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【就活の業界研究】:大手3大損保グループの現状と業績を把握しておこう

就活初期にできるだけ幅広い業界・業種を理解するために、業界研究コンテンツを作りました。何故それが大事かに関しては以下の記事を参考にしてください。

「就活の答え」では損害保険業界を、以下の項目に沿って簡潔に情報をまとめていますので活用してください。

損害保険業界情報の6つのポイントを押さえよう

  • 損害保険業界のビジネスモデルを理解しよう
  • 損害保険業界の現状と課題・未来
  • 損害保険会社にはどんな仕事があるのか、職種の情報
  • 損害保険会社に働く人のモチベ―ション、やりがいは何か
  • 損害保険会社に向く人、向かない人はどんな人か
  • 具体的な主要企業名
  • 大手3大保険グループの概況

この記事では損害保険業界の中で特に就活生に人気が高い大手3大保険グループ、東京海上ホールディングス、SOMPOホールディングス、MS&ADホールディングスの現況やその事業を取り巻く状況をまとめて解説します。就活生が、未来を損害保険会社に託したいと思うか、志望の意思を固める上での参考にして下さい。

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東京海上ホールディングス 株式会社

2021年3月期連結決算 (2020年度)

経常収益(百万円)5,461,195
正味収入保険料(百万円)3,606,548
経常利益(百万円)266,735
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)161,801
包括利益(百万円)465,071
従業員数(人)43,257
子会社267社
関連会社26社

東京海上ホールディングスとグループ各社は国内損害保険事業、国内生命保険事業、海外保険事業および金融・一般事業を行っており、東京海上ホールディングス株式会社は保険持株会社という位置づけになります。

事業セグメントとその主要事業会社は以下の通りです。

国内損害保険業:

損害保険業東京海上日動火災保険株式会社
日新火災海上保険株式会社
イーデザイン損害保険株式会社
少額短期保険業東京海上ミレア少額短期保険株式会社

国内生命保険事業:

国内生命保険事業東京海上日動あんしん生命保険株式会社

海外保険事業:

損害保険業Tokio Marine North America, Inc.
Philadelphia Consolidated Holding Corp.
Delphi Financial Group, Inc.
HCC Insurance Holdings, Inc.
Privilege Underwriters, Inc.
Tokio Marine Kiln Group Limited
Tokio Marine Asia Pte. Ltd.
Tokio Marine Life Insurance Singapore Ltd.
Tokio Marine Seguradora S.A.

金融一般事業:

投資顧問業

投資信託業

東京海上アセットマネジメント株式会社

2021年3月期における各事業の業績概要は以下の通りです。

2021年3月期 連結決算セグメント別業績

セグメント名外部顧客からの経常収益(百万円)収益構成比セグメント利益/損失(百万円)利益構成比
国内損害保険事業2,751,38750.3%142,89153.6%
国内生命保険事業775,30514.2%68,72225.8%
海外保険事業1,875,66034.3%44,63816.8%
金融・一般事業71,7691.3%10,1493.8%
合計5,474,122100.0%266,401100.0%
調整額-12,927334
連結合計5,461,195266,735

2021年3月期の連結業績をセグメント別にみると、国内損害保険事業の経常収益は、前連結会計年度に比べて215億円減少し、2兆7,609億円、経常利益は、前連結会計年度に比べて366億円減少し、1,428億円という結果でした。

国内生命保険事業の経常収益は、前連結会計年度に比べて271億円増加し、7,753億円、経常利益は、前連結会計年度に比べて168億円増加し、687億円と増収増益を達成しています。

海外保険事業の経常収益は、前連結会計年度に比べて134億円減少し、1兆8,778億円、経常利益は、前連結会計年度に比べて808億円減少し、446億円となり減収減益となっています。

東京海上ホールディングスの中期経営計画

東京海上ホールディングスでは、3か年計画「東京海上グループ中期経営計画2023~成長への変革と挑戦~」を2021年度からスタートさせています。

「世界のお客様に“あんしん”をお届けし、成長し続けるグローバル保険グループ~100年後もGood Companyをめざして~」という長期ビジョンを掲げ、それを実現する姿を「ステークホルダーとのWin-Win」、「グローカル×シナジー」、「成長と安定的な高収益の実現」と定め、経営を支える基盤をベースに「2+1の成長戦略」を展開する方針です。

