を持つ必要があります。
そのゼネコンの中で、特に売り上げ規模が一兆円を超える企業5社をスーパーゼネコンと称しています。ゼネコンの中のカテゴリー分けは以下のようになります。
スーパーゼネコン5社:売上規模1兆円以上
- 大林組、鹿島建設、清水建設、大成建設、竹中工務店
ゼネコン準大手企業:単独売上高が3,000億円を超える主なゼネコン
- 西松建設、長谷工コーポレーション、戸田建設、五洋建設、前田建設工業、安藤ハザマ、三井住友建設、フジタ(大和ハウス工業の完全子会社)
中堅ゼネコン:売上高が1,000億円~3,000億円の主なゼネコン
- 東急建設、熊谷組、奥村組、鴻池組(非上場企業)、東亜建設工業、鉄建、淺沼組、東洋建設、飛島建設、錢高組
ハウスメーカー:
ハウスメーカーと呼ばれる戸建注文建築や賃貸アパート・マンションの施工、(一部商業施設やロジスティックセンターの建設も行っています)
- 大和ハウス工業、積水ハウス、積水化学、旭化成ホームズ、住友林業、ミサワホーム、パナホーム、三井ホーム、タマホーム、一条工務店、トヨタホーム、ほか多数
プラントエンジニアリン企業:
プラント(化学工場など製造業の工場やエネルギープラント)を設計、施工することに特化した建設会社のことを指します。
- 日揮 (JGC CORPORATION)、千代田化工建、東洋エンジニアリング、新日鉄住金エンジニアリング、NIPPO、JFEエンジニアリング、JFEメカニカル、クボタ環境サービス、東芝プラントシステム、日鉄住金テックスエンジ、三菱電機プラントエンジニアリング、東芝三菱電機産業システム、日立パワーソリューションズ、三井海洋開発、コスモエンジニアリング株式会社等
土木業界主要企業:
- NIPPO、前田道路、日本道路、東鉄工業、大林道路、大鉄工業、東亜道路工業、ピーエス三菱、川田テクノロジーズ、ライト工業、等
その他電気通信、空調などに特化した会社:
- 関電工、九電工、かんでんエンジニアリング、中電工、三機工業、コムシスホールディングス、ダイダン、ダイキンエアテクノ、新日本空調 他多数
スーパーゼネコン5社の概況
就活生に特に人気の高いスーパーゼネコン5社の現況を直近年度の有価証券報告書や中期経営計画を基に概要を解説していきます。
建設業界全般に言えることですが、2020年度(2021年3月期)の業績に関しては、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、国内の一部建設工事で4月下旬から一時的に工事中断を実施しており、海外の一部建設工事においても一時的な中断がありました。
これら工事におけるコスト増加により、2020年度の業績には一定の影響があることが予想されています。
建設業界を目指す皆さんは、進行中の2020年度の四半期決算の概況や、各社から発表されるニュースにアンテナを張っておきましょう。
株式会社 大林組
2020年3月期連結決算(2019年度)
売上高 (百万円) | 2,073,043 |
経常利益(百万円) | 159,005 |
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) | 113,093 |
包括利益(百万円) | 78,465 |
従業員数(人) | 14,993 |
外、平均臨時雇用者数 | 3,886 |
連結子会社 | 94 社 |
関連会社 | 26社 |
大林組の主な事業セグメントは建設事業 (国内建築事業、 海外建築事業、国内土木事業及び海外土木事業) 及び不動産事業、その他事業に分かれています。その他事業は子会社を通じてのPFI事業や、太陽光、風力、バイオマス、地熱の発電事業が含まれます。
海外建築事業では北米、インドネシア、タイ、台湾、シンガポール、ベトナム、カタールに進出して事業を行っています。
2020年3月期の事業セグメント別連結業績の概要は以下の通りです。
2020年3月期連結決算 事業セグメント別業績概要
セグメント名 | セグメント売上高(百万円) | 売上構成比 | 営業利益(百万円) | 利益構成比 |
国内建築 | 1,193,135 | 55.3% | 81,217 | 53.7% |
海外建築 | 399,244 | 18.5% | 10,773 | 7.1% |
国内土木 | 361,406 | 16.8% | 39,520 | 26.2% |
海外土木 | 72,215 | 3.3% | 4,216 | 2.8% |
不動産 | 56,066 | 2.6% | 13,137 | 8.7% |
その他 | 73,762 | 3.4% | 2,236 | 1.5% |
合計 | 2,155,830 | 100.0% | 151,103 | 100.0% |
セグメント間取引調整他 | -82,787 | ー | 1,768 | ー |
連結合計 | 2,073,043 | ー | 152,871 | ー |
