活初期にできるだけ幅広い業界・業種を理解するために、業界研究コンテンツを作りました。何故それが大事かに関しては以下の記事を参考にしてください。
「就活の答え」では自動車部品業界を、以下の項目に沿って解説していきます。
自動車部品業界の6つのポイントを押さえよう
- 自動車部品業界の構造とビジネスモデルを理解しよう
- 自動車部品業界の現状と課題・未来
- 自動車部品メーカーにはどんな仕事があるのか、職種の情報
- 自動車部品メーカーに働く人のモチベ―ションは何か
- 自動車部品メーカーに向く人、向かない人はどんな人か
- 自動車部品メーカーの上位企業の特徴と業績
この記事では自動車部品業界の中で特に就活生に人気が高い、一次部品メーカー、中でも売上上位企業に絞って自動車部品メーカーの現況やその事業を取り巻く状況をまとめて解説します。
就活生が、自分自身の未来を自動車部品業界、自動車部品メーカーに託したいと思うか、志望の意思を固める上での参考にして下さい。
上位10社の概況を、直近の年度有価証券報告書や各社の中期経営計画から、就活の業界研究として重要なポイントを解説します。
目次の社名をクリックすれば、その企業の概況に遷移できます。
Table of Contents
自動車部品業界上位10社の概況
株式会社デンソー
2023年3月期連結決算 (2022 年度)
売上高 (百万円) | 6,401,320 |
営業利益 (百万円) | 426,099 |
当期利益 (百万円) | 347,861 |
親会社株主に帰属する当期利益(百万円) | 314,633 |
当期包括利益(百万円) | 348,749 |
従業員数(人) | 164,572 |
外、平均臨時雇用者数 | 30,899 |
子会社 | 190社 |
関連会社 | 83社 |
デンソーの事業セグメントは地域制をとっています。
「日本」、「北米」、「欧州」、「アジア」、「その他」の各セグメントで、「サーマルシステム」、「パワトレイン システム」、「モビリティエレクトロニクス」、「エレクトリフィケーションシステム」、「先進デバイス」、「非車載事業:AUTO-ID関連、FA関連、冷却・空調関係、フードバリューチェーン関連、生活関連、その他」等の製品群を製造・販売しています。
2023年3月31日時点の株主構成では、筆頭株主のトヨタ自動車が24.16%、第三位株主の豊田自動織機が9.26%を所有しており、トヨタ系列の巨大部品メーカーです。
2023年3月期(2022年度)連結業績の概要
2023年3月期の連結売上収益は、6兆4,013億円(前年度比8,858億円増、16.1%増)と前年比増収となっています。
半導体不足や中国のロックダウン等により車両生産は影響を受けたものの、年間を通じて回復基調が継続、加えて、注力領域である電動化関連製品や先進安全製品を中心に、順調な拡販が増収に寄与しています。
連結利益面の業績は、営業利益は、電子部品を中心とした部材費・素材費や、物流費・エネルギー費用の高騰等、厳しい外部環境であったものの、グローバルでの企業努力による合理化と、コスト上昇分の価格反映により、4,261億円(前年度比849億円増、24.9%増)、税引前利益は4,569億円(前年度比721億円増、18.7%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は3,146億円(前年度比507億円増、19.2%増)となり、3期連続で増収増益を達成しています。
デンソーは世界の部品メーカーのランキングでも首位のロバート・ボッシュ(ドイツ)に続き第二位という堂々たるグローバル企業です。
2022年度の売上収益実績の内、トヨタグループ向けの売上げは3兆1,588億円、総販売実績に占める割合は49.3%です。トヨタグループ以外のメーカーとも幅広くビジネスを展開している、まさに日本を代表する自動車業界のリーディングカンパニーです。
2023年3月期における、セグメント別の業績は以下の通りです。
2023年3月期連結決算 セグメント別業績概要
事業名 | 外部顧客への売上高(百万円) | 売上構成比 | セグメント利益/損失 (百万円) |
利益構成比 |
日本 | 2,509,604 | 39.2% | 215,573 | 50.3% |
北米 | 1,486,718 | 23.2% | 17,921 | 4.2% |
欧州 | 624,329 | 9.8% | 17,460 | 4.1% |
アジア | 1,680,872 | 26.3% | 158,286 | 36.9% |
その他 | 99,797 | 1.6% | 19,260 | 4.5% |
合計 | 6,401,320 | 100.0% | 428,500 | 100.0% |
調整額 | ー | ー | -2,401 | ー |
計上額 | 6,401,320 | ー | 426,099 | ー |
中長期計画
地球温暖化や高齢化、交通事故等が大きな社会課題となる中、デンソーグループは「デンソーグループ2030年長期方針」を策定し、「環境」「安心」の提供価値を最大化することに加え、社会から「共感」を得ることのできる新たな価値の提供を通じて、笑顔広がる社会づくりに貢献する取り組みを進めています。
デンソーグループ2030年長期方針:
「地球に、社会に、すべての人に、笑顔広がる未来を届けたい。」
デンソーではこの長期方針を実現し、大きく変化する産業構造や事業環境に対応するため、現在「2025年中期方針」の策定を進めています。
「2025年中期方針」では、経営基盤強化と事業成長を軸に、「ありたい姿・目標」と「グローバル経営の5本柱」を以下のように策定しています。
ありたい姿・目標 | グローバル経営の5本柱 |
持続経営の実現 | 揺るぎない強固な経営基盤の確立
(安全/品質・危機管理・収益) |
高い志と正しい仕事 | 世界一/世界初の実現を目指し、デジタルで仕事の在り方を変革 |
事業ポートフォリオ変革 | 業界・パートナーと共に成長と総仕上げをやり切り、事業構造を変革 |
カーボンニュートラル実現 | 業界全体を牽引し、カーボンニュートラルを実現
(競争力とカーボンニュートラルの両立) |
新価値創造 | 新領域での製品・ソリューションの提供を通じて事業成長を実現 |
2025年中期方針:
- 人財に主眼を置き、実現力のプロフェッショナルを生みだす人づくりや、ダイバーシティ&インクルージョンを強力に推進し、変化に強く活力溢れる組織づくりが、社員一人ひとりの力を結集させ、方針実現の推進力とする
- 安全/品質、危機管理、収益力向上等の盤石な経営基盤を確立し、事業ポートフォリオの変革を通じて新たな価値創出を進め、社会課題の解決と事業成長を両立させる
- 「環境・安心・共感」を基に「地球に優しいモノづくり」と「安心で価値のある移動」の実現に取り組むと同時に、以下の深刻な社会課題に向き合う
- 社会課題の深刻化(気候変動・人口増加・資源不足等)
- 循環型社会への要請(再生可能エネルギー、リサイクル材利用が義務に)
- デジタル化の伸展(物理情報がデータ化され仮想空間で解析されるサイバーフィジカルシステムが現実に)
- 価値観の多様化(世代差・地域差等価値観が多様に)
