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【就活の業界研究】広告代理店で働く「やりがい」、向き不向きをチェックしよう

就活初期にできるだけ幅広い業界・業種を理解するために、業界研究コンテンツを作りました。何故それが大事かに関しては以下の記事を参考にしてください。

「就活の答え」では広告業界を、以下の項目に沿って簡潔に情報をまとめていますので活用してください。

広告業界情報の7つのポイントを押さえよう

  • 広告業界、広告代理店のビジネスモデルを理解しよう
  • 広告代理店の現状と課題・未来
  • 広告代理店にはどんな仕事があるのか、職種の情報
  • 広告代理店に働く人のモチベ―ションは何か
  • 広告代理店に向く人、向かない人はどういう人か
  • 広告代理店業界の構造
  • 主要広告代理店の概況
この記事では広告代理店に勤める人の「やりがい」や適性について解説していきます。

数多くの大手広告代理店のスタッフとのコンタクトを通じて、広告代理店に勤めている社員のモチベーションや「やりがい」、そして広告業界、代理店に向いている人、向かない人の資質や性格について解説していきます。実態を反映した内容になっていますので、参考にしてください。

広告代理店に働く人のモチベーション、「やりがい」は何か?

広告代理店で働いている人のモチベーションや「やりがい」を確認しておきましょう。当然職種によってもやりがいは違いますが、共通している部分もあるので、代表的な声をまとめておきます。

就活生の皆さんに注意して欲しいのは、大手総合広告代理店の新卒採用は総合職の一本か、総合職と制作職で分けているパターンが一般的です。

制作志望の学生は選考の過程で「制作志望の学生」という振り分けはされますが、基本的には全員広告業務に対する適性は厳しく判断されます。一般職採用の場合、どんな職種につくのかは入社直前になるまで分からないのが通例です。

広告業界を就活の対象に考えている皆さんは、ある程度「過酷な業務実態」に関する認識は持っているものと推察します。

もちろん職種や部門、ポジションによっても差はありますが、概して拘束時間は長く、神経をすり減らす仕事が多いのも事実です。それでも広告代理店に勤めていたいと思う人が、広告代理店の社員なのです。そこにあるモチベーションの共通項や「やりがい」を解説していきます。

  • クライアントの抱えるコミュニケーションの課題を解決して企画意図通りに消費者やクライアントのお客様が反応して、効果を実感できること。クライアントから、お褒めの言葉をいただく、または仕事に関わった同僚や上司から評価されるとモチベ―ションがあがります
  • 「人を動かす」ことが広告の仕事。全ての仕事の本質はそこにあると思うので、「動かすために何をすればよいか」を考えて、カタチにしていくプロセスは他の仕事にない、広告代理店の仕事の醍醐味だと思う
  • 実態のないもの、不確かなものから戦略を考え、その戦略を広告というカタチにしていくことはとても大変な仕事ですが、そこに広告ならではの面白みもあります
  • マス広告やイベントなどの仕事は、自分の関わったものが世に出て目にすることになります。もちろん大規模なものは当然だと思いますが、小規模なものでも世に出て、この広告を見てくれている人、心を動かしてくれる人、購入などの行動をしてくれる人がいると思えることがモチベーションに繋がっています
  • 担当する部門や社員の育成方針にもよると思いますが、権限が委譲された範囲の中では個人の裁量で仕事ができる点です。「任される」部分は他の業界より多いと思います。若くてさほど経験がなくても、大きな仕事に関わり、成長していけることは、苦労も多いですが「やりがい」になっています
  • クライアントにもよると思いますが、自分たちの事を信頼して仕事を任せてもらっている関係を築けると、広告会社として「良い仕事」をしようというモチベーションが上がります
  • クライアントの課題に対し、それを解決する戦略や方法を深く考え、見つけ出していくプロセスは広告会社の醍醐味です
  • 良くも悪くも個性が強い人が多い業界です。また「この人はどうしてこういう発想ができるのだろう」と思ってしまう、一般の人とは少し違う能力や才能の持ち主も多いため、そういう人たちと仕事をすることは刺激的だし、面白いです
  • クライアントは無理難題や要求をしてくることがありますが、それを受け止め最終的にはビジネスにするところに、プロ意識や誇りを持っています
  • 担当する部門にもよりますが、営業やマーケティング、クリエイティブやメディアといったような提案作成に携わるスタッフは、様々な業界、様々なクライアントの重要な業務に携わることができます。広告業界ならではの特長であり、仕事の面白さ、経験による成長を実感できる部分です。
  • 一部の大手総合広告代理店の報酬は高く、社会的なステータスもあると思います。

上記は職種によって差はありますが、広告代理店の本質的な部分と密接に関連した共通の「やりがい」やモチベーションです。

これらのコメント、内容に共感できた方、ピンときた方は、次に広告代理店に「向く人、向かない人」はどういう人かについてもイメージを持っておきましょう。

広告代理店に向く人、向かない人はどういう人か

広告代理店に向く人

上記で解説したように広告代理店にも様々な職種があり、細かく言えば職種ごとの適性があるため、最大公約数的に共通する部分のみを抽出して箇条書きにします。

人間関係を構築できる人:

すべての広告代理店のビジネスは、人間関係によって成り立っていると言っても過言ではありません。クライアントとの関係は当然ですが、社内の所属部門内やスタッフとのやりとりや調整事に関しても人間関係が構築できているのといないのでは結果に差が出ることも頻繁に起こります。

 

全てが「深い関係」が必要ということではありませんが、どんな局面や相手に対しても人間関係を築ける、少なくとも「築きたい」と思えることが基本的な適性だと考えて下さい。また、人間関係構築のための「マナー」も重視される業界なので、それを守ることも求められます。