長期的には2017年に発表した中期経営計画で、創業150周年(2042年)の「目指す将来像」の実現に向けて、2017年度を初年度とする5 ヵ年計画「大林組グループ中期経営計画2017」を推進しています。
目指す将来像は「最高水準の技術力と生産性を備えたリーディングカンパニー」に「多様な収益源を創りながら進化する企業グループ」というものです。ゼネコンの枠にとらわれないで成長し、事業環境の変化にしなやかに適応していくビジョンを描いています。
具体的に主力の建設事業では、木造・木質化建築プロジェクト・チームを新設や、木造建築市場への取り組み強化やBIM(Building Information Modeling)/CIM(Construction Information Modeling)などの3次元モデルを業務プロセスの基盤として確立、更に次世代生産システム(低床式AGV、溶接ロボット、耐火被覆吹付ロボット、配筋検査システム等)の開発を進め、高付加価値サービス提供の実現や生産性向上、生産力の確保に注力しています。
鹿島建設株式会社
2020年3月期連結決算(2019年度)
売上高 (百万円) | 2,010,751 |
経常利益(百万円) | 146,645 |
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) | 103,242 |
包括利益(百万円) | 76,187 |
従業員数(人) | 18,673 |
外、平均臨時雇用者数 | 3,441 |
連結子会社 | 178 社 |
関連会社 | 82社 |
鹿島建設の事業セグメントは、土木事業、建築事業、開発事業、国内関係会社事業、海外関係会社事業に分かれています。
開発事業は鹿島建設が自主開発、受託開発、コンサルティング業務を行っている事業や意匠設計、構造設計、その他設計やエンジニアリング全般を指します。
国内関係会社の事業とは、国内関係会社が行っている事業で、主に日本国内における建設資機材の販売、専門工事の請負、総合リース業、ビル賃貸事業等を指します。
海外関係会社の事業とは、鹿島建設の海外関係会社が行っている、米国を中心とする北米、欧州、アジア、オセアニアでの建設、開発事業です。
2020年3月期の事業セグメント別連結業績の概要は以下の通りです。
2020年3月期連結決算 事業セグメント別業績概要
セグメント名 | セグメント売上高(百万円) | 売上構成比 | セグメント利益(百万円) | 利益構成比 |
土木事業 | 288,098 | 13.3% | 17,195 | 12.9% |
建築事業 | 957,556 | 44.2% | 85,321 | 64.0% |
開発事業等 | 59,401 | 2.7% | 8,528 | 6.4% |
国内関係会社 | 393,171 | 18.1% | 17,750 | 13.3% |
海外関係会社 | 469,078 | 21.6% | 4,539 | 3.4% |
合計 | 2,167,307 | 100.0% | 133,334 | 100.0% |
セグメント間取引調整他 | -156,555 | ー | -1,347 | ー |
連結合計 | 2,010,751 | ー | 131,987 | ー |
鹿島建設では「鹿島グループ中期経営計画(2018~2020)」を遂行中です。その柱は、次世代建設生産システムの構築、社会・顧客にとって価値ある建設・サービスの提供と成長に向けたグループ経営基盤の確立が基本の考え方になっています。
具体的には機械化やICTの活用による生産性の向上や、R&Dの推進、グループ会社との連携強化、海外事業においても現地企業との提携やM&Aの推進に注力していく計画です。
また、働き方改革や担い手の確保、建設に係る社会的課題への対応にも力を入れています。
その実現のために国内・海外開発事業への積極的な投資に加え、生産性の飛躍的向上に資するR&D投資や国内外におけるM&A等の持続的成長投資に3年間で総額5,000億円の投資を計画し、2018~2019年度の2年間では、合計2,920億円の投資を実行しています。
大成建設株式会社
2020年3月期連結決算(2019年度)
売上高 (百万円) | 1,751,330 |
経常利益(百万円) | 173,347 |
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) | 122,087 |
包括利益(百万円) | 86,343 |
従業員数(人) | 14,562 |
外、平均臨時雇用者数 | 3,816 |
連結子会社 | 42 社 |
持分法適用会社 | 58社 |
大成建設の事業セグメントは土木事業、建築事業及び開発事業を主な事業とし、各事業に関連する事業とその他事業を展開しています。
2020年3月期の事業セグメント別連結業績の概要は以下の通りです。
2020年3月期連結決算 事業セグメント別業績概要