これらの社会課題に向き合い、「幸福の循環」の輪をモビリティから社会全体に広げるべく、「社会活動を止めない」、「多様な価値観、幸福感に応える」ことを目指し、「人流」、「物流」、「エネルギー流」、「資源流」、「データ流」の5つの流れのアプローチに取り組み、5つの流れを相互につなげ、統合的に制御することで、幸福循環社会の実現を目指すことを掲げています。
提供する価値:
- 安心で価値のある移動
- 人流:
- 交通事故者ゼロを目指し、クルマの周囲の危険認識に加え、ドライバーの状態等を統合し、安全運転を支援する技術を開発。変容する移動の価値観に様々な技術や開発で貢献
- 物流:
- 自動運転と高度な運行システムを組み合わせ、物流全体での人・モノ・時間の最適化により、ドライバー不足や荷数の増加等、社会課題の解決に貢献
- 人流:
- 地球に優しいモノづくり
- エネルギー流:
- 電気、水素、燃料等の様々なエネルギーを組み合わせた、エネルギー循環システムの構築により、100%再エネ稼働の工場や社会を実現
- 資源流:
- 過酷な条件で使用されるクルマを支えるモノづくりで培った自動化技術と、材料技術を活かしたクルマの資源循環により、「資源流」と「もっと地球にやさしいクルマ作り」を実現
- エネルギー流:
- 流れをつなぐ価値を最大化
- データ流:
- サプライチェーンをデータでつなぐ標準データプラットフォームを構築する等、人・クルマ・社会・産業・消費者がつながる基盤を構築し、より良いサービスを提供
- データ流:
電動化分野において、車内のあらゆるシステムや製品をつなぎ、クルマの中のエネルギーを効率よくマネジメントすることにより、燃費性能の向上や省電力化によってCO2排出ゼロに貢献し、カーボンニュートラルを目指す方針です。
また先進安全・自動運転分野においては、品質と信頼性の高いセンシング技術の開発を更に推進し、今後はAI・ソフトウェア技術を高度化してモビリティ社会の安心に貢献するとしています。
電動化分野、先進安全・自動運転分野はデンソーの成長に非常に重要な分野であるため、トヨタとの連携を更に強化して研究開発を行っています。
上記に加え、注力する分野は「環境分野」です。
「環境」分野では、「2035年生産活動でのカーボンニュートラルの実現」を目指すべく、「モノづくり」、「モビリティ製品」、「エネルギー利用」の3つの領域で取り組み推進しています。
具体例としては、「モビリティ製品」では、デンソー初となるSiC(シリコンカーバイド)パワー半導体を用いたインバータを市場投入し株式会社BluE Nexusの「eAxle」に組み込まれ、LEXUS初の電気自動車(BEV)専用モデル「RZ」に搭載されています。
このSiCパワー半導体は、電力損失を大幅に低減する半導体の材料でつくられており、BEVの電費向上と航続距離の延伸に貢献する製品です。
「モノづくり」と「エネルギー利用」では、トヨタ自動車と共同で、デンソー福島工場内でのグリーン水素の製造、及び製造した水素の工場における活用の実証を開始します。今回の実証を通じて、「水素地産地消」モデルの構築や、カーボンニュートラル工場の実現を目指す方針です。
このように、デンソーはもはや自動車部品メーカーの枠を超えて、培った技術を重要な社会課題解決に活かして成長を両立させる企業体と考えた方が良いと思います。
就活でデンソーグループを志望する方は、グローバル展開の実態や、クルマの電動化という100年に一度と言われる大変革におけるポジショニングや戦略、更には提供する価値の内容や具体例を理解して、自分自身のビジョンを持ち、選考に臨んで下さい。
株式会社アイシン
アイシン精機株式会社は2021年4月1日に主力子会社アイシン・エィ・ダブリュ(愛知県安城市)と経営統合し、社名を株式会社アイシンに変更しています。
2023年3月期連結決算 (2022 年度)
売上収益(百万円) | 4,402,823 |
税引前利益 (百万円) | 73,741 |
親会社の所有者に帰属する当期利益(百万円) | 37,670 |
親会社の所有者に帰属する当期包括利益(百万円) | 39,353 |
従業員数(人) | 116,649 |
外、平均臨時雇用者数 | 25,596 |
子会社・関連会社 | 209社 |
アイシンの主要事業は自動車部品およびエナジーソリューション関連機器の製造・販売であり、主力の自動車部品事業は「パワートレイン関連」、「走行安全関連」、「車体関連」、「CSS(コネクティッド&シェアリングソリューション)関連」の区分となっており、多様なシステム及び部品の製造販売を行っています。
エネルギーソリューション関連は、エネルギー・住生活関連用(ガスヒートポンプエアコン、コージェネレーションシステム、シャワートイレ)やその他のフェムト秒ファイバーレーザー、住宅リフォーム、建設土木、石油販売で構成する事業となっています。
2023年3月期(2022年度)連結業績の概要
アイシングループの2023年3月期におけるグループ連結業績は、売上収益が、前連結会計年度(3兆9,174億円)に比べ12.4%増の4兆4,028億円となっています。
20222年度は半導体不足や中国ロックダウンによる車両減産影響があり、前連結会計年度(以下、前年度)に比べパワートレインユニットの販売台数は減少したものの、円安の影響等により増収となっています。
利益面の業績は、生産台数の減少や原材料価格の高騰等外部環境の影響、電動化に向けた既存資産圧縮に伴う構造改革費用により、営業利益は前年度(1,820億円)に比べ68.2%減の579億円、税引前利益は前年度(2,199億円)に比べ66.5%減の737億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は前連結会計年度(1,419億円)に比べ73.5%減の376億円という結果となっています。2022年度は前年度の大幅増益から転じて、大幅な減益の年度でした。
2023年3月期(2022年度)における、セグメント別の業績は以下の通りです。
2023年3月期連結決算 セグメント別業績概要
事業名 | 外部顧客への売上(百万円) | 売上構成比 | セグメント利益(百万円) | 利益構成比 |
日本 | 2,219,693 | 50.4% | -4,594 | -9.3% |
北米 | 814,368 | 18.5% | -32,539 | -65.6% |
欧州 | 343,873 | 7.8% | 8,369 | 16.9% |
中国 | 531,951 | 12.1% | 16,044 | 32.4% |
その他 | 492,936 | 11.2% | 62,286 | 125.7% |
合計 | 4,402,823 | 100.0% | 49,566 | 100.0% |
調整額 | ー | ー | 8,375 | ー |
計上額 | 4,402,823 | ー | 57,942 | ー |
アイシングループでは、自動車業界に急速な構造変化の波が押し寄せる中、電動化を中心とする「CASEに対応する企業構造の変革」と、それを足元で支える「企業体質の強化」に取り組み、グループで大きな方向を合わせ、組織や仕事のやり方を変革し、次の時代で戦える態勢を着実に整備していく方針です。
次の時代の成長に向け、「アイシングループのフルモデルチェンジ」を成し遂げてくとしており、アイシングループの成長には「電動化」「カーボンニュートラル」「成長市場での拡大」が最重要だとしています。
