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【例文あり】キッコーマンへの志望動機を印象的に書く方法

「就活の答え」では就活生が特に気になる人気企業を選んで、書類選考を突破するための企業別志望動機の作成方法を解説します。

この記事ではキッコーマンへの志望動機の例文をあげ、その作成方法を解説しています。

下の目次の項目をクリックすれば読みたい箇所に遷移します。

キッコーマンへの志望動機(例文)

キッコーマンでは求める人材像を「プロ人人材」として明確に定義しています。

「プロ人材」:

  • 仕事における高度な能力をもっていること
  • 能力を発揮して自律的に行動し、成果に結びつけること
  • 社内外のニーズを満たし、市場に価値を与えること

これらができる人材をいいます。

「プロ人材」という人材像は、キッコーマンでの業務を通じて育成・完成させるものであるため、入社時点では、求める人材像の基本的な部分が備わっているかが選考におけるポイントとなります。

もちろん大学時代や、いままでの人生で成し遂げてきた事等が、それを測る上で重要なことは当然です。その事実や経験が評価の対象になります。

また能力と共に価値観や行動原理、どんな点にモチベーションを持つか等、人格面も重視されます。

上記の短い定義からでも、主体性(自律性)や行動力、チームワークや目標達成意欲の高さが重要な資質であることが分かります。

また素直さや真面目さ、挑戦心も重視しているため、エントリーシートの記述全体を通じて、キッコーマンが重視している資質が、志望者の事実・経験を通じて感じられるものとすることがポイントとなります。

近年のキッコーマンのエントリーシートでは、志望動機に関連する設問は1問にまとめられていますが、それ以外に「日本国内においてしょうゆの付加価値を高めるためのアイデア・方策、しょうゆの販売量を伸ばすための、あなたならではのアイデア・方策、なぜそのアイデア・方策であれば伸ばすことができるのか、その理由」を問う設問もありました。

キッコーマンの事業の核である「しょうゆ」と「食」を深く掘り下げて、あなた自身の志望動機に繋がるかは一つのチエックポイントです。

では早速例文をみていきましょう。

キッコーマンに入社して、「挑戦したい仕事」を具体的に教えてください。(500文字以内)

私が挑戦したいしたい仕事は、世界中に「食」の可能性を広げて、人々の幸せに貢献することです。醤油は素材を「おいしく」食べるための最高のパートナーであり、調味料です。世界には様々な食文化や食材があり、醤油と併せることで広がる可能性を追求し、「おいしさ」を通じて人の「幸せ」をつくりたいです。経済的に豊かでない国であっても、少しでも食材をおいしく食べられることで得られる幸せがあると考えます。私がこの考えに至ったのは、アメリカに留学していた高校時代に寮生でチームを作り、自分達で料理したメニュー競い合うコンテストに参加したことがきっかけでした。私が担当したのは焼きおにぎりで、照り焼きの肉と卵焼きにあわせるシンプルかつ安価なものでしたが、寮生からの醤油味の評判が良く、その後の高校生活を変える大きな転機になりました。ありふれた素材でも魔法のように旨味を足してくれる醤油を世界で製造・販売している貴社で働きたい理由でもあります。この夢を実現するために、まず国内営業で流通のお客様と商品を使用してくださる消費者の皆様のニーズをしっかり吸収して、貴社内で的確な動きができる人材になりたいと考えています。(495文字)

企業別志望動機を書き始める前の注意点

志望動機を書き始める前に、絶対に注意しておくべきポイントをあげておきます。

  1. 自分起点、事実起点で、具体的に、ポジティブに書くこと
  2. 志望動機を構成する要素(下記参照)はあらかじめ全て考え、揃えて、文章にまとめておくこと
  3. 志望動機単独で書かない事。ES全体の回答要求項目を精査して、そのバランスの中で何をどの質問に対してメインの要素として書いていくかを決めてから書くこと
  4. ES全体の質問の回答要求項目に対し、文字数制限やスペース制限に従って結論ファーストでドラフトをつくる
  5. ドラフトが完成したら、その上で面接の質問やつっこみ、会話のつかみを想定して志望動機の論理の一貫性が保たれているか、面接のつっこみ質問に耐えられるかを想定し、推敲、改善すること
  6. 完成したら信頼のおける友人や近親者に読んでもらい第三者のアドバイスをもらうこと。リクルーターにコンタクトできる場合は、見てもらえるかを相談してみること
  7. 文字数制限がある場合はPC上で文字数制限内(少なくとも80%以上)で書き上げ、誤字・脱字をチェックし、手書きの場合はできるかぎり丁寧に、読みやすく清書すること