セグメント名 | セグメント売上高(百万円) | 売上構成比 | セグメント利益(百万円) | 利益構成比 |
土木事業 | 491,104 | 26.6% | 71,379 | 42.5% |
建築事業 | 1,224,834 | 66.3% | 82,684 | 49.3% |
開発事業等 | 118,332 | 6.4% | 12,560 | 7.5% |
その他 | 14,433 | 0.8% | 1,202 | 0.7% |
合計 | 1,848,704 | 100.0% | 167,827 | 100.0% |
セグメント間取引調整他 | -97,374 | ー | -72 | ー |
連結合計 | 1,751,330 | ー | 167,755 | ー |
大成建設の一つの特徴は開発事業、子会社を通じた不動産の売買、宅地の開発・販売、保有不動産の賃貸等の事業ウェイトが比較的高い点です。海外ではタイ、ベトナム、中国、インドネシアで事業を行っています。
大成建設も2018年から2020年度に渡る中期経営計画を遂行しています。基本方針は「建設事業を核とした成長基盤を構築するとしており、経営課題としては①海外事業の持続的な成長、②注力分野への経営資源の戦略的投入、③建設生産システムの革新(生産性向上)、④魅力ある職場環境の実現(働き方改革)、⑤安全と品質の追求、⑥経営基盤の強化の6つの軸を掲げています。
注力分野は「エネルギー・環境」、「都市開発・PPP」、「リニューアル」及びエンジニアリングの4分野をあげており、これらの分野に投資を強化していく方針です。
尚、2020年度に入っての新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、足元ではサプライチェーンの分断や人との接触を回避する社会的隔離政策による需要の急減が国内外で発生していることから、2020年度の業績予想は、中期計画で策定した2020年度の経営数値目標を下回る見通しをしています。(2020年度第一四半期段階での予測)
清水建設株式会社
2020年3月期連結決算(2019年度)
売上高 (百万円) | 1,698,292 |
経常利益(百万円) | 137,986 |
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) | 98,977 |
包括利益(百万円) | 53,200 |
従業員数(人) | 16,297 |
外、平均臨時雇用者数 | 2,178 |
連結子会社 | 70 社 |
関連会社 | 16社 |
清水建設の事業セグメントは建設事業、開発事業、その他事業というシンプルな構造です。その他事業はエンジニアリング事業、LCV事業(Life Cycle Valuation:施設・インフラのライフサイクルにわたり、その価値を最大化するためにレベルの高い技術やサービスを提供することを意味する事業コンセプト) 及び子会社の事業が含まれています。
2020年3月期の事業セグメント別連結業績の概要は以下の通りです。
2020年3月期連結決算 事業セグメント別業績概要
セグメント名 | セグメント売上高(百万円) | 売上構成比 | セグメント利益(百万円) | 利益構成比 |
当社建設 | 1,408,074 | 71.8% | 145,130 | 81.6% |
当社投資開発 | 33,848 | 1.7% | 10,312 | 5.8% |
その他 | 520,185 | 26.5% | 22,355 | 12.6% |
合計 | 1,962,108 | 100.0% | 177,798 | 100.0% |
セグメント間取引調整他 | -263,815 | ー | -43,904 | ー |
連結合計 | 1,698,292 | ー | 133,894 | ー |
清水建設は2019年5月に,2030年を見据えたシミズグループの長期ビジョン「SHIMZ VISION 2030」と,当面5年間の基本方針と重点戦略を取りまとめた「中期経営計画〈2019‐2023〉」を新たに策定しています。
長期ビジョンでは目指す姿を「スマート イノベーション カンパニー」とし、建設事業の枠を超えた不断の自己変革と挑戦、多様なパートナーとの共創を通じて、時代を先取りする価値を創造(スマート イノベーション)し、人々が豊かさと幸福を実感できる,持続可能な未来社会の実現に貢献する、と定義しています。
中期経営計画の基本方針は、建設事業の深耕・進化と、非建設事業の収益基盤確立及び成長を支える経営基盤の強化を図り、グローバル展開の加速とESG経営の推進によってシミズグループの企業価値向上を実現し、SDGsの達成に貢献するとしています。
このように事業活動の機軸を「環境」に於いているところも清水建設の特徴です。
事業の核である建設事業では、社会と建造物の持続可能性(サステナビリティ)を徹底的に追求するとしており、建設事業の持続的成長と次の世代の収益の柱として、グローバル事業、ストックマネジメント事業、サステナビリティ事業を重点注力分野として事業基盤の確立に取り組んでいます。
