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【例文あり】日本銀行への志望動機に説得力を増す書き方

「就活の答え」では就活生が特に気になる企業を選んで、書類選考を突破し内定に導くための企業別志望動機の作成方法を解説します。この記事では日本銀行への志望動機の例文をあげ、その作成方法を解説しています。

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では早速、例文をみてみましょう。

日本銀行への志望動機(例文):総合職

日本銀行への志望理由を述べてください(公的な機関で働くことの意義、日本銀行でどのような貢献・活躍をしたいと考えているか等)

(400文字以内)

貴行を志望する理由は、日本の経済活動を根底で支える仕事に就きたいという意思に尽きる。国民が安心して暮らし、将来に希望を持てるように、政府から独立した存在として重要な金融政策を担う中央銀行の一員として働きたいと考えた。私は経済学部でマクロ経済を学び、ゼミでは経済現象や金融政策に関するディベートを数多く行なってきた。その過程で、日本が直面する人口減少と少子高齢化等の構造的な問題に不安を抱いた。当然、金融政策のみでは国民経済の課題の解決はできないと考えるが、物価の安定と金融システムの安定に責任を持つ貴行こそが、日本経済の不確実な未来を大局的にナビゲートできる一番の存在であるとの結論に至った。特に量的緩和政策を中長期で最適に運用していく仕事には大きな責任と共に「やりがい」を感じる。入行後は金融政策の的確な遂行能力を身に付け、将来的には重要な金融政策の企画、立案、提言を行える人材に成長していきたい。(400文字)

企業別志望動機を書き始める前の注意点

志望動機を書き始める前に、絶対に注意しておくべきポイントをあげておきます。

  1. 自分起点、事実起点で、具体的に、ポジティブに書くこと
  2. 志望動機を構成する要素(下記参照)はあらかじめ全て考え、揃えて、文章にまとめておくこと志望動機単独で書かない事
  3. ES全体の回答要求項目を精査して、そのバランスの中で何をどの質問に対してメインの要素として書いていくかを決めてから書くこと
  4. ES全体の質問の回答要求項目に対し、文字数制限やスペース制限に従って結論ファーストでドラフトをつくる
  5. ドラフトが完成したら、その上で面接の質問やつっこみ、会話のつかみを想定して志望動機の論理の一貫性が保たれているか、面接のつっこみ質問に耐えられるかを想定し、推敲、改善すること
  6. 完成したら信頼のおける友人や近親者に読んでもらい第三者のアドバイスをもらうこと。リクルーターにコンタクトできる場合は、見てもらえるかを相談してみること
  7. PC上で文字数制限内(80%以上)で書き上げ、誤字・脱字をチェックし、手書きの場合はできるかぎり丁寧に、読みやすく清書すること

従ってES解禁前の準備段階では、本サイトや他の信頼のおける就活サイトで志望企業の過去のES(直近年度及びその前年)のES内容を把握しておきましょう。

企業によってはESに「志望動機」の記載を求めない会社も存在します。その場合でも志望動機は面接時に質問されると考え、以下に解説するロジックに従って作成しておいて下さい。

志望動機の作り方

志望動機の作り方のフローは「志望動機に、あなただけの説得力を増す方法」で詳しく解説しています。まだ志望動機とは何かが良く分からない人や、作成したことがない方は参照してください。

「就活の答え」では、学生に人気のある50の業界・業種別に志望動機の書き方を解説しています。これらの記事も実践的に具体的な企業名をあげ、過去のESの設問に従って50社の志望動機の作り方を解説しています。以下の記事はブックマークやお気に入りに登録しておくととても便利です。

この記事では、自己分析や日本銀行の企業研究を既に充分行なった方を対象に志望動機をどのように書くべきかを解説します。

志望動機のロジック

「就活の答え」では、以下のチャートでの志望動機のロジックを推奨しています。「本当のあなた」の価値観から積み上げていくロジックです。

正攻法ですがESや面接における他の重要視質問、例えば「学部・学科の専攻の理由」や「研究テーマと課題」、「あなたが一生懸命打ち込んできたことを挙げ、打ち込むことができた理由とそこで得られたこと」、「これだけは人に負けないと自負している点」等々を答えなければならないため、自分の性格や価値観に紐づいた経験や事実、そこから見出されるあなたの強みと企業選択の理由を結び付けることは非常に重要なエクササイズなのです。

このロジックの一貫性が「就活の軸」と言えるものです。この軸に説得力があることがESや面接での戦闘力になります。

一部の学生は報酬や福利厚生の良さ、世間体、誰もが知っている大企業・人気企業、上場企業や格好よさげな業界や企業群から企業を選び、赤枠で囲った企業選択理由(志望動機)をはじめに考え、後付けでその下の構造を作っていく人もいます。そのやり方をしたくなる気持ちは理解できますが、お勧めはできません。

そのやり方は時間はセーブできるかもしれませんが、まともな企業であれば一部のハイパー学生(学歴も実績、能力が志望企業の水準に比べてずば抜けて高い学生)しか通用しないでしょう。