産業構造・事業環境の速く大きい変化に対応していくために、アイシングループは「将来に向かって、大きく経営の舵をきる」、「企業基盤を強化し、収益体質を上げ、将来投資にまわす」を経営の柱に据え、様々な変革を実行する方針を打ち出しています。
来に向かって、大きく経営の舵をきる:
- 地域によって異なるエネルギー事情を考慮し、アイシングループはフルラインアップの電動ユニットの開発を推進
- ます。その中でもBEV向けのeAxleを最重要製品と位置づけ、既に量産している第1世代のeAxleを更に高効率化・小型化・高出力化した第2世代・第3世代を開発
- モビリティに対するヒトの価値観や社会の変化に合わせて、アイシングループのセンシングやAIソフト技術を活用し、安心・快適・利便をより充実させる車内外システムの開発を強化
- ーボンニュートラルでは、厳格化されるエネルギー・資源循環の規制に追従し、2035年に生産カーボンニュートラルを、2040年にはゼロエミ工場達成に向けて取り組む
企業基盤を強化し、収益体質を上げ、将来投資にまわす:
- 電動化商品の増加に加え、変化対応力の強化、既存商品の収益体質改善・構造改革を加速させ、収益体質の向上を図る
- 生まれたリソーセスを次世代・新規領域へとシフト・最適配分し、将来に向かって持続的に成長できる経営を目指す
- 2025年までを、「中身」を変え「力」をつける「フルモデルチェンジ」の3年と位置づけ、あらゆるステークホルダーとの連携を深めながら次の経営方針を全力をあげて取り組む
2025年 グループ経営方針:
カンパニー・機能・地域・グループ会社が一体となり、「中身」を変え「力」をつける「フルモデルチェンジ」の3年に。
すべての基本:安全・健康・コンプライアンスの最優先、ステークホルダーとの連携
- 方針1:成長領域への挑戦
- グループ内外の技術・事業を融合しお客様のニーズを先取りする製品の提供
- 方針2:事業の収益性向上
- 競争力と成長性を見極めた事業ポートフォリオの入れ替えと原価にこだわった製品の作りこみ
- 方針3:持続可能な社会への貢献
- 事業活動を通じたSDGs7つの優先課題とCN目標の達成
- 方針4:生き残りへの足元固め
- いかなる変化にも揺るがない強固な経営基盤の構築と品質の向上
- 方針5:働きがいと会社成長の両立
- 「プロ人材」の育成とチャレンジを促進する職場風土づくり
就活でアイシンを志望する皆さんは、事業の内容や構造を理解するとともに、電動化やカーボンニュートラルの実現という大きな課題と、アイシンの取り組みを把握して、自分自身のビジョンを深めていきましょう。
株式会社 豊田自動織機
2023年3月期連結決算 (2022年度)
売上高 (百万円) | 3,379,891 |
営業利益 (百万円) | 169,904 |
当期利益 (百万円) | 198,716 |
親会社の所有者に帰属する当期利益(百万円) | 192,861 |
当期包括利益(百万円) | -26,348 |
従業員数(人) | 74,887 |
外、平均臨時雇用者数 | 14,358 |
子会社 | 271社 |
関連会社 | 18社 |
豊田自動織機及びグループ企業は自動車、産業車両および繊維機械などの製造・販売を主な内容とし、事業活動を展開しています。
事業セグメントは「自動車」、「産業車両」、「繊維機械」、「その他」になっており、事業セグメント別販売実績(売上)シェアは自動車 28.3%、産業車両 67.6%、繊維機械 2.5% ,その他 1.6%という割合です。
ちなみにシェアの大きい産業車両とは、主力のフォークリフトトラックを中心とした産業車両が主な製品ですが、それ以外に「搬送」「保管」「仕分け」にかかわる物流機器・システムを開発・生産・販売しています。製品・サービスはフォークリフトトラック、ウェアハウス用機器、自動倉庫、高所作業車、物流ソリューション、販売金融の構成です。
自動車部門では、車両組立やエンジン、鋳造品、カーエアコン用コンプレッサー、自動車用電子部品・機器、電子機器、電池、など、車両及び自動車関連製品の開発・生産を行っています。
繊維機械はトヨタグループのルーツである豊田佐吉による自動織機の発明から発している事業であり、紡機および織機の開発・生産・販売を一貫して行い、その大部分の製品を世界市場へと送り出しています。製品は織機、紡機、糸品質測定機器、綿花格付機器の構成です。
2023年3月期(2022年度)連結業績の概要
豊田自動織機の2023年3月期におけるグループ連結業績は、売上高が前連結会計年度(以下、前年度)を6,747億円(25%)上回る3兆3,798億円となっています。
利益面の業績は、原材料の値上がり、人件費の増加、物流費の増加などがありましたものの、売上の増加、為替変動による影響、グループあげての原価改善活動の推進などにより、営業利益は前年度を109億円(7%)上回る1,699億円、税引前利益は前年度を168億円(7%)上回る2,629億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は前年度を125億円(7%)上回る1,928億円となり、大幅増益を記録した前年度に引き続き、増収・増益を達成しています。
この増収・増益は自動車セグメント、産業車両セグメントが共に、自動車の電動化、物流の自動化といったお客様のニーズや各市場の動きに的確に対応した販売の拡大が寄与した結果です。
2023年3月期における、セグメント別の業績は以下の通りです。
2023年3月期連結決算 セグメント別業績概要
事業名 | 外部顧客への売上高(百万円) | 売上構成比 | セグメント利益・損失 (百万円) |
利益構成比 |
自動車 | 957,803 | 28.3% | 34,636 | 20.4% |
産業車両 | 2,283,833 | 67.6% | 121,856 | 71.8% |
繊維機械 | 84,309 | 2.5% | 7,807 | 4.6% |
その他 | 53,943 | 1.6% | 5,418 | 3.2% |
合計 | 3,379,891 | 100.0% | 169,718 | 100.0% |
調整額 | ー | ー | 185 | ー |
計上額 | 3,379,891 | ー | 169,904 | ー |
尚、豊田自動織機グループは、主に株式会社デンソーおよびその子会社に対して製品の販売を行っておりデンソーグループに対する売上高は、2022年度において468,975百万円となっています。
トヨタ自動車株式会社およびその子会社に対して製品の販売およびサービスの提供に対する売上高は、同462,128百万円でした。
ちなみにトヨタ自動車は豊田自動織機の筆頭株主であり、その株式保有率は24.67%、その他デンソー9.55%、トヨタ不動産(旧社名:東和不動産)5.25%、豊田通商4.93%、アイシン2.12%等が上位株主です。
株式会社 ジェイテクト
2023年3月期連結決算 (2022年度)
売上収益 (百万円) | 1,678,146 |
事業利益 (百万円) | 62,658 |
税引前利益 (百万円) | 55,889 |
親会社の所有者に帰属する当期利益(百万円) | 34,276 |
親会社の所有者に帰属する包括利益(百万円) | 50,624 |
従業員数(人) | 46,053 |
外、平均臨時雇用者数 | 5,034 |
連結子会社 | 128社 |
関連会社 | 14社 |