コミュニケーション能力-人の話を聞くのがうまく、相手の真意を引き出せる人:

人の話をちゃんと聞けることも基本中の基本の資質です。更に、相手が言葉にしていないポイントをうまく引き出したり、言葉にならない行間を読んで意図を正確につかむ能力は重要です。

 

コミュニケーションをビジネスにする仕事なので、コミュニケーション能力が高いことは最低限の資質です。営業や媒体、制作などの折衝が多いセクションは当然ですが、広告会社のどのセクションでも「聞く力」は必要な資質です。

物事を深く、構造的に考え、それをうまく説明できる人:

戦略プランナーや制作、営業のスタッフは提案を作成し、それをプレゼンする必要があります。また提案を作成する際の社内の打ち合わせでも、戦略的な思考や説明能力が求められます。物事を深く考え、組み立てていくことが好きな人、それを人に分かってもいらうために簡略化したり、提案書(プレゼン)をつくることが好きな人には向いている仕事です。

探求心旺盛な人:

好奇心旺盛で幅広い分野に知的な興味を持つことは一つの適性ですが、更に「探求心」とよべるくらいに自分の興味・関心に対して深く研究するレベルに高めている人には向いている仕事です。流行や音楽、食べ物やお酒、旅行、ファッションや時事ネタなどの身近な話題に対し敏感であること、そして芸術や文化なども含めて一般の人より「広くて深い情報・知識」が求められる業界です。

変化への対応力:

広告環境や広告会社の状況、担当するクライアントや部門など、変化が激しく、その変化を受け入れて楽しめる人は向いている業界です。状況の変化などは日々起こっていき、それに対応していかないと生き残れない業界です。

強いメンタル、ストレス耐性がある人:

広告代理店の仕事は、ある意味「無理・難題」、「理不尽なこと」も消化していかなければならない局面が多い仕事です。もちろんセクハラやパワハラ、コンプライアンスに関わるようなこと以外という条件はつきますが、基本的には「なんとかする」文化で成り立っているのがこの業界です。

 

無理難題や理不尽なことに対して腹を立てない、即座に拒絶しないで断るにしても上手く処理する、それを大きなプレッシャーと感じてつぶれないメンタルや上下関係の中でも上手く処していく、良い意味での「いい加減さ」や「したたかさ」も必要です。

ポジティブな人、自信も重要:

何事も「前向き」にプラスの側面をとらえることが出来る人は向いている業界です。強いメンタルにも共通しますが、場やチームメンバー、自分自身を盛り上げていける人には向いている業界です。

 

人間関係が構築できることが大前提になりますが、「自分の意見を持ち、自信を持って発言する」という事も重要です。特にクライアントとの関係においては、「自信がない人」には仕事を任せたくないので、多少生意気なぐらい「自信」があってポジティブにふるまえる人には適性があります。

主体性とリーダーシップがある人:

「任せる」文化は、個人が主体的に考え、どんどん動いて解決策をみつける、またはリーダーシップをとって受け持った業務を推進していくという個人の資質を信頼しているからにほかなりません。

 

主体的に考え、動き、チームを引っ張っていける人には向いている業界です。またフットワークが軽く、スピーディに動けることも重要な資質になります。

体力も必要な業界:

担当する部門や時期によって差は出ますが、忙しい部門、時期によっては徹夜や深夜帰宅という局面もあります。「働き方改革」によって一定時間以降の残業を禁止している代理店もありますが、どうしても業務が集中してしまうことが起きるために体力も必要な業界です。

語学力がある人:

すべての広告会社に必要ではありませんが、大手総合広告代理店の場合、海外ビジネスや外資系クライアントの国内ビジネスという領域の仕事もあるため、語学が堪能であると、アサインされる仕事の幅も広がるため有利な資質ではあります。

広告代理店に向かない人

向いていない人は向いている人の逆の資質です。重複になるので箇条書きのみでまとめておきます。

  • 人間関係を構築するのが苦手な人。そもそも人に会ったりするのがあまり好きではなく、人に対して興味が薄い人。人付き合いのマナーを守れない人
  • コミュニケーション能力に欠ける人。特に人の話を聞くのがあまり上手ではない人、苦手な人、相手が何を言いたいのかを感付けない人、あまり好きな言葉ではありませんが「空気が読めない」感じの人
  • 物事をあまり深く考えないで、直感のみに頼る人、根拠もないのに思い込みの激しい人。硬直的な人。自分や他人の考えをうまくまとめられず、それを説明するのが苦手な人
  • 世の中の事象や流行、生活や娯楽に関わる話題に興味が薄い人。芸術や文化に対しても感性がない人
  • 変化への対応が苦手な人。苦痛に思ってしまう人。変化への対応が遅れがちになってしまう、硬直的な発想の人、柔軟でない人
  • メンタルが弱い人。ストレス耐性に欠ける人。理不尽なことに対し真面目過ぎて硬直的な考えと行動しかできない人。柔軟に考え対応することが苦手な人
  • ネガティブでマイナス指向の人。自分自身に自信が持てず、自分の意見がない人、意見をはっきり言えない人
  • 受動的な人。誰かの指示、何かの指示がないと動けない人。自分の頭で考え、自ら行動するのが苦手な人。自分から周囲に働きかけたり、周囲をひっぱっていくことが出来ない人、苦手な人
  • 体力に自信がない人
  • 語学や異文化に対し興味も関心もなく、適性もない人
あくまで公約数的なまとめなので、広告代理店の社員でも当てはまらない人はいますし、入社後の成長で克服・対応できるケースもあります。一般論としての参考にして、自己分析の結果と照らしながら検討していきましょう。

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