- *SDGs:Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略。2015年の国連総会で採択された2030年までの国際社会の共通目標で,貧困撲滅,エネルギー確保,気候変動対策などに関する目標が規定されています。
- **ESG:環境(Environment),社会(Social),ガバナンス(Governance)の頭文字をとったもので、ESGに配慮する企業は長期的に見て成長可能性が高い企業という見方が,機関投資家の間で広がり、「ESG投資」という言葉も生まれています。
株式会社竹中工務店
2019 年12月期連結決算(2019年度)
売上高 (百万円) | 1,352,064 |
経常利益(百万円) | 89,502 |
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) | 68,918 |
包括利益(百万円) | 98,542 |
従業員数(人) | 13,355 |
外、平均臨時雇用者数 | 2,271 |
連結子会社 | 54 社 |
関連会社 | 14社 |
その他関係会社 | 1社 |
竹中工務店の事業セグメントは、建設事業、開発事業、その他事業に分けています。
中核の建設事業は竹中工務店が建築工事業、連結子会社の竹中土木が主として土木事業を、竹中道路が道路舗装工事業を行う体制になっています。海外展開は、欧州、タイ、中国、アメリカ、インドにて建設事業を展開しています。
開発事業では、国内のオフィスビル賃貸業やハワイやカリフォルニアでのリゾート開発、オフィスビル賃貸事業を手掛け、その他事業は連結子会社を通じて不動産管理事業や保険代理業を行っています。
2019年12月期の事業セグメント別連結業績の概要は以下の通りです。
2019年12月期連結決算 事業セグメント別業績概要
セグメント名 | セグメント売上高(百万円) | 売上構成比 | セグメント利益(百万円) | 利益構成比 |
建設事業 | 1,243,111 | 91.7% | 66,773 | 83.2% |
開発事業 | 54,683 | 4.0% | 10,148 | 12.6% |
その他 | 58,202 | 4.3% | 3,303 | 4.1% |
合計 | 1,355,997 | 100.0% | 80,225 | 100.0% |
セグメント間取引調整他 | -3,932 | ー | 9 | ー |
連結合計 | 1,352,064 | ー | 80,235 | ー |
竹中工務店は「最良の作品を世に遺し、社会に貢献する」という経営理念を使命として「品質経営」に継続的に取り組んでいます。
2014年に「2025年のグループ成長戦略」を策定して、長期的な視点にたった経営を展開しています。具合的にはグループ全体の事業領域を「まち」として捉え、「まちづくりの全てのステージ」で最良の品質とソリューションを提供し、建設とサービスを融合した新しい価値をつくることを目指しています。
更なる安全・安心技術やエネルギー有効活用技術を建築を含む様々な社会システムの構築に活かし、「まちづくり総合エンジニアリング企業」に成長する事を目指して、まちづくりを通して人々が明るく豊かに暮らすためのサステナブル社会の実現に貢献していくことをビジョンとしています。
まとめ
以上、アウトラインのみですが建設業界の企業の業態とスーパーゼネコン5社の概況を解説しました。
建設業界は裾野が広く、準大手ゼネコンや中堅ゼネコン、土木業界やプラントエンジニアリング企業、設備系建設会社など、特徴や強身を持つ分野がある企業が沢山あります。
従ってこの業界を目指す就活生は大枠のあたりをつけたあと、企業毎の研究が不可欠になります。専門分野や自分の強みを活かし、説得力のある志望動機をつくるためには避けては通れません。真剣に研究すればするほど理解も深まり、志望意欲も高まっていくものです。
スケールが大きく、社会的な意義も大きい建設業界はチャレンジしがいのある業界です。リソース不足による労働環境などの重い課題もありますが、技術革新によって解決できる部分もあります。海外志向の強い学生にもチャンスは広がっています。ぜひ今後の企業研究を徹底して行い、自分にベストな選択をしてください。
スーパーゼネコン各社は2020年3月期(2019年度)までは、東京オリンピック・パラリンピックに伴う旺盛な建設需要を吸収し、売上収益を伸ばしてきましたが、2020年度に入っての新型コロナウイルスの影響が工事の中止やサプライチェーンの分断で不確実性が増しています。
2022年卒以降の就活生は、業界の動向をモニターし、近接する業界や他の業界も含めて選択肢を広げておきましょう。
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