ジェイテクト及びグループ企業は、自動車部品、ベアリング、工作機械・システム等の製造販売を主な事業としているトヨタ系の部品メーカーです。
事業セグメントは自動車、産機・軸受、工作機械の三つで構成しています。
- 自動車事業:
-
- 電動パワーステアリングシステム、油圧パワーステアリングシステム、電子制御4WD用カップリング(ITCC)、トルセン、FCV向け減圧バルブ等
- 産機・軸受事業:
- ローラーベアリング、ボールベアリング、ベアリングユニット、その他各種ベアリング、オイルシール等
- 工作機械事業:
- 研削盤、マシニングセンタ、切削機、制御機器(IoE関連製品を含む)、工業用熱処理炉等
2023年3月期(2022年度)連結業績の概要
ジェイテクトの2023年3月期におけるグループ連結業績は、売上収益が1兆6,781億46百万円と前連結会計年度(以下、前年度)に比べ2,497億20百万円(17.5%)の増収となっています。
利益面の業績は、事業利益が626億58百万円となり、前年度に比べ203億11百万円(48.0%)の増益、親会社の所有者に帰属する当期利益は342億76百万円と前年度に比べ135億93百万円(65.7%)の増益となり、総じて増収・増益を達成した年度となっています。
また、売上収益事業利益率は3.7%と前年度より0.8ポイント上昇しています。
2023年3月期における、セグメント別の業績は以下の通りです。
2023年3月期連結決算 セグメント別業績概要
事業名 | 外部顧客売上高(百万円) | 売上構成比 | セグメント利益 (百万円) |
利益構成比 |
自動車 | 1,142,693 | 68.1% | 30,992 | 50.2% |
産機・軸受 | 351,507 | 20.9% | 17,040 | 27.6% |
工作機械 | 183,945 | 11.0% | 13,758 | 22.3% |
合計 | 1,678,146 | 100.0% | 61,792 | 100.0% |
調整額 | ー | ー | 866 | ー |
計上額 | 1,678,146 | ー | 62,658 | ー |
ちなみに2023年3月期におけるジェイテクトの連結売上高に占める海外売上高の割合は64.1%を占めており、グローバルな事業展開を行っている企業です。
またジェイテクとの筆頭株主であるトヨタ自動車株式会社との取引金額は、2,755.8億円となり、連結売上高の16.4%の割合であり、トヨタグループに対する売上は5,966.5億円であり、連結売上高の35.6%となっています。
中長期計画
ジェイテクトの売上高の約8割は自動車産業によるものであり、その自動車産業ではCASEに代表される技術革新が進んでおり、大変革期を迎えようとしています。
更に、環境規制はさらに強化され、カーボンニュートラルに向けた再生エネルギーの活用や水素社会の実現に向けた取組みも着実に進んでいます。
これらの変化に対応していくため、ジェイテクトでは中期経営計画を毎年ローリングし、既存事業の競争力の強化を図るとともに、自動車産業に限定されない次世代に向けた新規事業の創出、及びこれらの事業戦略を中長期で支える基盤構築に注力しています。
ハードウェアとしてのステアリングメーカーではなく、制御技術を含むステアリングシステムサプライヤーとして世界トップを走り続けていくためには、自動運転をはじめとする先進技術開発に向けた投資を継続することで競争力を維持、強化することが重要な戦略となっています。
現在は事業環境の変化に対応し、社会課題の解決を通して企業を成長させるため、2030年の目指す姿及び、その実現に向けての「長期・中期経営計画」を策定し、事業を展開しています。
2030年までの10か年を、3年、3年、4年の三期に分け、第一期中計期間に当たる2021~2023年度は、体質強化の3年という位置付けで、競争力強化、将来への種まき、経営基盤強化(体質強化)、仕組みづくり・人づくりの4つを柱とし、価格・性能・品質・対応力の全てにおいての競争力強化に注力しています。
中期経営計画では、2030年の売上イメージとして以下の整理をしています。
需要衰退領域:
- 内燃機関向け製品
- 油圧製品
これらの事業領域は残存者利益の確実な刈り取りと、残存領域での利益の確保を目指す方針です。
既存事業の競争力強化領域:
- ステアバイワイヤ:自動運転車両から低価格車までカバー
- EPS:競争力強化
- 駆動製品:(CVJ等):競争力強化
これらの既存領域での成長を目指し、それに加えて以下の領域の事業を育成して更なる成長を目指す方針です。
新たな取り組み領域:
- Liキャパシタ:バックアップ電源システムの提供、メンテナンスフリー
- 自動運転:自動運行バス、自動運転農建機
社会課題解決領域:
- 水素社会:耐水素軸受、FC向け製品
- 自然エネルギー発電:発電機軸受け、予防保全管理
就活でジェイテクトを志望する方は、トヨタグループを理解するとともに、部品メーカーとして生き残りと成長に向けた近未来の事業戦略を理解して、自分自身の職業ビジョンと重ねて考えていきましょう。
また、2023年度は次の3か年に向けた第二期中期経営計画を策定し、今後発表される予定となっているため、新しい計画にもアンテナを立てておきましょう。
トヨタ紡織株式会社
2023年3月期連結決算 (2022年度)
売上高 (百万円) | 1,604,036 |
税引前利益 (百万円) | 52,291 |
親会社の所有者に帰属する当期利益(百万円) | 14,679 |
当期包括利益(百万円) | 34,348 |
従業員数(人) | 44,581 |
外、平均臨時雇用者数 | 8,849 |
連結子会社 | 72社 |
持分法適用関連会社 | 18社 |
トヨタ紡織グループは、自社並びに関連会社とするトヨタ自動車㈱、連結子会社72社及び持分法適用関連会社18社で、自動車部品及び繊維製品の製造・販売を事業として展開しています。
事業セグメントは地域制をとっており、「日本」、「北中南米」、「中国」、「アジア・オセアニア」、「欧州・アフリカ」となっています。
2023年3月期(2022年度)連結業績の概要
トヨタ紡織の2023年3月期におけるグループ連結業績は、売上収益がグローバルでの需要回復による増産効果や為替影響により、前連結会計年度(以下、前年度)に比べ1,825億円(12.8%)増加の1兆6,040億円となっています。
利益面の業績は、グローバルでの需要回復による増産効果はあったものの、主に日本での部品供給問題などによる車種構成の変化やロシア事業終了に伴う費用計上などが影響した結果、連結営業利益は、前年度に比べ126億円(△20.9%)減少の476億円、税引前利益は、前計年度に比べ122億円(△19.0%)減少の522億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は、前年度に比べ245億円(△62.6%)減少の146億円という結果でした。
2023年3月期(2022年度)は総じて増収・減益の年度となっています。
販売実績の内、トヨタ自動車向けが3,456.6億円であり、総販売実績の21.5%、トヨタモーター ノースアメリカ向けが1,620.5億円で同10.1%、またトヨタ車体に対する販売は1,509.4億円であり、9.4%でした。(2023年3月期連結決算の実績)