あとは人手不足でどんな学生でも欲しい企業、ブラック企業、ブラックでなくても早期離職が当たり前の厳しい業界や企業であれば内定は取れるでしょう。

人事担当や面接官はその企業で評価されている人達です。企業研究の深さや動機の強さ、弱さ、適性はすぐに分かってしまいます。

また日本国の中央銀行たる日本銀行であれば、「嘘」や「ごまかし」、「不誠実さ」が感じられればなおさら選考を通過できる訳はありません。

日本銀行の職員には、まず、パブリック(公的)な仕事をしたい、社会全体に貢献したいという強い意志や規範意識が求められるのは当然であり、厳しいコンプライアンスの遵守が求められることは言うまでもありません。

日本銀行への志望動機(例文)の解説

それでは上記のロジックで積み上げた、日本銀行への志望動機を再度例示して解説します。日本銀行のESでは志望動機部分が400文字以内と限られているため、設問の趣旨に沿った回答の中で日本銀行ならではの特長と、個人としてのビジョを連結して「公的な機関で働くことの意義や日本銀行でどのような貢献・活躍をしたいと考えているか」が伝わる工夫をするべきです。ただしあくまで「自分起点」で書くことです。

再掲: 日本銀行への志望理由を述べてください(公的な機関で働くことの意義、日本銀行でどのような貢献・活躍をしたいと考えているか等)

(400文字以内)

貴行を志望する理由は、日本の経済活動を根底で支える仕事に就きたいという意思に尽きる。国民が安心して暮らし、将来に希望を持てるように、政府から独立した存在として重要な金融政策を担う中央銀行の一員として働きたいと考えた。私は経済学部でマクロ経済を学び、ゼミでは経済現象や金融政策に関するディベートを数多く行なってきた。その過程で、日本が直面する人口減少と少子高齢化等の構造的な問題に不安を抱いた。当然、金融政策のみでは国民経済の課題の解決はできないと考えるが、物価の安定と金融システムの安定に責任を持つ貴行こそが、日本経済の不確実な未来を大局的にナビゲートできる一番の存在であるとの結論に至った。特に量的緩和政策を中長期で最適に運用していく仕事には大きな責任と共に「やりがい」を感じる。入行後は金融政策の的確な遂行能力を身に付け、将来的には重要な金融政策の企画、立案、提言を行える人材に成長していきたい。(400文字)

要素の分解:

結論 1:日本銀行への志望理由

  • 貴行を志望する理由は、日本の経済活動を根底で支える仕事に就きたいという意思に尽きる
    • →問われていることに対し、結論ファーストで記述
    • →公的な機関で働くことの意義をストレートに伝える
  • 国民が安心して暮らし、将来に希望を持てるように、政府から独立した存在として重要な金融政策を担う中央銀行の一員として働きたいと考えた
    • →公的機関で働く意義を、志望者ならではの視点、価値観によりブレークダウンして補強する

 

結論のRTB Reason to believe):

  • 私は経済学部でマクロ経済を学び、ゼミでは経済現象や金融政策に関するディベートを数多く行なってきた
    • →志望者ならではの特徴(例文の場合は専攻とゼミでの経験)によって、志望者の就活の軸を根拠づける
  • その過程で、日本が直面する人口減少と少子高齢化等の構造的な問題に不安を抱いた
    • →志望者独自の視点によりマクロの課題を設定し、その解決に貢献できるのが日本銀行であるという根拠づけのリード

まとめ:

  • 当然、金融政策のみでは国民経済の課題の解決はできないと考えるが、物価の安定と金融システムの安定に責任を持つ貴行こそが、日本経済の不確実な未来を大局的にナビゲートできる一番の存在であるとの結論に至った
    • →日本銀行を志望する理由を、公的な機関で働く意義と共にまとめ、その意義を遂行できる一番の選択肢であるという結論の記述

 

結論 2:日本銀行でどのような貢献・活躍をしたいと考えているか

  • 特に量的緩和政策を中長期で最適に運用していく仕事には大きな責任と共に「やりがい」を感じる
    • →志望者ならではの視点(この例文の場合は日本銀行が中長期で果たしていくべき役割)により、志望者の意欲の表現(例文の場合は、責任と「やりがい」)を連結

まとめ:

  • 入行後は金融政策の的確な遂行能力を身に付け、将来的には重要な金融政策の企画、立案、提言を行える人材に成長していきたい
    • →志望者のキャリアパスに対する考え方を基に、将来のビジョン(どのような貢献・活躍がしたいか)を意欲の表現で文を結ぶ

まとめ

ESの設問のパターンによって答え方、書き方をアレンジする必要はありますが、志望動機のロジックツリーはあらかじめ作っておけるはずです。あなたの軸が強ければ後は書き方を工夫すれば良いだけです。この志望者の志望動機の構成は、特定職や一般職にも充分応用が可能です。要素の分解の→以下の要素を参考にしながら、自分のオリジナルを作っていくことです。

また日本銀行のインターンシップに参加できた人は、その体験を通じての気づきや感動、日本銀行の行員から得られたものを理由にあげることで、実際の体験を通じた日本銀行の「人」や「ならでは」を表現することも非常に有効です。インターンシップの厳しい選考を参加できた方はぜひ検討してみて下さい。

金融機関の中には稀にESで志望動機の詳細な記述を求めない企業もありますが、面接では志望動機関連の質問は絶対にありますので、しっかり準備をしておきましょう。

そして文章化したものを信用のおける第三者にみてもらい、ブラシュアップをしていきましょう。

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