就活に正解はない。あるのは自分の「答え」だけ。自分にベストな答えを見つける就活情報サイト

【就活の業界研究】インターネット業界の現状と課題、そして未来を考えてみよう

活初期にできるだけ幅広い業界・業種を理解するために、業界研究コンテンツを作りました。何故それが大事かに関しては以下の記事を参考にしてください。

「就活の答え」ではインターネット業界を、以下の項目に沿って簡潔に情報をまとめていますので活用してください。

インターネット業界情報の7つのポイントを押さえよう

  • インターネット業界のビジネスモデルを理解しよう
  • インターネット業界の現状と課題・未来
  • インターネット業界にはどんな仕事があるのか、職種の情報
  • インターネット業界に働く人のモチベ―ションは何か
  • インターネット業界に向く人、向かない人はどういう人か
  • インターネット業界の構造
  • インターネット業界、主要各社の概況
この記事では成長が続いているインターネット業界の現状と課題、そして未来を考える上で役立つ情報を提供します。就活初期の業界研究で志望業界を検討する上での参考にしてください。

インターネット業界の成長性

総務省・経済産業省がまとめている、「情報通信業基本調査」の第11回調査結果(2019年度実績)のデータによると、インターネット附随サービス業の2019年度売上高は2兆7,953億円であり、対2018年度比の全体の売上高の伸びは+3.9%となっています。また1企業当たりの売上高は52.7億円(前年度比+3.9%増)と7年連続の増加を記録しています。

1企業当たり売上高をサービス別にみると、課金・決済代行業、ショッピングサイト運営業及びオークションサイト運営業、ウェブコンテンツ配信業、電子掲示板・ブログサービス・SNS運営業 の順となっていました。

インターネット付随サービス業の市場規模を2010年からのトレンドでみると、以下のような推移になります。

東日本大震災の影響を除けば一貫して高い成長率を維持し、成長トレンドが続いています。特に2013年度からはスマートフォンの爆発的な普及もあり高度成長を遂げている業界です。

ビジネスモデルで解説したように、インターネット情報サービス業は新たなサービスを創出する業界です。またEコマース市場のようにリアルなビジネスのシェアを奪って成長している点も見逃せません

次に高い成長性が見込めるインターネット情報の課題を考えていきましょう。

インターネット業界の課題

人材の不足

IT/インターネット業界全般に言えることですが、インターネットが本格的に世の中に普及し始めたのはWindows 95が発売された1995年からです。

現在就活をしている方が生まれる少し前のことで、まだ25年程度しか経過していません。従って非常に若い産業であり、またテクノロジーの進化も、成長も非常に速い業界、新しいデバイスやサービスがどんどん市場に創出されている業界です。

従ってこの業界の成長を満たすための人材、特にエンジニアやプログラマーの絶対数が不足しています。

経済産業省による「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」のデータでは、IT人材の不足規模を、高位、中位、低位の3つのシナリオで予測しています。その不足数の中位シナリオでは、2015年時点での不足数は17万人、2020年では29.3万人、2030年では58.6万人の人材が不足すると予測しています。

業界が高成長する中で人材が慢性的に不足しているということは、個人にかかる負担が大きいことに繋がっています。

非常に忙しい業界であり、「きつい」、「帰れない」業界というイメージもあるため、IT人材の教育、育成や労働環境の改善が課題になっています。

インターネットが開く未来

少子高齢化と事業戦略

インターネット情報サービス業界を就活の対象に考えている方は、総務省がまとめている情報通信白書平成30年度版をダウンロードして、斜め読みでも良いので一読することをおすすめします。

その白書の冒頭に書かれているのが「人口減少時代のICTによる持続的成長」です。

簡単に言うと『日本の人口減少と高齢化は確実であり、一方ICT(Information and Communication Technology)は急速に進化する。国内需要の縮小、生産年齢人口の減少による労働投入の減少、市場縮小予測に伴う資本投入の減少等の課題が予見できるため、ICTにより人・モノ・組織・地域などを「つなげる」 ことで、デジタルトランスフォーメーションが進展し、課題を解決するための新たな価値創造を図り、持続的成長を目指すべきである』という方向性を示しています。

抽象的ですが、IoTやAI、その他の革新的なテクノロジーが発達することで、新たな産業の米とも言われるデータを有効に活用することで持続可能な成長を可能にしたい、テクノロジーの発展によってIT分野のハードルを下げ、たとえば在宅ワークも女性や高齢者の活用も図れるのではないか、という指針になっています。

この方向性以外、外国人労働力を大量に受け入れるぐらいしか人口減少と少子高齢化という重い課題を解決する方法はないでしょう。

インターネットサービス業はICTを高度に進める上で重要な役割を担うことになるため、継続して成長が期待できる業界なのです。

Society 5.0

Society 5.0は、内閣府の第5期科学技術基本計画において、日本が目指すべき未来社会の姿として提唱されたものです。

これまでの社会を、狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)と位置付けた上で、4.0 に続く社会を、「サイバー空間(仮 想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立 する、人間中心の社会(Society)と定義しています。