2023年3月期における、セグメント別の業績は以下の通りです。
2023年3月期連結決算 セグメント別業績概要
事業名 | 外部顧客への売上高(百万円) | 売上構成比 | セグメント利益 (百万円) |
利益構成比 |
日本 | 643,570 | 40.1% | 11,643 | 24.4% |
北中南米 | 384,129 | 23.9% | -1,141 | -2.4% |
中国 | 235,866 | 14.7% | 21,257 | 44.6% |
アジア・オセアニア | 233,911 | 14.6% | 14,008 | 29.4% |
欧州・アフリカ | 106,559 | 6.6% | 1,917 | 4.0% |
合計 | 1,604,036 | 100.0% | 47,686 | 100.0% |
調整額 | ー | ー | -13 | ー |
計上額 | 1,604,036 | ー | 47,672 | ー |
中期経営計画
トヨタ紡織としてもCASEやMaaSといった将来の変化に、着実に対応を図っていく必要を認識しており、それに対応する技術革新の取り組みを加速しています。
また、社会的課題としては世界中で気候変動がますます大きな社会課題となっており、カーボンニュートラルなど環境への取り組みが求められ、自動車産業においては電動化の進展が急加速しています。
上記の経営環境の変化に対応するため、トヨタ紡織は2025中期経営計画(2020年11月に発表)に基づいて、コア事業の競争力強化、具体的には次世代シートデバイスの革新の追求や、車両全体を企画できる内装システムサプライヤー事業をグローバルに拡大する方針を打ち出しています。
具体的に、2025年に目指す姿として、トヨタ自動車株式会社とアライアンス関係にある自動車メーカーを戦略OEMと位置づけ、受注活動を推進し、トヨタ以外の売上シェアを2025年には13%、2030年には20%を目指していく方針です。
バリューチェーン全体での競争力向上に向けて、意匠から一貫した開発・生産を目指し、現在は自動車メーカーの領域である表皮の選定、自給化を目指すとしています。
また将来に向けた活動としては、安全、環境を基盤に快適な移動空間の新価値創造を主導するインテリアスペースクリエイターの実現に向け、コンセプト段階から商品化に向けた活動や、モーターコア、FCスタック、リチウムイオン電池など電動化部品ビジネスを着実に拡大していく計画です。
インテリアスペースクリエイターとして快適・安全・安心を創造し、こころ豊かな暮らしと交通事故死傷者ゼロ社会に貢献、また、再生可能エネルギーの活用やサーキュラーエコノミーでカーボンニュートラルの実現に挑戦することを、サステナビリティにおけるマテリアリティ(企業としての重要課題)として掲げています。
日本精工株式会社
2023年3月期連結決算 (2022 年度)
売上高 (百万円) | 938,098 |
税引前利益 (百万円) | 31,926 |
親会社の所有者に帰属する当期利益(百万円) | 18,412 |
親会社の所有者に帰属する当期包括利益(百万円) | 13,449 |
従業員数(人) | 29,882 |
外、平均臨時雇用者数 | 2,786 |
子会社(内連結子会社) | 97社(92社) |
関連会社 | 16社 |
日本精工の事業セグメントは、産業機械事業、自動車事業、その他というシンプルな構成です。
産業機械事業は、一般産業向けの軸受、精密機器関連製品の製造・販売、自動車事業は、自動車及び自動車部品メーカー向けの軸受、ステアリング及び自動変速機用部品等の製造・販売が主たる事業であり、日本精工及びグループ企業で製造・販売を行っています。
事業別の主要製品は以下の通りです。
- 産業機械:
- 玉軸受、円すいころ軸受、円筒ころ軸受、自動調心ころ軸受、精密軸受、ボールねじ、リニアガイド、XYテーブル、メガトルクモータ、状態監視システム
- 自動車:
- ハブユニット軸受、ニードル軸受、円すいころ軸受、円筒ころ軸受、玉軸受、自動変速機用部品、ステアリング、電動パワーステアリング
- その他:
- 鋼球、機械設備等
2023年3月期(2022年度)連結業績の概要
日本精工の2023年3月期におけるグループ連結業績は、材料・エネルギー・物流のインフレが一段と進行した影響を受けたものの、為替が円安に推移したことに加え、インフレ影響に対して売価転嫁を推し進めた結果、売上高が9,380億98百万円と前期に比べて8.4%の増収となっています。
利益面では、営業利益は329億36百万円(前期比+11.9%)、税引前利益は319億26百万円(前期比+8.2%)、親会社の所有者に帰属する当期利益は184億12百万円(前期比+11.0%)となり、総じて増収・増益の年度となっています。
2023年3月期における、セグメント別の業績は以下の通りです。
2023年3月期連結決算 セグメント別業績概要
事業名 | 外部顧客への売上高(百万円) | 売上構成比 | セグメント利益・損失(百万円) | 利益構成比 |
産業機械 | 385,103 | 41.1% | 35,541 | 105.3% |
自動車 | 520,711 | 55.5% | -3,951 | -11.7% |
その他 | 32,283 | 3.4% | 2,159 | 6.4% |
合計 | 938,098 | 100.0% | 33,750 | 100.0% |
調整額 | ー | ー | -813 | ー |
計上額 | 938,098 | ー | 32,936 | ー |
中期経営計画
日本精工グループは、「MOTION & CONTROLを通じ、円滑で安全な社会に貢献し、地球環境の保全をめざすとともに、グローバルな活動によって国を越えた人と人の結びつきを強める」という企業理念のもとで事業を展開しています。
現在は2026年に中長期的な持続的成長を可能にする企業基盤を確立することを目指して、2022年度から2026年度までの5ヵ年を期間とする『中期経営計画2026=MTP2026』を策定し、事業を展開しています。
この中期経営計画で、2026年に目指す姿を “『変わる 超える』で新しい姿の1兆円企業へ”としています。
日本精工のコアバリューを、経営の意思決定や行動において、最優先される共通の価値基準とし、「収益を伴う成長」、「経営資源の強化」、「ESG経営」の3つを大きな経営課題と捉え、以下の取り組みに注力する方針です
- 「収益を伴う成長」:
- “Bearings & Beyond”を掲げ、既存製品の商品力強化と、新商品・新事業の拡大
-
- 産業機械ビジネスの拡大及び自動車の電動化への対応を通じて、事業ポートフォリオ変革を推進、自動車の電動化へのシフトに対応
- 産業の自動化や環境対応、及び当社の状態監視技術の深化など、新技術の共創を進め、新商品でのビジネスを拡大
- ステアリング事業の構造改革による収益改善、及び協業によるシナジーを目指す
- 「経営資源の強化」
-
- デジタルの力で経営資源を強化し、事業変革を起こし続ける基盤を作る
- 品質・技術・モノづくり、及びそれらを支える人材の育成において、デジタル技術を積極的に活用
- モノづくりの方針として、「生産の超安定化」を掲げ、不良をつくらない工場、止まらない工場を目指す
- 多様な人材の登用、デジタル人材の育成、適所適材の人員配置などを通じた人的資本の価値最大化
- 「ESG経営」
-