2+1の成長戦略の概要は以下の通りです。

  • 新しいマーケットx 新しいアプローチ
    • 急激に変化するお客様のニーズに的確に対応し、マーケットに合わせた商品・サービス戦略、チャネル戦略を展開していく

 

  • 保険本業の収益力強化
    • 自然災害の激甚化、低金利といった課題認識の一方で、料率のハード化やデジタル活用フェーズ等の機会も活かし保険本業の収益力向上に取り組む

+(プラス)

  • 次の成長ステージに向けた事業投資による経営基盤の強化
    • 人材、グループ一体経営、企業文化、テクノロジー、ERM(Enterprise Risk Management:損害保険会社自身のリスク管理)

東京海上グループ各社を志望する就活生は、東京海上ホールディングスの持ち株会社としての中長期戦略もしっかり押さえておきましょう。特に海外や新興国でのビジネス拡大は成長に不可欠な要素です。「グローカル×シナジー」の方針も良く理解しておきましょう。

東京海上日動火災保険株式会社

2021年3月期連結決算 (2020年度)

経常収益(百万円)4,443,686
正味収入保険料(百万円)3,425,846
経常利益(百万円)164,965
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)84,890
包括利益(百万円)406,287
従業員数(人)36,082
子会社229社
関連会社22社

東京海上日動火災保険は、親会社である東京海上ホールディングスのもと、子会社とともに国内損害保険事業、海外保険事業および金融・一般事業を展開しています。

東京海上日動火災保険株式会社の2021年3月期連結決算のセグメント別業績の概要は以下の通りです。

2021年3月期連結決算 セグメント別業績概要

セグメント名外部顧客からの経常収益(百万円)収益構成比セグメント利益/損失(百万円)利益構成比
国内損害保険事業2,567,71257.6%120,46773.0%
海外保険事業1,876,58242.1%43,64926.5%
金融・一般事業12,1920.3%8480.5%
合計4,456,488100.0%164,965100.0%
調整額-12,801
連結合計4,443,686164,965

東京海上日動火災保険株式会社の2021年3月期の連結業績は、保険引受収益3兆8,809億円、資産運用収益4,937億円などを合計した経常収益が、前年度に比べて335億円減少し、4兆4,436億円、利益面では経常利益が、前連結会計年度に比べて1,322億円減少し、1,649億円、親会社株主に帰属する当期純利益は、前年度比1,232億円減少し、848億円となり、減収減益の決算となっています。

東京海上日動火災保険を目指す就活生の方は、損害保険会社のビジネスモデルや現状・課題は当然として、直近の有価証券報告書の内容や2021年度からスタートした3年間の中期経営計画、「成長への変革(“X”)と挑戦2023~『品質と想いで最も選ばれる会社』を目指して~」の内容も把握して就活に活かして下さい。

SOMPOホールディングス株式会社

2021年3月期連結決算  (2020年度)

経常収益(百万円)3,846,323
正味収入保険料(百万円)2,923,547
経常利益(百万円)215,097
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)142,482
包括利益(百万円)512,417
従業員数(人)48,115
外、平均臨時雇用者数(人)14,679
子会社101 社
関連会社19社

SOMPOホールディングスグループは、国内損害保険事業、海外保険事業、国内生命保険事業、介護・ヘルスケア事業、アセットマネジメント事業、リスクマネジメント事業、確定拠出年金事業等を行っています。

SOMPOホールディングスの2021年3月期の連結業績は、経常収益が、保険引受収益が3兆4,037億円、資産運用収益が2,794億円、その他経常収益が1,631億円となった結果、前連結会計年度に比べて859億円増加して3兆8,463億円となりました。

利益面では、経常損益が前年度に比べて226億円増加して、2,150億円の経常利益、親会社株主に帰属する当期純損益は、前年度比199億円増加して1,424億円の純利益となり、総じて増収増益を達成しています。

事業セグメントとその主要事業会社は以下の通りです。(2021年3月31日時点)

国内損害保険業:

損害保険業損害保険ジャパン日本興亜 株式会社
セゾン自動車火災保険 株式会社
損保ジャパンパートナーズ株式会社
Mysurance株式会社
日立キャピタル損害保険 株式会社(持分法適用関連会社)

