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【就活の業界研究】:鉄鋼/金属・ガラス・セメント、素材メーカーの仕事、やりがい、適性をチェックしておこう

就活初期にできるだけ幅広い業界・業種を理解するために、業界研究コンテンツを作りました。

「就活の答え」では金属・ガラス・セメント、素材業界を、以下の項目に沿って解説していきます。

鉄鋼/金属・ガラス・セメント、素材業界の6つのポイントを押さえよう

  • 鉄鋼/金属・ガラス・セメント、素材業界の特徴とビジネスモデル
  • 鉄鋼/金属・ガラス・セメント、素材業界の現状と課題・未来
  • 鉄鋼/金属・ガラス・セメント、素材メーカーにはどんな仕事があるのか、職種の情報
  • 鉄鋼/金属・ガラス・セメント、素材メーカーに働く人のモチベ―ションは何か
  • 鉄鋼/金属・ガラス・セメント、素材メーカーに向く人、向かない人はどんな人か
  • 鉄鋼/金属・ガラス・セメント、素材メーカーの上位企業の特徴と業績

この記事では金属・ガラス・セメント素材メーカーの仕事・職種の内容、そこで働く人の代表的なモチベーションや「やりがい」、鉄鋼や非鉄金属メーカー、ガラスメーカーやセメントメーカーに向いている人、向いていない人はどういう人なのか、その「適性」を中心に解説しています。就活初期に、業界を素早く俯瞰して、素材製造業界を志望するかどうかのイメージを固めていきましょう。

鉄鋼/金属・ガラス・セメント素材メーカーの代表的な職種・仕事

それでは早速金属・ガラス・セメント素材メーカーの特徴的な職種やその仕事内容を見ていきましょう。

研究・技術開発:

素材メーカーの研究・技術開発は、材料・商品と利用技術・ソリューションを中心にした研究開発を担当します。

具体的には新素材事業を中心とした基礎研究、事業支援開発や製造プロセスに関するあらゆる研究開発、材料信頼性、メタラジー研究(金属メーカーの場合)、エネルギー研究等に分かれています。

素材メーカーがテーマを設定し、それを実現するための実験と解析を繰り返し行いそれによって得られたデータを分析してテーマを実現していく仕事になります。商品開発分野は顧客のニーズを実現するため、産業別、主力製品別の研究や改善も行います。

製造技術:

顧客の要望に応じた品質や機能を実現し、かつ低コスト、高効率で安定的な操業を実現するための技術開発や製造ラインの研究・設計を行います。新素材や技術を世に送り出していく重要な役割を担います。

設備技術:

製造設備や工場、インフラや建設、保全まで製造設備に対するエンジニアリングを行う仕事です。具体的には機械、電気制御、エネルギー、土木・建設等の専門分野に分かれ、連携しながら製造設備が安全か効率的に稼働する責任を担います。

生産管理:

顧客の要求する製品を納期通りに希望する数量を効率的に生産するための生産計画の立案、と製造工程の管理を行います。製造部門と調達部門、営業部門との調整を行なって、膨大な量の製品を期日通りに納品するため仕事になります。

 

更に販売状況や在庫状況も把握し、販売予測を踏まえた生産計画をつくり、常に生産状況把握をして管理やトラブルの対応も行っています。

品質管理:

工程管理の一環として、精密な成分配合のための厳密な原料配合、サンプル採取による分析とその結果による調整、加工後の品質測定を実施し、優れた特性と高度な品質の製品の提供に責任を持つ仕事です。

原料購買:

原料を買い付け、輸送船舶の手配や輸送の進捗管理など、製造拠点に原料が届くまで一貫して責任を負います。また、より質の良い原料を安定的に確保するため、海外の資源開発への投資や権益取得などのプロジェクトにも携わります。

国内のサプライヤーソースの開拓や交渉を行って、同じように原料の安定供給に責任を負う仕事です。

営業職:

素材メーカーの営業は典型的なBtoB営業です。直接のユーザーや商社・卸売業に対する営業になります。顧客の求める素材の性能・品質を担保し、合意したスケジュール通りに安定的に素材を販売、供給することによって直接的に売上、利益に責任を持つ部門になります。

 

国内営業部門と輸出営業部門に分かれており、それぞれ研究部門、製造部門(工場)、生産・製造管理部門と連携し、企業の代表として顧客に対するインターフェイスとしての機能を果たしています。

業界共通の職種と仕事内容:

経営企画、広報(宣伝)、人事、総務、法務、経理、財務等がありますが、素材メーカーの規模によってもその内容や仕事の深さに差が出ます。

  • 経営企画:全社の経営戦略・経営企画の作成及び資金管理及び投資
  • 人事: 採用計画・人材育成・人材管理
  • 総務: 庶務・法務(特許関連)・他事務・管理業務
  • 経理・財務:経理及び資金調達・融資・管理業務