- 二酸化炭素の自社からの直接排出(Scope 1)とエネルギー使用による排出(Scope 2)について、2035年度にカーボンニュートラル達成を目指す
-
- エネルギーロスを少なくする低摩擦技術や、風力発電・水素エネルギーなどに使用される環境貢献型の製品・サービスの提供により循環型社会の発展に貢献
- 働く環境づくりとして、ダイバーシティ&インクルージョンと働き方改革をさらに進化
- グループガバナンスを強化し、ステークホルダーとの対話を深める
上記に加え、2026年度に達成すべき財務目標、非財務目標を設定して、事業を展開しています。
豊田合成株式会社
2023年3月期連結決算 (2022 年度)
売上収益(百万円) | 951,877 |
税引前利益 (百万円) | 35,323 |
親会社の所有者に帰属する当期利益(百万円) | 16,004 |
親会社の所有者に帰属する当期包括利益(百万円) | 26,397 |
従業員数(人) | 38,942 |
外、平均臨時雇用者数 | 7,577 |
子会社 | 56社 |
関連会社 | 9社 |
豊田合成及びグループ企業は「日本」、「米州」、「アジア」、「欧州・アフリカ」の各セグメントで自動車部品に関する事業を展開しています。
具体的にはドアウェザストリップ・ガラスランなどのウェザストリップ製品、機能系コンポーネント・燃料タンクモジュール構成部品などの機能部品、インストルメントパネル・コンソールボックスなどの内外装部品、ラジエータグリルなどの内外装部品、ハンドル・エアバッグモジュールなどのセーフティシステム製品などの自動車部品およびその金型・機械装置を製造・販売しています。
2023年3月期(2022年度)連結業績の概要
豊田合成の2023年3月期におけるグループ連結業績は、売上収益が米州・アジア等の主要顧客の生産回復や円安による為替影響等により、9,518億円となり、前期比 14.7%の増収となっています。
利益面では、合理化努力や増販効果、原材料価格高騰分の売価反映等により、営業利益は 350億円(前期比 2.6%増)、親会社の所有者に帰属する当期純利益は160億円(前期比31.5%減)という結果でした。
2023年3月期における、セグメント別の業績は以下の通りです。
2023年3月期連結決算 セグメント別業績概要
事業名 | 外部顧客への売上高(百万円) | 売上構成比 | セグメント利益・損失(百万円) | 利益構成比 |
日本 | 357,435 | 37.6% | 6,331 | 18.0% |
米州 | 325,889 | 34.2% | 15,976 | 45.3% |
アジア | 241,169 | 25.3% | 16,669 | 47.3% |
欧州・アフリカ | 27,382 | 2.9% | -3,722 | -10.6% |
合計 | 951,877 | 100.0% | 35,256 | 100.0% |
調整額 | ー | ー | -186 | ー |
計上額 | 951,877 | ー | 35,069 | ー |
トヨタ自動車は豊田合成の発行済株式の42.82%を保有している筆頭株主です。2023年3月期のトヨタ自動車への販売実績は1,982.7億円、総売上収益に対するシェアは20.8% という状況です。
中期経営計画
豊田合成グループは中長期経営計画である「2025事業計画」を2018年5月に発表しており、2025年度の経営目標である売上収益1兆円以上、営業利益率8%、ROE 10%の実現を目指しています。その実現のために活動の3本柱として以下の戦略を掲げています・
- イノベーション・新モビリティへの挑戦:
- 革新的な技術により従来と異なる新領域での早期事業化、クルマの様変わりに対応した新技術・製品開発を推進
-
- 自動車産業以外の領域では、ゴム材料技術を活かした次世代誘電ゴムのe-Rubberは心臓手術訓練シミュレーター「SupeR BEAT」の製品化に成功し、医療分野等での高付加価値製品のビジネス展開を進めるなど、車以外の分野にもコア技術の応用を推進
- 青色LEDの開発・生産で培った技術やノウハウを活かした「縦型GaNパワー半導体」やクルマの様変わりに対応した製品開発にも注力
- ウイルスや細菌の除去に有効な深紫外(UV-C)LEDを用いて空気を浄化、脱臭しかつ手軽に持ち運びができる「UV-Cパーソナル空間除菌脱臭装置」、除菌スピードを向上させた「UV-C高速表面除菌装置」を販売開始し、製品ラインナップを拡充し事業を拡大
- 「新構造運転席エアバッグ」は本田技研工業株式会社の新型「シビック」に、歩行者を保護する「歩行者保護エアバッグ」は株式会社SUBARUの新型「レガシィ アウトバック」に搭載
- 発光機能を持たせたLED発光エンブレムが、日産自動車株式会社のクロスオーバーEV「アリア」に採用
- 伸びる市場・伸ばせる分野への重点戦略:
- 収益を支える米州地域で積極的な投資を行い、日系および外資系顧客への拡販活動推進により更なる収益の拡大
- 米州、アジアを重点地域と位置付け、エアバッグ、樹脂フューエルフィラーパイプ、ラジエータグリルなどの高付加価値製品を重点製品として、トヨタ自動車株式会社のみならず、本田技研工業株式会社をはじめとする日系カーメーカー、デトロイト3など外資系カーメーカーにも積極的に拡販を推進
- また世界最 大の市場であり今後も成長が見込める中国では、主要顧客の拡大を目指して内陸部での生産・販売体制の強化を、インドでは域内の子会社を統合し、事業を一体運営することで成長市場であるインドでの拡販と経営の効率化による収益拡大
- 重点事業であるセーフティシステム事業の拡大を図り、更なる自動車の安全性能の向上を図るべく、芦森工業株式会社と資本業務提携。協業によりエアバッグとシートベルトのシステム開発、電動車、自動運転等に対応する次世代安全システムの開発を推進
- 生産現場のモノづくり革新
-
- モノづくりの現場でTPS(トヨタ生産方式)に基づく生産性向上活動に加えて、新たにIoT技術を活用した効率化にも取り組みを強化
- 具体的には製造工程で収集したデータを蓄積しビッグデータ解析を行うことで、ネック工程の早期解消を図るなど、生産現場にITを活用して生産性の向上を図る
- 「誰でも活き活き働ける工場」、CO2や廃棄物を出さない「クリーンな工場」、災害ゼロやクレームゼロを目指す「誠実な工場」をTG先進工場コンセプトとして掲げ、持続的な成長を支えるべく、スマートな工場化を目指す
- 協働ロボット、生産工程を一元管理するIoTシステムなどの導入により生産性の向上を図るとともに従業員が安全・安心に働け、環境にも配慮したモノづくりに取り組む
- モノづくりの現場でTPS(トヨタ生産方式)に基づく生産性向上活動に加えて、新たにIoT技術を活用した効率化にも取り組みを強化
2023年度は「課題を先読みし、『迅速果敢』に挑もう」をキーワードに、2025年さらにその先の持続的な成長に向けた課題への取り組みを加速させる方針です。
引き続き収益力を高めるための構造改革、生産量変動に強いリーンな生産体制づくりに注力し、更に事業ポートフォリオの見直し、地域の特性に応じた自動化を推進中です。
株式会社小糸製作所
2023年3月期連結決算 (2022 年度)
売上高 (百万円) | 864,719 |
経常利益 (百万円) | 48,532 |
親会社株主に帰属する純利益(百万円) | 29,660 |