海外保険事業:

海外保険事業Sompo International Holdings Ltd.
Endurance Specialty Insurance Ltd
Endurance Assurance Corportion
Endurance Worldwide Insurance Limited
SI Insurance (Europe), SA
Sompo Sigorta Anonim Sirketi
Sompo Holdings (Asia) Pte. Ltd.
Sompo Insurance Singapore Pte. Ltd
Berjaya Sompo Insurance Berhad
PT Sompo Insurance Indonesia
Sompo Insurance China Co., Ltd.
Sompo Insurance (Hong Kong) Company Limited
Sompo Seguros S.A.

国内生命保険事業:

国内生命保険事業SOMPOひまわり生命保険株式会社

介護・ヘルスケア事業:

介護・ヘルスケア事業SOMPOケア株式会社
SOMPOヘルスサポート株式会社

その他:

アセットマネジメント事業SOMPOアセット マネジメント株式会社
リスクマネジメント事業SOMPOリスクマネジメント 株式会社
確定拠出年金事業損保ジャパンDC証券株式会社

その他、ソフトウェア販売事業、個人間カーシェアリング事業、駐車場シェアリング事業、マイカーリース事業等を持分法適用関連会社で行っています。

2021年3月期における各事業の業績概要は以下の通りです。

2021年3月期 連結決算セグメント別業績

セグメント名外部顧客への売上高(百万円)収益構成比セグメント利益/損失(百万円)利益構成比
国内損害保険事業2,196,57464.2%136,74496.0%
海外保険事業732,86021.4%-5,639-4.0%
国内生命保険事業340,2919.9%19,43513.6%
介護・ヘルスケア事業138,4254.0%1,0900.8%
その他12,1950.4%-9,148-6.4%
合計3,420,346100.0%142,482100.0%
調整額425,977
連結合計3,846,323142,482

事業セグメント別の業績は以下の通りです。

国内損害保険事業:

  • 正味収入保険料は、前年度に比べて392億円減少し、2兆1,965億円、親会社株主に帰属する当期純損益は、前年度比で412億円増加し、1,367億円の純利益となり減収増益の結果でした。

海外保険事業:

  • 正味収入保険料は、前年度に比べて1,373億円増加し、7,269億円でしたが、親会社株主に帰属する当期純損益は、前連結会計年度に比べて272億円減少し、56億円の純損失の結果となりました。

国内生命保険事業:

  • 生命保険料は、前年度に比べて80億円減少し、3,402億円、親会社株主に帰属する当期純損益は、前年度比で34億円増加し、194億円の純利益となり減収増益の結果でした。

介護・ヘルスケア事業:

  • 経常収益は、前年度に比べて41億円増加し、1,386億円、親会社株主に帰属する当期純損益は、前連結会計年度に比べて2億円減少し、10億円の純利益となっています。

SOMPOホールディングスの中期経営計画

SOMPOホールディングスでは、2021年度から2023年度での中期経営計画を実行中です。

SOMPOホールディングスは、目指す姿を「安心・安全・健康のテーマパーク」としています。

「安心・安全・健康のテーマパーク」とは、安心・安全・健康という抽象的な概念を目に見える形に変え、社会の中心である「人」の人生に寄り添い、デジタルテクノロジーなどのあらゆる先進技術を適切に活用することで、事業を通じて社会課題を解決するとともに、お客さまの人生や暮らしをひとつなぎで支えていく存在として社会貢献を果たす当社グループの目指す姿です。

中期経営計画は、既存事業の収益性を高めて利益の安定化を図る「規模と分散の追求」、リアルデータの利活用等による「新たな顧客価値の創造」、そして、「働き方改革」の3つの基本戦略で構成されています。

また2023年度の到達点としての定量目標を、連結利益3,000億円以上、ROE10%以上、海外事業比率30%以上等に定めて事業を展開しています。

SOMPOホールディングス各社への就活を目指す皆さんは、個別の企業研究は当然として、グループの長期ビジョンや中期経営計画に示された課題や戦略、将来の成長の機会をどう考えているかを把握して、自身の就活の軸や志望動機に活かしてください。