従ってES解禁前の準備段階では、本サイトや他の信頼のおける就活サイトで志望企業の過去のES(直近年度及びその前)のES内容を把握しておきましょう。

食品会社の中にはESに「志望動機」を求めない会社も存在します。その場合でも志望動機は面接時に質問されると考え、以下に解説するロジックに従って作成しておいて下さい。

志望動機の作り方

志望動機の作り方のフローは「志望動機に、あなただけの説得力を増す方法」で詳しく解説しています。作成したことがない方は参照してください。

「就活の答え」では、学生に人気のある50の業界・業種別に志望動機の書き方を解説しています。これらの記事も実践的に具体的な企業名をあげ、過去のESの設問に従って50社の志望動機の作り方を解説しています。以下の記事も是非参考にして下さい。

この記事では、自己分析や企業研究を既に行い志望企業が定まった方が、具体的な企業を例に、どのように志望動機を書くべきかを解説します。

 志望動機のロジック

「就活の答え」では、以下のチャートでの志望動機のロジックを推奨しています。「本当のあなた」の価値観から積み上げていくロジックです。

正攻法ですが、ESや面接における他の重要視質問、例えば「これまでにやり遂げたこと、達成感を得られた経験・事実をふまえての自己PR」、「あなたを表す5つの要素と、それぞれの占める割合、その理由」、「大学生活の中で研究以外でやり遂げたこと」、「現在の研究テーマや選考の概要」等々を答えなければならないため、自分の性格や価値観に紐づいた経験や事実、そこから見出されるあなたの強みと企業選択の理由を結び付けることは非常に重要なエクササイズなのです。

このロジックの一貫性が「就活の軸」です。この軸の説得力があることがESや面接での戦闘力になります。

一部の学生は報酬や福利厚生の良さ、世間体、誰もが知っている大企業、人気企業、上場企業や格好よさげな業界や企業群から企業を選び、赤枠で囲った企業選択理由(志望動機)を考え、後付けでその下の構造を作っていく人もいます。そのやり方自体は理解できますが、お勧めはできません。

そのやり方は時間をセーブできるかもしれませんが、まともな企業であれば一部のハイパー学生(学歴も実績、能力が志望企業の水準に比べてずば抜けて高い学生)しか通用しないでしょう。

あとは人手不足でどんな学生でも欲しい企業、ブラック企業、ブラックでなくても早期離職が当たり前の厳しい業界や企業であれば内定は取れるでしょう。

人事担当や面接官はその企業で評価されている人達です。企業研究の深さや動機の強さ、弱さ、適性はすぐに分かってしまいます。

また食品企業の場合、安全・安心は絶対的な価値であり、コンプライアンスは厳しく、選考過程で「嘘」や「ごまかし」、「不誠実さ」、「不真面目さ」が感じられればなおさら選考を通過させません。

再掲:キッコーマンへの志望動機(例文)の解説

それでは上記のロジックで積み上げた、この志望者によるキッコーマンへの志望動機を再度例示しておきます。

キッコーマンに入社して、「挑戦したい仕事」を具体的に教えてください。(500文字以内)