包括利益(百万円) | 53,155 |
従業員数(人) | 23,488 |
外、平均臨時雇用者数 | 3,203 |
連結子会社 | 27社 |
持分法適用関連会社 | 2社 |
小糸製作所及びグループ企業は、自動車照明器、航空機部品、鉄道車両部品、各種電気機器、計測機器などの製造・販売、並びにこれに関連した物流などを主たる業務として事業を展開しています。
事業セグメントは地域制をとっており、日本、北米、中国、アジア、欧州、その他となっています。
主要製品は、LEDヘッドランプ、ディスチャージヘッドランプ、前照灯並びに補助灯、標識灯、ハイマウントストップランプ、ハロゲン電球、その他各種小型電球、灯具、鉄道車両電装品、道路交通信号、「トンネル照明等の製造・販売が中心のメーカーです。
2023年3月期(2022年度)連結業績の概要
小糸製作所の2023年3月期におけるグループ連結業績は、連結売上高が過去最高の8,647億円(前期比13.7%増)となっています。
売上高に関しては、日本は若干の増収に留まり、中国は日本車の減産により減収となったものの、北米・アジアを中心に各地域とも自動車生産台数の回復に加え、新規受注やLED化の進展、為替換算の影響等により大幅増収となったことが寄与した結果でした。
利益面の業績は、営業利益は前期比12.3%減の468億円、経常利益は同19.9%減の485億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同22.6%減の296億円となり、前期比減益となっています。
減益の要因は、各地域で改善合理化を推進したものの、世界的な原材料費・物流費・光熱費など諸費用の高騰、北米・欧州を中心とした雇用情勢ひっ迫による人件費の増加、日本・中国での急激な生産変動による固定費負担の増加等が影響したものです。
2023年3月期における、セグメント別の業績は以下の通りです。
2023年3月期連結決算 セグメント別業績概要
事業名 | 外部顧客への売上高(百万円) | 売上構成比 | セグメント利益・損失(百万円) | 利益構成比 |
日本 | 321,074 | 37.1% | 24,700 | 54.2% |
北米 | 250,365 | 29.0% | 1,283 | 2.8% |
中国 | 93,031 | 10.8% | 3,913 | 8.6% |
アジア | 145,662 | 16.8% | 14,778 | 32.4% |
欧州 | 41,576 | 4.8% | -115 | -0.3% |
その他 | 13,009 | 1.5% | 1,012 | 2.2% |
合計 | 864,719 | 100.0% | 45,573 | 100.0% |
調整額 | ー | ー | 1,273 | ー |
計上額 | 864,719 | ー | 46,847 | ー |
尚、小糸製作所の筆頭株主はトヨタ自動車であり、トヨタは発行済み株式の20%を保有しています。
2023年3月期におけるトヨタ自動車への販売実績は1,217.2億円となり、全売上に占める割合は14.1%となっています。
小糸製作所では、企業メッセージ「安全を光に託して」のもと、更なる発展・飛躍に向けて以下の経営戦略を展開中です。
- 自動車産業の世界最適生産の拡大に対応すべく、海外における開発・生産・販売部門を更に強化し、グローバル5極体制(日本・北米・欧州・中国・アジア)の充実を図る
- コネクティッド・自動運転・シェアリング・電動化などモビリティ変化への対応をはじめ、お客様・市場ニーズを先取りした先端技術の開発と迅速な商品化を図り、タイムリーに魅力ある商品を提供する
- 高品質・安全性を追求するとともに、環境保全及びコンプライアンス強化を推進する
- 経営資源の確保と有効活用により、収益構造・企業体質の更なる強化を図る
自動車照明器、電気機器メーカーとしてお客様の求める新しい価値を創造、安全・安心、そして信頼できる製品・サービスの提供を通じて、自動車産業や社会の発展に貢献することを標榜しています。
具体例としては、交通事故低減に寄与するADB(Adaptive Driving Beam:配光可変ヘッドランプ)の普及拡大を図るとともに、自動運転社会を見据えたLiDAR・全天候カメラ・コミュニケーションランプなどを開発・提供し、お客様の満足と信頼を獲得していく方針です。
NOK株式会社
2023年3月期連結決算 (2022年度)
売上高 (百万円) | 709,956 |
経常利益 (百万円) | 26,557 |
親会社株主に帰属する純利益又は純損失(百万円) | 13,320 |
包括利益(百万円) | 40,097 |
従業員数(人) | 37,913 |
外、平均臨時雇用者数 | 2,285 |
子会社 | 94社 |
関連会社 | 15社 |
NOK及びグループ企業は、シール 製品、電子部品、その他事業をセグメントとして以下の事業を展開しています。
具体的な事業ごとの主要製品は以下の通りです。
- シール事業:
- オイルシール、Oリング、防振ゴム、樹脂加工品、ガスケット、化学合成品、メカニカルシール
- 電子部品事業:
- フレキシブルサーキット、プレシジョンコンポーネント
- その他事業:
- 事務機用ロール製品、特殊潤滑剤
シールとは自動車のエンジンやギヤードモータなどに使用され、主に回転軸端部からの油漏れや、外部からのほこりの侵入を防止する部品です。創業以来のオイルシール製品はNOKの中核事業です。
自動車や航空機、船舶、鉄道車輛、建設機械、農業機械、石油化学プラント、家電製品など、さまざまな分野における機械の密封装置として欠かすことのできない製品であり、日本のオイルシールの歴史を作ってきた企業です。パッキンやOリングなど、ゴムを使用したシーリングのリーディングカンパニーです。
オイルシール以外の工業用ゴム・樹脂製品、防振・防音製品、プラント機器、エレクトロニクス製品、工業用樹脂部品、潤滑剤などの幅広い製品群を持っています。
事務用ロール製品とは、コピー機等に使用されており、現像ロールは一定量のトナーを感光体に搬送するために使用され、帯電ロールは感光体に一定電荷を付与するために使用される筒状の部品、加圧ロールは、トナーを定着させる際に均一な圧力を加えるために使用されるロール、給紙ロールは、用紙を1枚ずつ確実に送り出すために使用される部品です。
またNOKは古くからドイツのフロイデンベルグ社と資本提携を行っており、フロイデンベルグ・エス・エーはNOKの発行済み株式の25.11%を保有しています。
2023年3月期(2022年度)連結業績の概要
NOKの2023年3月期におけるグループ連結業績は、売上高が709,956百万円となり、前年同期比4.0%の増収という結果でした。
利益面の業績は、営業利益が15,378百万円(前年同期比50.9%の減益)、経常利益は26,557百万円(前年同期比42.5%の減益)、親会社株主に帰属する当期純利益は13,320百万円(前年同期比48.4%の減益)となり、大幅減益の年度となっています。
2023年3月期における、セグメント別の業績は以下の通りです。
2023年3月期連結決算 セグメント別業績概要
事業名 | 外部顧客への売上高(百万円) | 売上構成比 | セグメント利益・損失(百万円) | 利益構成比 |