鉄鋼/金属・ガラス・セメントメーカーに勤める人の「やりがい」、モチベーションは何か

鉄鋼、非鉄金属、ガラス、セメントの素材メーカーは、それぞれが顧客とする産業、や担当する仕事の「やりがい」や、モチベーションは違っています。また担当する取引先よっても様々ですが、共通する点も多いものです。ここでは、これらの素材メーカーに勤めるという事を最大公約数的に抽出し、箇条書きでまとめています。

  • 建設、鉄道、自動車、造船、商社、エネルギーなど、さまざまな産業、企業と関わり、スケールの大きい仕事ができる点産業への影響力が大きい点が「やりがい」となっています
  • 世界の産業やインフラを支えている点、グローバルビジネスに携わっていることが大きなモチベ―ションです
  • 素材メーカーにはスケールの大きな仕事を担当できること、規模、投資額、かかわる人の数や、大きな成果を上げた時に得られる達成観も大きいことが、そのまま「やりがい」になっていると思います
  • 素材の研究開発によって、新たな技術や製品を生み出し、顧客や社会への貢献することは大きな「やりがい」となっています
  • 海外で働けるチャンスがある点が、大きなモチベーションになっています
  • 若い時から大きな仕事を担当し、責任も大きいためプレッシャーやハードな業務になりますが、その分やり切った時に達成感を感じます
  • 自分が提案した改善案が実現し、具体的な効果を実感できる点、また小さな改善でも生産量のスケールが大きいため、収益にも貢献できることが実感できる点は「やりがい」に繋がっています
  • 設備投資に関わると、社内の多くの部門、人との調整によって企画、予算取得、設計、工事、工程化などプロセスに関わることになり、社内を動かしていく仕事の仕方が身に付き、大きな成長を感じる事ができます
  • 社内の教育、研修制度が充実しており、福利厚生も充実している点は働きやすさに繋がっています
  • 自分の担当している設備を正常に稼働させることが、自分がいてこの設備が動いているんだという「やりがい」や喜びに通じ、仕事に対する責任感や自負に繋がっています
  • 品質の高い製品を作り、品質を保証しているという自負を持てるほど技術力がしっかりしている点、また、高い品質の製品が国内や海外で使用され、産業や社会を支えていることは誇りに感じます
  • 顧客のオーダーをきっちり満たすことができると、感謝や信頼を獲得できます。お礼の言葉をもらえる時は率直に喜びを感じることができます
  • 素材という製品の性格上、営業のサイクルや要望にこたえていくプロセスではリーズナブルな時間が取れることが多いため落ち着いて仕事に取り組めます。もちろん扱っている製品や事業部で差がありますが、トラブルがない限り比較的安定した環境で仕事ができます

上記の例は一部ではありますが、鉄鋼、非鉄金属、ガラスやセメントの素材メーカーに勤めるモチベーションや醍醐味の代表的なコメントでもあります。自分にあてはまるかもしれないと思える方は、資質という側面で、これらの素材メーカーに向く人、向かない人はどんな人なのか、「適性」についてもチェックしてみましょう。

鉄鋼、非鉄金属、ガラスやセメントの素材メーカーに向く人、向かない人はどんな人か

 

ここでは資質や性格という観点を中心に、鉄鋼、非鉄金属、ガラスやセメントの素材メーカーに向いている人、向いていない人の適性について解説します。

鉄鋼、非鉄金属、ガラスやセメントの素材メーカーに向いている人

モノづくりに対して興味がある:

メーカーを志望する人の共通の適性ですが、特に鉄鋼や非鉄金属、ガラスメーカーの場合は他の産業のメーカーが製品をつくるための原料・素材を供給することになります。素材メーカーとしてのモノづくりに対する興味は基本的な適性の一つです。

物事に粘り強く取り組める人:

研究開発職は専門分野に対する能力はシビアに評価されます。加えて、結果が出るまで粘り強く物事に取り組めることも、これらの素材メーカーへの適性の一つです。テーマによっては長い期間、地道な努力を積み重ねていくことも多いため、粘り強さ、継続力、忍耐力のある人、どんな時、どのような仕事でも前向きに取り組める性格の人には向いている職場です。

 

また営業や事務部門は、派手さはなくても仕事に誠実に取り組み、信頼関係を構築できる人は向いています。

チームワークで仕事ができる人:

研究開発職、エンジニア、製造工場をはじめ、素材メーカーのモノづくりのプロセスでは多くの人や部門が関わります。チームワークで仕事をすすめられないと務まらない職場です。営業も含め、社内でのチームワークは非常に重視される業界です。

論理的に物事を考え、データ分析が得意な人:

素材の製造は概して大規模なプロセスで構築されているため、物事を論理的に考えることが得意で、データの分析ができることは非常に重要な資質と言えます。データやロジックに裏打ちされていること、数字がついていることが求められる業界でもあります。