損害保険ジャパン株式会社

(旧:損害保険ジャパン日本興和株式会社)

2021年3月期 連結決算(2020年度)

経常収益(百万円)3,307,376
正味収入保険料(百万円)2,923,547
経常利益(百万円)198,594
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)134,316
包括利益(百万円)337,107
従業員数(人)33,373
外、平均臨時雇用者数(人)2,443
子会社81 社
関連会社12社

損害保険ジャパン株式会社は2020年4月に損害保険ジャパン日本興亜株式会社より商号を変更しているので、過去のデータを検索する際は注意してください。

損害保険ジャパン株式会社は親会社のSOMPOホールディングス株式会社のもと、関係会社(子会社81社および関連会社12社)と、国内損害保険事業、海外保険事業、確定拠出年金事業等を展開しています。

損害保険ジャパンの2021年3月期連結決算のセグメント別業績の概要は以下の通りです。

202年3月期連結決算 セグメント別業績概要

セグメント名外部顧客への売上高(百万円)収益構成比セグメント利益/損失(百万円)利益構成比
国内損害保険事業2,196,57474.9%139,463103.8%
海外保険事業732,86025.0%-5,639-4.2%
その他2,3530.1%4920.4%
合計2,931,787100.0%134,316100.0%
調整額375,589
連結合計3,307,376134,316

損害保険ジャパン株式会社の2021年3月期の連結業績は、新型コロナウイルスの世界的な蔓延により、厳しい環境下のなか、経常収益が保険引受収益が3兆612億円、資産運用収益が2,281億円、その他経常収益が180億円となった結果、前連結会計年度に比べて844億円増加して3兆3,073億円という結果でした。

利益面では、経常損益は、前年度に比べて114億円増加して、1,985億円の経常利益、親会社株主に帰属する当期純損益は、前年度比で69億円増加して1,343億円の純利益となり、増益を達成しています。

MS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社

2021年3月期 連結決算 (2020年度)

経常収益(百万円)4,892,244
正味収入保険料(百万円)3,500,996
経常利益(百万円)306,524
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)144,398
包括利益(百万円)753,938
従業員数(人)41,501
外、平均臨時雇用者数(人)8,615
子会社154 社
関連会社34 社

MS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社の2021年3月期の連結業績は、経常収益が保険引受収益3兆4,253億円、資産運用収益1兆4,507億円、その他経常収益が160億円となった結果、4兆8,922億円、利益面では経常利益が前年度に比べ1,488億円増加し、3,065億円、親会社株主に帰属する当期純利益は、前年度比13億円増加し、1,443億円という結果でした。

MS&ADインシュアランスグループホールディングスは、国内損害保険事業、国内生命保険事業、海外事業、金融サービス事業/リスク関連サービス事業のセグメントで、以下のグループ各社が事業を展開しています。

三井住友海上火災保険株式会社:主に国内損害保険事業:

  • 海外事業:MSIG Holdings (Americas), Inc.、Mitsui Sumitomo Insurance USA Inc.等、30社による
  • 金融サービス事業/リスク関連サービス事業:三井住友海上キャピタル(株)、三井住友アセットマネジメント(株)、MS Finance Reinsurance Limitedによる
あいおいニッセイ同和損害保 険株式会社:主に国内損害保険事業

  • 海外事業:DTRIC Insurance Company, Limited、Aioi Nissay Dowa Europe 等、8社による
三井ダイレクト損害保険株式会社:国内損害保険事業
三井住友海上あいおい生命保 険株式会社:国内生命保険事業
三井住友海上プライマリー生 命保険株式会社:国内生命保険事業
海外事業:日本国内においては国内損害保険子会社の海外部門が、諸外国においては海外現地法人及び国内損害保険子会社の海外支店が、海外事業を展開

金融サービス事業:国内損害保険子会社、三井住友DSアセットマネジメント株式会社、三井住友海上キャピタル株式会社及び
Leadenhall Capital Partners LLPなどが、アセットマネジメント事業、金融保証事業、確定拠出年金事業、ART(Alternative Risk Transfer)事業、個人融資関連事業及びベンチャー・キャピタル事業を行っています