シール事業 | 347,066 | 48.9% | 17,885 | 116.3% |
電子部品事業 | 334,523 | 47.1% | -3,712 | -24.1% |
その他事業 | 28,366 | 4.0% | 1,200 | 7.8% |
合計 | 709,956 | 100.0% | 15,372 | 100.0% |
調整額 | ー | ー | 6 | ー |
計上額 | 709,956 | ー | 15,378 | ー |
シール事業:
- 売上高:347,066百万円(前年同期比3.2%の増収)
- 営業利益:売価転嫁を上回る原材料価格並びにエネルギー価格の高騰等により、17,885百万円(前年同期比49.6%の減益)
電子部品事業:
- 売上高:334,523百万円(前年同期比4.2%の増収)
- 営業損失:人件費の削減、為替変動の影響により、3,712百万円(前年同期は5,040百万円の営業損失)
その他事業:
- 売上高:28,366百万円(前年同期比11.8%の増収)
- 営業利益:1,200百万円(前年同期比34.3%の増益)
中期経営計画
現在は2023年度から2025年度までの3ヵ年計画を、以下の骨子に基づいて実行中です。
計画は、「変革基盤の構築」を基本方針として、新たな成長ドライバーの創出を含む4つの重点取り組み項目を設定し、グローバルでの成長を目指す方針を掲げています。
基本方針:「変革基盤の構築」
「変革基盤の構築」を基本方針とし、絶えず変革し続け、計画を達成
重点取り組み項目:
- 新たな成長ドライバーの創出
- EV向け製品の機能別開発・拡販、グリーンエネルギー関連の製品開発・拡販、半導体装置向け製品の拡販
- グローバル成長への事業運営体制の整備
- 監査等委員会設置会社への移行検討、取締役会のダイバーシティ拡充等、データ利活用の拡大・迅速化、ESG項目への着実な取り組み
- 多様な人財を活かす基盤の構築
- 新人事制度導入、人材育成への投資、DE&Iへの取り組み
- 経営資源の最適運用
- 適正価格による受注の徹底、資本政策の実行(1自己株式の取得、2配当方針をDOE(株主資本配当率)2.5%以上に変更、3政策保有株式の売却)
上記は新しい中期経営計画の骨子の、そのまた一部に過ぎません。
就活でNOKを目指す皆さんは、中期経営計画の背景や具体的な戦略・施策を把握して、自分自身の将来ビジョンを形成し、自分の言葉で語れるように企業研究を進めて下さい。
メガサプライヤーの動きをウォッチしておこう
自動車部品メーカーは、完成車メーカーの資本が入っていたり、そうでなくても特定の車メーカーへの納入シェアが高く、系列がまだ色濃く残っている業界です。
しかし世界にはドイツのボッシュをはじめとするメガサプライヤーが存在しており、生産の海外移転を前提にするとそれらのメガサプライヤーとは競争になります。
日本メーカーへの部品供給は当然として、海外の完成車メーカーからの受注を目指すことが成長につながるため、広範な部品ニーズやモジュールのニーズにこたえるため、シナジーがつくれる部品メーカー同士が経営統合をしていく傾向が出ています。
日立Astemo株式会社
2019年10月30日に、日立製作所とホンダは傘下の部品メーカー4社を経営統合することを発表しました。
具体的にはホンダが出資している傘下の部品メーカー、ケーヒン、ショーワ、日信工業の3社に対してTOB(株式公開買い付け)を行って完全子会社化し、その後日立の完全子会社である、日立オートモティブシステムズがその3社を吸収合併して統合しています。
そして社名を日立オートモティブシステムズから日立Astemo株式会社に変更しています。
日立Astemo(アステモ)は日立が66.6%、ホンダが33.4%を出資する資本構成になり、日立の幅広いネットワークを活用して需要を拡大し、規模のメリットで技術研究開発やコストダウンという両社にとってのシナジーを生みだすことが目的の企業統合でした。
事業ブランドは「Astemo(アステモ)」となり、日立グループの一員となり、日立製作所のオートモーティブシステム事業の中核的子会社という位置づけで事業を展開しています。
ケーヒンのパワートレイン事業とショーワのサスペンション・ステアリング事業、日信工業のブレーキシステム事業がそれぞれ持つ優位な技術と、(旧)日立オートモティブシステムズの事業を組み合わせることで、グローバルなメガサプライヤーになることを目指しています。
2023年3月期(2022年度)における日立Astemoの業績は以下の通りです。
2023年3月期(2022年度)連結業績の概要
売上高 (百万円) | 700,640 |
営業損失 | -15,047 |
経常損失(百万円) | -1,968 |
税引前当期純損失(百万円) | -66,616 |
当期純損失 (百万円) | -81,016 |
連結従業員数(人) | 90,000 |
関連会社(連結) | 約100社 |
日立Astemoの2023年3月期の決算では、売上高が前期比9%の増収になったものの、赤字となったのは、リスク分担型企業年金制度への移行の影響や減損損失が発生したことが要因と説明しています。
また、日立製作所は、保有する日立Astemo株式の一部をホンダと日立Astemoに譲渡することを発表(2023年月末)しています。
最近のニュースでは、2023年5月19日、日立Astemoはエンジンやブレーキ、サスペンションなど一部の構成部品における、定期検査の未実施や仕様の無断変更などの不正行為に関する報告書を公表(山梨工場と福島工場でのブレーキとサスペンションの構成部品に関して不正な試験・検査)しています。
その後、特別調査委員会とともに調査を実施した結果、国内11工場と、米国やメキシコ、タイ、中国の海外4工場で不正行為があったと判明、不正が明らかになったのは22製品に及ぶことを明らかにしました。
安全性及び性能に関しては問題がなく、また安全上の問題は確認されていないことから、道路運送車両法の法令違反ではないとの認識・見解であり、全ての事実を顧客に開示しています。
日立Astemoを志望する方は、上記は一応知っておくべき事実であり、部品メーカーにとって、コンプライアンスは重要であることを再認識して選考に臨んで下さい。
日立Astemoは4社の統合によってできた企業のため、新しい組織や経営、事業体制での成果を出す途上という見方もできます。
今後の動きにアンテナを立てておきましょう。
そして広く部品メーカーを就活の対象に考えている就活生は、部品メーカー同士の合従連合の動きも注視しておきましょう。
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手早く本格的で客観的な自己分析を済ませ、納得の結果を追求していきましょう。
まとめ
以上、自動車部品メーカーの上位企業の現状のサマリーですが、部品メーカーの事業内容と規模感、各社がいかにグローバルな存在であるかは感覚的にも理解できたと思います。
上位企業は理工系の学生に非常に人気の高い企業であり、難関です。自動車部品業界に興味や志望意欲を繋ぐことができた方は、志望企業候補のあたりをつけて、詳細な企業研究を進めて下さい。
上位企業の多くはインターンシップに積極的です。OB・OG訪問も含めぜひトライして門戸を開いていってください。
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