私が挑戦したいしたい仕事は、世界中に「食」の可能性を広げて、人々の幸せに貢献することです。醤油は素材を「おいしく」食べるための最高のパートナーであり、調味料です。世界には様々な食文化や食材があり、醤油と併せることで広がる可能性を追求し、「おいしさ」を通じて人の「幸せ」をつくりたいです。経済的に豊かでない国であっても、少しでも食材をおいしく食べられることで得られる幸せがあると考えます。私がこの考えに至ったのは、アメリカに留学していた高校時代に寮生でチームを作り、自分達で料理したメニュー競い合うコンテストに参加したことがきっかけでした。私が担当したのは焼きおにぎりで、照り焼きの肉と卵焼きにあわせるシンプルかつ安価なものでしたが、寮生からの醤油味の評判が良く、その後の高校生活を変える大きな転機になりました。ありふれた素材でも魔法のように旨味を足してくれる醤油を世界で製造・販売している貴社で働きたい理由でもあります。この夢を実現するために、まず国内営業で流通のお客様と商品を使用してくださる消費者の皆様のニーズをしっかり吸収して、貴社内で的確な動きができる人材になりたいと考えています。(495文字)

要素の分解:

結論:

  • 私が挑戦したいしたい仕事は、世界中に「食」の可能性を広げて、人々の幸せに貢献することです。
    • →キッコーマンで「挑戦したい仕事」を結論ファーストで記述
    • →ポイントは「挑戦したい」というワーディングであり、志望者が仕事で実現したい、達成したいビジョンとするべき

 

  • 醤油は素材を「おいしく」食べるための最高のパートナーであり、調味料です
    • →志望者の視点でビジョンである「食」の可能性を、キッコーマンの事業の核である「醤油」に繋げる

 

  • 世界には様々な食文化や食材があり、醤油と併せることで広がる可能性を追求し、「おいしさ」を通じて人の「幸せ」をつくりたいです
    • →志望者の挑戦したい仕事=ビジョンは醤油によって実現することの社会的意義を志望者の視点で記述

 

  • 経済的に豊かでない国であっても、少しでも食材をおいしく食べられることで得られる幸せがあると考えます
    • →志望者の考える醤油の本質的な価値と世界の市場で達成したいビジョンを繋げる

 

  • 私がこの考えに至ったのは、アメリカに留学していた高校時代に寮生でチームを作り、自分達で料理したメニュー競い合うコンテストに参加したことがきっかけでした
    • →食や食品業界を志望するきっかけとなった志望者独自の経験を記述

 

  • 私が担当したのは焼きおにぎりで、照り焼きの肉と卵焼きにあわせるシンプルかつ安価なものでしたが、寮生からの醤油味の評判が良く、その後の高校生活を変える大きな転機になりました
    • →経験の具体的な説明と醤油との関連、シンプルかつ安価な素材でも醤油によって広がる可能性を自身の経験として記述し、冒頭のビジョンと繋げる

 

  • ありふれた素材でも魔法のように旨味を足してくれる醤油を世界で製造・販売している貴社で働きたい理由でもあります
    • →キッコーマンでなければならない志望理由として落とし込む

 

  • この夢を実現するために、まず国内営業で流通のお客様と商品を使用してくださる消費者の皆様のニーズをしっかり吸収して、貴社内で的確な動きができる人材になりたいと考えています
    • →将来ビジョンを実現するために成長し、挑戦したいと考える仕事を志望者の視点で記述し、意欲の表現で文を締める

まとめ

ESの設問のパターンによって答え方、書き方をアレンジする必要はありますが、志望動機のロジックツリーはあらかじめ作っておけるはずです。あなたの軸が強ければ後は書き方を工夫すれば良いだけです。

例文は事務系の志望動機ですが、他の分野への志望理由にも応用は可能です。要素の分解の→以下の要素を参考にしながら、自分のオリジナルを作っていくことです。例文は要素や文脈、構成の参考に止め、内容は自分自身の言葉で紡いでいくことです。

またインターンシップに参加できた人やOB/OG訪問が出来た人は、その体験を通じての気づきや感動、キッコーマンの社員の方から得られたものを理由にあげることで、実際の体験を通じた「キッコーマンならでは」を表現することも有効です。ただし、その場合でも社員の方やキッコーマンの良い点を単にあげるのではなく、必ず自分起点にすることです。インターンシップやOB/OG訪問ができた方はぜひ検討してみて下さい。

ESで志望動機の記述を求めない食品企業もありますが、面接では志望動機関連の質問は絶対にありますので、しっかり準備をしておきましょう。

そして文章化したものを信用のおける第三者にみてもらい、ブラシュアップをしていきましょう。

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