困難なことにも粘り強く、自らチャレンジできる人:

若い時から大きな仕事の責任やプレッシャー、業務量にも前向きに捉え、チャレンジできる人、また粘り強く努力し、困難な問題の解決にも取り組んでいける人には向いている業界です。

 

また、与えられた仕事をこなすだけではなく、情熱をもって自ら立ち向かっていけるチェアレンジ精神や主体性も重要になっています。

責任感や規範意識が高い人:

素材メーカーは大規模な製造設備を持つため、一歩間違えば大事故やそれによる製品供給トラブルが生じ、顧客企業のビジネスに大きな支障をきたしてしまい、企業の信頼性を大きく傷つけてしまう事態にもなりかねません。

 

また地域の環境に対しても責任が重く、職務に対する責任感や法令順守、コンプライアンスへの高い意識が求められます。

上下関係もわきまえて関係構築ができる人:

旧財閥系企業も多く、古い体質も残っている業界なので、企業にもよりますが上下関係も厳しい傾向です。年配者や先輩、同僚、同期、部下との関係がうまく築ける人、信頼感が醸成できるコミュニケーションができる人には適性があります。

多種多様な仕事に前向きに取り組める人:

総合職採用の場合、数年ごとにジョブローテーションを行いながら様々な仕事を経験して、人間性と幅広いスキルを持ったマネージメントになっていくのがキャリアパスとなるため、どんな仕事にも前向きに取り組める人、面白みを発見できる人は適性があります。

誠実さとコミュニケーション能力:

顧客のニーズやウォンツをしっかり把握できる傾聴力、それを的確に社内、関連部門にフィードバックできるコミュニケーション能力は非常に重要な資質です。

 

表面的なコミュニケーションではなく、顧客目線で情報伝達ができ、顧客との信頼関係、且つ技術者との信頼関係を構築できるような専門知識レベルと代案やアイデアを出して合意形成ができる事が必要になるため、誠実な対応ができ、更にコミュニケーション能力が高い人は向いている業界です。

語学力があり、海外志向の高い人:

鉄鋼、非鉄金属、ガラス素材メーカーは輸出・海外事業を持っており、その重要性は益々高まっています。国内市場で大きな需要増が見込めない中、成長のためには外に活路をもとめるしかありません。英語をはじめ中国語、ドイツ語やフランス語、または新興国などの語学が得意な学生は有利です。セメント業界も上位企業は輸出や海外事業を行っているので、同じようにチャンスがあります。

 

海外市場への興味や、海外で活躍したいという強い意思がある人は鉄鋼、非鉄金属、ガラス業界は特に一つの選択肢になるでしょう。語学だけではなく、異文化や多様性の中で海外の人々と協業していける人には適した業界です。

金属・ガラス・セメント素材メーカーに向いていない人

 

向いていない人は向いている人の逆の資質です。重複になるので箇条書きのみでまとめておきます。

  • モノづくりに対して、とりたてて興味ない人
  • 物事に粘り強く取り組むのが苦手な人。諦めやすい人、飽きっぽい人。地道なことが苦手な人
  • チームワークで仕事をするのが得意ではなく、個人志向の強い人
  • 論理的に物事を考えることが苦手で、感覚や感性を重視する人
  • データ分析が苦手、嫌いな人
  • 困難なことはできれば避けたいと思う人、困難なことに自らチャレンジする姿勢に欠ける人
  • 上下関係が苦手、立場をわきまえて関係構築をするのが苦手な人
  • 多種多様な仕事に取り組む柔軟性に乏しく、知らないことに対する好奇心、学習意欲が薄い人
  • 誠実さに欠ける人、自分勝手で信頼を築くためのコミュニケーション能力や
  • 責任感や規範意識が薄い人
  • 語学に興味や関心がない人。海外ビジネスに興味や関心がなく、できれば避けたいと思っている人(特に鉄鋼・非鉄金属・ガラスメーカー)
  • 海外の異文化や多様性を受け入れるのが苦手で、協働できないひと(特に鉄鋼・非鉄金属・ガラスメーカー)

以上、金属・ガラス・セメント素材メーカーの職種や仕事内容と、そこで働く人のモチベーションや「やりがい」、そしてこれらの素材メーカーに向く人、向かない人の資質をまとめてみました。

もちろん個々人は全て違いますし、あくまで公約数的なものでしかありません。向いていないと思える人も、入社後の努力と研鑽により、立派に仕事をされている方は沢山いると思います。

どうしても鉄鋼や非鉄金属メーカー、ガラスメーカーやセメントメーカーに就きたいと考えている方は、選考までに意識改革もできるでしょう。

鉄鋼や非鉄金属、ガラス業界は世界でも日本メーカーが強い重要な産業であり、ビジネスのチャンスは世界に広がっています。特に理工系学生にとってはチャレンジしがいのある業界であることは間違いないので、ぜひ積極的に研究を深めていってください。

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