Society 5.0で思い描かれている社会は、「IoT (Internet of Things)で全ての人とモノがつながり、様々な知識や情報が共有され、人工知能(AI)により必要な情報が必要な時に提供されるようになり、ロボットや自動走行車などの技術で、少子高齢化、地方の過疎化、貧富の格差などの課題を克服する社会」です

いかにも頭のいい官僚の方がまとめた世界観ですが、IoT、AI、ロボットなどのキーワードはどんな未来予測をみても共通して出てくるものです。

インターネット情報サービス業はユーザーインターフェイスやプラットフォームの開発、データの収集、分析、展開では非常に重要な中核的ポジションを占めています。技術とビジネスを融合する役割を担っていると言っても過言ではありません。

もちろん情報白書の描いている社会が簡単に実現できる訳もなく、実現できないかもしれません。しかし人口減少、少子高齢化が不可避であるため、IT業界、インターネット情報サービス業界が担う社会的な役割は非常に大きいことは間違いありません。

この記事を読んだ人は、以下の記事も併せて読んでいます。

広告や、マーケティングに携わりたいという方は、「シンアド就活」を使ってみる手がある

事務系の総合職を希望するが、自分に営業職が務まるのかどうか不安な方や、営業職の中身を知りたい、営業以外の職種の可能性を知りたいと思っている就活生ならば、「シンアド就活」という就活サービスを利用してみる手があります。

「シンアド就活」は、広告・IT業界専門の就活情報サイトです。

有名企業からベンチャー・スタートアップ企業まで幅広い選択肢の中から、あなたの適性に合った企業を紹介してくれる就活サービスです。

もちろん、就活生は完全無料で利用可能。

就業経験のない就活生が、企業を見極めるのはとても難しいのが実態です。

「シンアド就活」では、業界に精通したアドバイザーがあなたの就活を二人三脚でサポートしてくれます。

もし、広告・IT業界に興味があるが、自分の適性が分からない、マーケティングに興味はあるが、自信がないとも持っている方は、まずは会員登録をして相談だけでもしてみませんか?

\\\ まずは、会員登録から ///

「シンアド就活」公式サイトへ

36の質問で、あなたの強み・適職を診断

就活は自己分析が必須!…ただ、やり方がわからず、悩んでいる人も多いはず。 そんな時は、自己分析ツール「My analytics」を活用しましょう My analyticsを使えば、36の質問に答えるだけであなたの強み・適職を診断できます。 My analyticsを活用して、サクッと自己分析を終わらせ、内定を勝ち取りましょう。

My analyticsで自己分析する(無料)

あわせて読みたい!就活に即効の記事、ベスト5

offer_box_fixed_icon_150x150.jpg1
26年卒の登録が殺到中!大手企業も利用するオファーボックスで、インターン情報やスカウトをもらおう

資生堂、マイクロソフト、朝日新聞、ニトリ、コクヨ、KUMON、TREND MICRO、ぴあ、CO・OP、ATEAM、sansan、MicroAd、istyle、RISOなども利用している逆求人型スカウトサービスのOfferBoxを賢く使い、就活のもう一つのルートを開いておこう

doda_campus_fix_image.jpg2
25年・26年卒の就活生には、dodaキャンパスを賢く利用する打ち手がある

少しでも納得感が高い内定を目指す25年卒の就活生、インターンに参加したい26年卒の就活生は、スカウトサービスで急成長しているdodaキャンパスを試してみよう。オファーの受信率は99%(23卒2022年6月時点、プロフィール入力率80%以上の場合)。ベネッセならではの充実したオンライン講座やイベント、本格的な適性診断まで無料で使えます!

kuchikomi_150x150.jpg3
納得できる内定獲得のための就活サイト、【就活会議】に無料登録すれば、88,000枚以上の本物のESを閲覧できる!

就活は情報戦。企業が提供する情報は重要ですが、それだけでは不安です。実際の社員の評価や、選考を受けた先輩達の口コミによる生の声を入手できる「就活会議」を徹底解説。ESや選考情報のリアルを手に入れよう

Kimisuka_after_Sq.jpg4
落ちてしまった選考の結果を、スカウト獲得に活用できる心強いサービスがある

スカウトサービスの大手、【キミスカ】の特徴は、落ちてしまった選考の結果さえもスカウト獲得に利用できる点です。それまでの頑張りを評価してくれる、「本当のあなた」を認めてくれる企業からのオファーを獲得しよう

 b3b75e7093f0c280652cb24dec855b9c.jpg5
【25年卒】首都圏の学生で、納得できる内定が取れていない人への神サービスを試してみよう

もう一人で悩まなくていい。就活の専任アドバイザーがマンツーマンでES添削・面談対策をしてくれ、しかもあなたに合った優良企業を紹介、完全無料の就活サポートをしてくれる「キャリアチケット」を紹介します