リスク関連サービス事業: MS&ADインターリスク総研(株)三井住友海上ケアネット株式会社などが、リスクマネジメント事業、介護事業などを行っています

2021年3月期における各事業の業績概要は以下の通りです。

2021年3月期 連結決算セグメント別業績

セグメント名外部顧客への売上高(百万円)収益構成比セグメント利益/損失(百万円)利益構成比
国内損害保険事業三井住友海上1,525,18245.9%92,21553.6%
あいおいニッセイ同和損保1,249,19537.6%21,61012.6%
三井ダイレクト損保36,5411.1%8780.5%
国内生命保険事業三井住友海上
あいおい生命
393,43911.8%11,9116.9%
三井住友海上プ
ライマリー生命
-599,802-18.0%43,11725.1%
海外事業694,11820.9%-3,195-1.9%
ぞの他24,4140.7%5,4453.2%
合計3,323,089100.0%171,984100.0%
調整額-24,414-27,585
連結合計3,298,674144,398

事業セグメント別の業績は以下の通りです。

  • 国内損害保険事業(三井住友海上火災保険株式会社):
    • 経常収益は、保険引受収益が1兆6,646億円、資産運用収益が1,326億円、その他経常収益が47億円となった結果、1兆8,021億円、経常利益は前年度に比べ424億円増加し、1,316億円、当期純利益は、前事業年度に比べ18億円減少し、922億円と言う結果でした。
  • 国内損害保険事業(あいおいニッセイ同和損害保険株式会社):
    • 経常収益は、保険引受収益が1兆3,221億円、資産運用収益が621億円、その他経常収益が56億円となった結果、1兆3,898億円、経常利益は前年度比で261億円減少し、324億円、当期純利益は、前事業年度に比べ231億円減少し、216億円でした。
  • 国内損害保険事業(三井ダイレクト損害保険株式会社):
    • 経常収益は、保険引受収益が364億円となったことなどにより365億円、経常利益は前年度比で12億円増加し14億円、当期純利益についても前事業年度に比べ8億円増加し、9億円、出資持分考慮後の当期純利益(セグメント利益)は、前事業年度に比べ7億円増加し、8億円と言う結果でした。
  • 国内生命保険事業(三井住友海上あいおい生命保険株式会社):
    • 経常収益は、保険料等収入が5,131億円、資産運用収益が510億円、その他経常収益が42億円となった結果、5,684億円、経常利益は前年度に比べ69億円増加し、256億円、当期純利益は、前事業年度に比べ44億円増加し、119億円となっています。
  • 国内生命保険事業(三井住友海上プライマリー生命保険株式会社):
    • 経常収益は、保険料等収入が8,921億円、資産運用収益が1兆1,428億円、その他経常収益が40億円となった結果、2兆391億円、経常利益は前事業年度に比べ1,286億円増加し、1,600億円、当期純利益は、前事業年度に比べ228億円増加し、431億円という結果でした。
  • 海外事業(海外保険子会社)
    • 海外保険子会社セグメントは、正味収入保険料は前連結会計年度に比べ883億円減少し、6,235億円、経常利益は前連結会計年度に比べ379億円減少し、128億円、出資持分考慮後の当期純損益(セグメント損益)は前連結会計年度に比べ393億円減少し、31億円の損失という結果でした。

MS&ADインシュアランスグループの中期経営計画

MS&ADインシュアランスグループは、2018年度から2021年度を対象にした中期経営計画「Vision 2021」を基に事業を展開中です。

「Vision 2021」の重点戦略は、グループの総合力発揮、デジタライゼーションの推進、ポートフォリオの変革の3本柱になっています。重点戦略の骨子は以下の通りです。

グループの総合力発揮:

  • 国内損害保険事業と国内生命保険事業の連携強化、共通化、共同化
  • 国内損害保険事業と国内生命保険事業、リスク関連サービス事業、金融サービス事業、海外事業の各社による役割分担見直しと連携強化
  • 共通化・共同化の推進(商品・事務共通化、共同損サシステム、健康・医療 商品・サービス 等)

デジタライゼーションの推進:

  • 「デジタライゼーション」 にグループ全体で取り組み、ビジネス全体の変革につなげる
  • お客さまがグループ各社との接点の中で体験する価値を向上し、あわせて当社グループの業務生産性を向上する
  • 業務プロセス改革、チャネル競争力に高度化、商品・サービスのデジタル対応
  • データの活用、システム改革、グループ内カルチャーの醸成

ポートフォリオ変革

事業ポートフォリオ:

  • 国内損害保険事業の収益を堅持し つつ、海外事業・国内生命保険 事業の収益を拡大
  • 国内 損害保険事業以外で利益の50%を実現
  • 将来的に海外事業の利益をグループの50%にまで引き上げる

リスクポートフォリオ:

  • 自然災害リスクのサイクルマネ ジメントを踏まえた適切なリス クコントロール
  • 政策的に保有している株式削減の継続

MS&ADインシュアランスグループ傘下の保険会社に就活を行う場合、個別の企業研究を徹底することは当然ですが、MS&ADインシュアランスグループ全体の経営方針もよく理解しておきましょう。

特に中核となる三井住友海上火災保険株式会社、 あいおいニッセイ同和損害保険株式会の2社を志望する方はそれぞれの歴史や特徴を理解して、グループの中の位置づけもしっかり把握して就活に臨みましょう。

2社の2021年3月期の連結業績は以下の通りです。

三井住友海上火災保険株式会社

2021年3月期 連結決算(2020年度)

経常収益(百万円)2,501,627
正味収入保険料(百万円)2,117,562
経常利益(百万円)106,344
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)53,753
包括利益(百万円)405,788
従業員数(人)22,271
外、平均臨時雇用者数(人)5,275
子会社105 社
関連会社21 社

三井住友海上火災保険の2021年3月期連結決算のセグメント別業績の概要は以下の通りです。

2021年3月期連結決算 セグメント別業績概要

セグメント名外部顧客への売上高(百万円)収益構成比セグメント利益/損失(百万円)利益構成比
国内損害保険事業(三井住友海上)1,522,04270.7%92,21596.3%
海外保険事業(海外保険子会社)596,16227.7%2,2102.3%
その他35,1501.6%1,3561.4%
合計2,153,355100.0%95,782100.0%
調整額-24,275-42,029
連結合計2,129,08053,753

あいおいニッセイ同和損害保険株式会社

2021年3月期 連結決算(2020年度)

経常収益(百万円)1,464,876
正味収入保険料(百万円)1,346,956
経常利益(百万円)33,447
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)21,250
包括利益(百万円)232,377
従業員数(人)15,070
外、平均臨時雇用者数(人)3,310
連結子会社子会社21 社
持分法適用関連会社1 社

あいおいニッセイ同和損害保険の2021年3月期連結決算のセグメント別業績の概要は以下の通りです。

2021年3月期連結決算 セグメント別業績概要

セグメント名外部顧客への売上高(百万円)収益構成比セグメント利益/損失(百万円)利益構成比
国内損害保険事業(あいおいニッセイ同和損保)1,258,11393.2%21,610101.7%
海外保険事業(海外保険子会社)92,2416.8%-777-3.7%
その他4172.0%
合計1,350,354100.0%21,250100.0%
調整額
連結合計1,350,35421,250

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またこのツールを利用する際、就活をより効率化できる無料の就活サービスを同時登録することも忘れずに!

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就活のスタートには、自己分析のサポートツールで自分の強みを発見しよう

「自己分析」は就活のイロハの「イ」ですが、時間がかかり大変です。そして自分を冷静に見つめ直すのも難しいものです。そんな時、力になるのは本格的な適職診断ソフト、「Analyze U+」です。

「Analyze U+」は251問の質問に答える本格的な診断テストで、質問に答えていくと経済産業省が作った「社会人基礎力」を基に、25項目に分けてあなたの強みを偏差値的に解析してくれます。本当のあなたの強みや向いている仕事を素早く「見える化」してくれる優れたツールなのです。

「AnalyzeU+」を利用するには、スカウト型就活サイト「OfferBox」への会員登録が必要です。もちろん全て無料で利用できます。

  OfferBoxは、自分のプロフィールを登録しておくだけで、あなたに関心を持った企業から選考のオファーがもらえるサイトなので、登録しておいて損はありません。 手早く自己分析を済ませ、就活の流れに乗っていきましょう。

<オファーボックス参加企業の一部>

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